- 英
- 関
- アルドステロン症
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Japanese Journal
- 透析患者において高レニン血症と, 著明な高アルドステロン血症を呈したアルドステロン産生副腎腺腫による原発性アルドステロン症の1例
- 鈴木 創,中村 陶子,長谷川 亮,形山 憲誠,住友 秀孝,小林 重雄,布村 眞季,小泉 博史
- 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 41(5), 329-334, 2008-05-28
- … ニン・高アルドステロン血症を指摘され入院.血漿アルドステロン濃度は40,080pg/mLと著明高値を認めた.右副腎腫瘍を認め各種内分泌的検査結果より,腎細動脈硬化によるレニン上昇とアルドステロン産生副腎腺腫による原発性アルドステロン症の合併と診断した.右副腎摘除術施行.術後,血漿アルドステロン濃度は低下した.慢性腎不全患者においては,時に著明な高アルドステロン血症を呈す …
- NAID 10021274490
- 高アルドステロン血症と耐糖能異常を合併した若年者肝細胞癌の1例
- 山口 淳平,佐野 力,島田 和明,阪本 良弘,奈良 聡,小菅 智男
- 日本消化器外科学会雑誌 40(5), 611-616, 2007-05-01
- … し,アルドステロン値は正常化した.病理組織学的検査では中分化型肝細胞癌と診断したが,免疫染色の結果ではホルモン産生を示唆する特異的な所見はなかった.糖尿病および高アルドステロン血症の原因は判然としないが,腫瘍による右腎動脈の圧排伸展から発症した2次性高アルドステロン血症の可能性があり,腫瘍切除により明らかな改善を示した興味ある症例であるので若干の考察を加え報告する. …
- NAID 110006249623
- 可逆性の脳萎縮を認めた重症アトピー性皮膚炎の乳児例
- 井上 奈巳,関口 隆憲,松下 正民,須賀 健一,高橋 朋子,秋田 裕司,幸山 洋子,大原 克明
- 日本小児科学会雑誌 111(1), 45-50, 2007-01-01
- NAID 10018551424
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- 原発性アルドステロン症(げんぱつせいアルドステロンしょう、英: primary aldosteronism, PA)は、副腎皮質の病変により血中のアルドステロン濃度が上昇 ... 低 カリウム血症による症状として、脱力感、四肢麻痺、テタニー、知覚障害、多尿、多飲 などを生ずる。
- 原発性アルドステロン症(primary aldosteronism:PA)は、副腎皮質病変(副腎皮質 腫瘍または過形成病変)により、アルドステロンの自律的過剰分泌が生じた病態である。 高血圧症例にて低レニン性高アルドステロン血症をスクリーニングする。確認試験の後 ...
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★リンクテーブル★
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- Bartter症候群とGitelman症候群とに共通にみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100B057]←[国試_100]→[100B059]
[★]
- 英
- loop diuretic, loop diuretics
- 関
- 利尿薬
- sodium-potassium-chloride symporter inhibitor
概念
種類 (SP.790)
作用機序
血清電解質の変化
|
Na
|
K
|
Cl
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H
|
Ca
|
Mg
|
血清
|
↓
|
↓
|
|
↓
|
↓
|
↓
|
副作用
- GOO.752
- 過剰の投与によりナトリウムを喪失 → 低ナトリウム血症、細胞外液量減少 → 低血圧、GFR低下、循環虚脱、血栓塞栓の発生、(肝臓疾患が存在する場合)肝性脳症
- 過剰のナトリウムが遠位尿細管に到達する結果、(特にRAA系が体液喪失のために亢進していると)カリウムと水素イオンの排泄が亢進し、低Cl性アルカローシス(代謝性アシドーシス)を生じる。
- もともと体内にKが欠乏していれば、不整脈が誘発される。特に強心配糖体を摂取していれば顕著となる(ジギタリス中毒)。
- 骨粗鬆症を呈する閉経女性への投与は、骨代謝を悪化させうる。
- その他:耳毒性(難聴、眩暈、耳鳴)、高尿酸血症、高血糖、LDL上昇、TG上昇、HDL低下、皮疹、光過敏性、錯感覚、骨髄抑制、胃腸症状
禁忌
所属するループ利尿薬
等価量
- フロセミド 40mg
- アゾセミド 60mg
- トラセミド 8mg
臨床関連
[★]
- 英
- aldosterone
- 関
- 尿細管
基準値
- 血漿濃度は35-240 pg/ml, EDTA加血漿 安静臥位 30-160 pg/ml
- 30-160 pg/ml (LAB.715)
- 35.7-240 pg/ml (随時), 29.9-159pg/ml (臥位), 38.9-307pg/ml (立位) (SRL)
分類
性状
産生組織
標的組織
生理作用
- 1. 腎の接合尿細管と集合管、唾液腺、乳腺、汗腺等に働いてNa+の再吸収を促進し、K+の排出(分泌)を促進する (SP.791,792 によれば、腎接合尿細管を含む)
- 2. 腎集合管でH+の排出(分泌)を促進する。
- Na+/K+-ATPase活性↑@遠位尿細管・皮質集合管 → 管腔側K↑ → K再吸収/H+分泌 (QB CBT vol2 p.360) ← 成書での裏付けがないが、確かにアルドステロン↑によりK+分泌が↑となれば、管腔側にK+があふれるのでα間在細胞上の管腔側にあるK+/H+交換輸送体担体によりH+管腔側にくみ出されるな。
作用機序
- アルドステロンは何らかの経路を経て、ある遺伝子(アルドステロン誘導タンパク質 AIP)の転写・発現を促進する。これにより、以下の作用を及ぼす (2007年度後期生理学授業プリント)
- (1)Na+-K+ATPaseの発現
- (2)基底膜面積の増加
- (3)Na+チャネルの活性化
- (4)K+チャネルの活性化
- Na+-K+ ATPase活性を上昇させる(SP.792)
- ミトコンドリアのエネルギー産生系が活性化される(SP.792)
分泌調節
- 1. 体液↓、血圧↓→レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系でアンジオテンシンIIが生成→P450scc↑、P450aldo↑
-
- →レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
- 2. 血漿K+↑→アルドステロン分泌↑ ← direct action on the adrenal cortical cells.
- 3. ドパミン、ソマトスタチン→アルドステロン分泌↓ (出典不明)
- 4. ACTH
- アルドステロン分泌作用は弱い。only a short-term effect(NEL.2351).
分子機構
生合成
臨床関連
[★]
- 英
- sis, pathy