- 英
- Barthel index, BI
- 同
- バーセルインデックス、バーテル指数、バーテルインデックス、バーセル尺度、Barthel scale、BS
- 関
- 日常生活動作 ADL
- 日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価(ADL評価)を数値化(100点満点)したものである。
- 10項目を2-4段階で評価する。自宅自立の目安は60点以上である。
- 食事、ベットへの移動、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、着替え、排便、排尿について評価
- 歩行とベットへの移動に重点が置かれている。
- 認知機能の評価は評価項目に含まれない。
食事
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10
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自立、自助具などの装着可、標準的時間内に食べ終える
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5
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部分介助(たとえば、おかずを切って細かくしてもらう)
|
0
|
全介助
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車椅子からベッドへの移動
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15
|
自立、ブレーキ、フットレストの操作も含む
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10
|
軽度の部分介助または監視を要する
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5
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座ることは可能であるがほぼ全介助
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0
|
全介助または不可能
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整容
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5
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自立(洗面、整髪、歯磨き、ひげ剃り)
|
0
|
部分介助または不可能
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トイレ動作
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10
|
自立(衣服の操作、後始末を含む、ポータブル便器などを使用している場合はその洗浄も含む)
|
5
|
部分介助、体を支える、衣服、後始末に介助を要する
|
0
|
全介助または不可能
|
入浴
|
5
|
自立
|
0
|
部分介助または不可能
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歩行
|
15
|
45 m 以上の歩行、補装具(車椅子、歩行器は除く)の使用の有無は問わず
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10
|
45 m 以上の介助歩行、歩行器の使用を含む
|
5
|
歩行不能の場合、車椅子にて45 m 以上の操作可能
|
0
|
上記以外
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階段昇降
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10
|
自立、手すりなどの使用の有無は問わない
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5
|
介助または監視を要する
|
0
|
不能
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着替え
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10
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自立、靴、ファスナー、装具の着脱を含む
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5
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部分介助、標準的な時間内、半分以上は自分で行える
|
0
|
上記以外
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排便コントロール
|
10
|
失禁なし、浣腸、坐薬の取り扱いも可能
|
5
|
ときに失禁あり、浣腸、坐薬の取り扱いに介助を要する者も含む
|
0
|
上記以外
|
排尿コントロール
|
10
|
失禁なし、収尿器の取り扱いも可能
|
5
|
ときに失禁あり、収尿器の取り扱いに介助を要する者も含む
|
0
|
上記以外
|
- 100点 全自立
- 60点 部分自立
- 40点 大部分介助
- 0点 全介助
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%AB%E6%8C%87%E6%95%B0
- http://www.nmckk.jp/pdf.php?mode=puball&category=JJCD&vol=24&no=10&d1=9&d..
- http://www.crsu.org/chears/pdf/65situmonnsi.pdf
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/26 11:57:30」(JST)
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バーセル指数(バーセルしすう、英:Barthel Index、略:BI)は、日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価を数値化したものである。バーセルインデックス、バーテル指数、バーテルインデックス、バーセル尺度(バーセルしゃくど、英:Barthel scale、略:BS)とも呼ばれる。自立/部分介助に分けられる。研究者によって数値が異なる。
評価項目[編集]
100点満点でスコアリングするが、5点きざみなので実質的には20点満点。 食事、車椅子からベッドへの移動、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便、排尿の10項目を2~4段階で評価
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 急性期リハビリテーションの立場から見た脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者の短期ADL帰結の予測
- 八幡 徹太郎,高橋 友哉,染矢 富士子,立野 勝彦
- リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 43(12), 820-827, 2006-12-18
- 本研究は脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血(SAH)の急性期加療中における短期ADL帰結予測を目的とし,SAH発症2〜4週における意識レベル,頭部CT所見,運動障害の程度,尿便意に対し予測因子の有効性を分析した.対象は,SAHの診断で脳神経外科的初期治療をうけ,脳血管攣縮等の時期を乗り切った後に経過が安定していた150例である.予測事項は次のI群ないしII群とした.I群;発症3カ月時のバーセル指数≧8 …
- NAID 110005716794
Related Links
- バーセル指数(バーセルしすう、英:Barthel Index、略:BI)は、日常生活動作における 障害者や高齢者の機能的評価を数値化したものである。バーセルインデックス、 バーテル指数、バーテルインデックス、バーセル尺度(バーセルしゃくど、英:Barthel scale、 ...
- ③ 評価法としてはバーセル指数が用いられる. *100点満点で自立状況を表し、自立・ 監視・一部介助・全介助分類. *60点以上は自立度が高い、40点以下は重度障害、 20点以下では全介助となる. <評価項目> 1)食事動作. 2)整容動作. 3)更衣動作 ...
★リンクテーブル★
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- 英
- activity of daily living, activities of daily living, ADL
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[★]
- 英
- number、count、numeral
- 関
- ナンバー、数値、数える、カウント、番号をつける、数字、数詞
[★]
- 英
- index、indices
- 関
- インデクス、インデックス、指標