UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. Eosinophil biology and causes of eosinophilia
- 2. 原因不明の好酸球増加症患者に対するアプローチ approach to the patient with unexplained eosinophilia
- 3. 好酸球増加症候群の臨床症状、病態生理、および診断 clinical manifestations pathophysiology and diagnosis of the hypereosinophilic syndromes
- 4. 肥満細胞由来のメディエーター mast cell derived mediators
- 5. アナフィラキシーの病態生理 pathophysiology of anaphylaxis
Japanese Journal
- 448 感染炎症と喘息発作誘発の機序第II報 : 細菌, 真菌およびウィルス感染細胞培養上清中の好酸球走化因子と酵素遊離因子
- 須甲 松伸,斉藤 博士,佐藤 博史,油井 泰雄,信太 隆夫
- アレルギー 33(9), 814, 1984-09-30
- NAID 110002414102
- 79.好酸球走化因子の研究(花粉症)
- 奥田 稔,関根 啓一,金 善坤,斉藤 洋三
- アレルギー 20(4), 305, 1971-04-30
- NAID 110002433698
Related Links
- 好酸球 eosinophil 【EOSINO】 好酸球にも弱いながら貪食殺菌作用がある。 とくに寄生虫幼虫の殺菌、抗原抗体複合物の処理にあずかる。 好酸球はアレルギー反応に際して肥満細胞から放出される好酸球走化因子により ...
- 好塩基球 好塩基球にも運動能・貪食能があるが弱い。 細胞表面にIgEレセプターがあり、アレルゲンが付着すると脱顆粒し、ヒスタミン、好酸球走化因子などを放出、ロイコトリエンを産生、アナフィラキシー反応を起こす。
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「肥満細胞」「好酸球遊走因子」「アナフィラキシー好酸球化学走化性因子」 |
| 関連記事 | 「好酸球」「走化因子」「好酸」「子」「因子」 |
「肥満細胞」
形状
- 20-30μm (HIS.101)
- 細胞質に0.3-0.8μmの顆粒を含む
特徴
- 顆粒は様々な生理活性物質を含む
- ヘパリン(or コンドロイチン硫酸)、
- ヒスタミン、
- 中性プロテアーゼ(トリプターゼ、キマーゼ、カルボキシペプチダーゼ)
- アリルスルファターゼ
- その他
由来
- 骨髄の前駆細胞
染色像
臨床関連
- 炎症(I型アレルギー)の引き金を引く細胞。喘息患者の気道平滑筋層に存在(健常人では存在しない(HIM. 1598)
「好酸球遊走因子」
<toggledisplay>
好酸球遊走因子 : 約 16,500 件 好酸球走化因子 : 約 7,470 件
</toggledisplay
「アナフィラキシー好酸球化学走化性因子」
- 英
- eosinophil chemotactic factor of anaphylaxis, ECF-A
- 関
- アナフィラキシー、好酸球化学走化性因子、好酸球走化因子
「好酸球」
- 英
- eosinophil (Z), eosinophile
- 関
- 顆粒球、白血球、好塩基球
- 白血球
- 顆粒球
組織学
- 塩基性の成分が含まれている？
- 二分葉の核 (HIS.197)
- 直径は10-14μm (HIS.197)
- 末梢血
顆粒
- 特殊顆粒とアズール顆粒をもつ (HIS.197)
- アズール顆粒：水解酵素を含む
- 寄生虫の破壊、抗原抗体複合体の加水分解
- 特殊顆粒：主要塩基性タンパク質、好酸性陽イオンタンパク、好酸球由来神経毒素
機能 (HIS.198)
- ケモカインによる遊走
- ヒスタミン、ロイコトリエン、好酸球走化因子と結合して、これに向かって遊走する。
- 顆粒の分泌
- 抗原抗体複合体の取り込み、およびファゴサイト内での分解
基準値
- 好酸球比率(白血球比)：2-4%
好酸球数の変化
- 増加
- 寄生虫感染症、アレルギー疾患（特に、I型アレルギー）
- 喘息、ある種の腫瘍
- 減少：
サイトカイン
- IL-5の受容→好酸球の前駆細胞増殖、前駆細胞から好酸球への分化促進 (HIS.197)