- 英
- propantheline、
- ラ
- propanthelinum
- 化
- 臭化プロパンテリン propantheline bromide
- 商
- メサフィリン配合、プロ・バンサイン Pro-Banthine、
- 関
- プロパンセリン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 大林 正博,大中 俊宏,後藤 直子,早坂 信哉,井出 雅弘
- 心身医学 43(3), 204, 2003-03-01
- … 平均年齢は22.5歳で,重度5例,軽度4例,中程度11例であった.腋窩多汗症を合併していたものは9例であった.性格傾向としては金例が対人緊張の傾向があった.治療法としては薬物療法に精神療法を併用した.薬物療法としては,ベータブロッカーやトフィソパム,臭化プロパンテリンおよび抗不安薬などを主体とした.薬物療法の効果は必ずしも良好とはいえないものが多かった.予後としては改善7例,やや改善4例,不変8例であった. …
- NAID 110001114434
- ラット血漿中カルベジロール濃度に及ぼすメトクロプラミドと臭化プロパンテリンの影響
- 外間 惟夫,芳原 準男,亀谷 浩昌,大城 進,坂梨 又郎
- 病院薬学 25(2), 155-161, 1999-04-10
- We investigated the effects of metoclopramide and propantheline bromide on the bioavailability of carvedilol in rats. To determine the concentration-time profile of plasma carvedilol, the blood sample …
- NAID 110001166870
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- プロ・バンサインとは?プロパンテリンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プロ・バンサイン錠15mg
組成
1錠中:
有効成分
添加物
- アラビアゴム末、カルナウバロウ、軽質流動パラフィン、三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、タルク、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、白糖、パラフィン、ヒマシ油、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
禁忌
- 緑内障の患者[眼圧の上昇を起こし症状を悪化させるおそれがある。]
- 前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な心疾患のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある。]
- 麻痺性イレウスのある患者[閉塞状態を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
- 下記疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛
- 胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症、幽門痙攣、胃炎、腸炎、過敏大腸症(イリタブルコロン)、膵炎、胆道ジスキネジー
夜尿症または遺尿症
多汗症
- 通常、成人には1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3?4回経口投与する。
なお、年令、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 前立腺肥大の患者[排尿障害を起こすおそれがある。]
- 甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、不整脈のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある。]
- 潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。]
- 高温環境にある患者[発汗抑制が起こり、体温上昇のおそれがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
薬効薬理
抗コリン作用1,2)
- プロパンテリン臭化物はモルモット摘出回腸のアセチルコリンによる収縮運動を抑制し、その強さはアトロピンの1.95?2倍である。
自律神経節遮断作用1)
- プロパンテリン臭化物は上頸交感神経節の節前線維電気刺激によるネコ瞬膜の収縮運動を抑制し、その強さはヘキサメトニウムの0.63倍である。
消化管運動抑制作用3)
- 健康人(性別不明)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、造影剤の胃排出時間及び小腸内通過時間の延長が認められている。
胃液分泌抑制作用4)
- 十二指腸潰瘍患者(男子)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、胃液分泌量の減少が認められている。
ペプシン分泌抑制作用5)
- 消化性潰瘍患者(性別不明)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、ペプシンの濃度低下及び分泌量減少が、基礎分泌時及びインスリン刺激時のいずれの場合にも認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロパンテリン臭化物(Propantheline Bromide)
化学名
- N-Methyl-N,N-bis(1-methylethyl)-2-[(9H-xanthen-9-ylcarbonyl)oxy]ethyl-aminium bromide
分子式
分子量
性状
- 白色?帯黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は極めて苦い。水、エタノール(95)、酢酸(100)又はクロロホルムに極めて溶けやすく、無水酢酸にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
1.0gを水50mLに溶かした液のpHは5.0?6.0である。
融点:約161℃(分解、ただし乾燥後)。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hyperphidrosis, hyperhidrosis, hyperidrosis, polyhidrosis, polyidrosis, hidrosis
- 同
- 発汗過多症
- 関
- 発汗過多、多汗症、(国試)多汗。特発性掌蹠多汗症
概念
- 通常では必要と考えられない環境・条件のもとでエクリン発汗が亢進し汗がでること。
- 多汗症の汗は、コリン作動性交感神経節後遠心遷移の支配を受けているエクリン腺から分泌される。
有病率
分類
部位
除外診断
治療
外用薬
内服薬
交感神経節ブロック
手術療法
- 胸腔鏡下胸部交感神経切除術:手掌多汗症に対して。代償性発汗として体幹から下肢にかけて発汗が多く減少する問題が生じることがある。
ボツリヌス毒素
- 腋窩多汗に対して有効であり、数ヶ月の効果が期待できる。
[★]
銅クロロフィリンナトリウム(銅クロロフィリン)、プロパンテリン臭化物(プロパンテリン)、ケイ酸マグネシウム(ケイ酸)
- 関
- 消化性潰瘍用剤
[★]
プロパンテリン、ケイ酸マグネシウム、銅クロロフィリン
[★]
プロパンテリン。臭化プロパンテリン
[★]
- 英
- propantheline
- 関
- プロパンテリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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- 英
- pro