原発性副甲状腺機能亢進症
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Japanese Journal
- 血中 1α,25-dihydroxyvitaminD 値測定が有用であった原発性上皮小体機能亢進症の犬の1例
- 新家 俊樹,西岡 佑介,山田 裕貴,金井 孝夫,小川 高
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 64(12), 962-964, 2011-12-20
- NAID 10030288595
- 小動物の画像診断(70)犬の原発性上皮小体機能亢進症
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- 英
- primary hyperparathyroidism, PHPT
- 同
- 原発性上皮小体機能亢進症
- 関
- 上皮小体、副甲状腺機能亢進症。副甲状腺
概念
- 副甲状腺に腺腫、過形成あるいは癌などが生じて副甲状腺ホルモン(PTH)の産生亢進を来し、PTH高値、高カルシウム血症、低リン血症を来し、消化器症状や骨病変を呈する疾患である。
- 下部副甲状腺に発生する例が最も多く、縦隔内発生例もある。
疫学
- 2500-5000人に1人、1:2で女性に多い、好発年齢は50歳代
病因
- 副甲状腺における腺腫(80-90%)、過形成(10%前後)、癌(1%)の産生が関連している。
- 過形成は多発性内分泌腫瘍(MEN)の部分症の可能性がある。
- MEN1型の約90%に本症がみられ、これが初発である場合が多い.
- MEN2型での合併は少ない。
病型
症状
- 全身:倦怠感、胃疲労感
- 精神:錯乱、昏迷、うつ気分、精神症状、社会との関わりの低下、認知機能障害
- 消化器系:食欲不振、悪心、悪心、嘔吐、便秘、消化性潰瘍、膵炎
- 腎泌尿器:口渇、多飲、多尿、夜間尿
- 筋肉:易疲労感、脱力、近位筋筋力低下、偽痛風、
- 尿路結石:(反復性、両側性)尿路結石
- 骨 :嚢胞性線維性骨炎 手指骨の骨膜下吸収像、長管骨の骨嚢腫、頭蓋骨のスリガラス様骨萎縮像(頭蓋骨の顆粒状脱灰 salt and pepper appearance)
検査
治療
- 単一の腺腫:腫大腺を摘出
- 過形成:4腺を全摘し1/2腺を自家移植。MEN2型で褐色細胞腫を伴う場合は必ずその摘除術を優先する。
- 癌腫:拡大頚部手術による周囲組織を含めた広範囲の摘除
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- 英
- epithelium, (pl.)epithelia
- 関
- 上皮組織、消化器系#上皮の移行、呼吸器の上皮の移行
上皮の分類
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- 関
- 関数、官能基、機能性、機能的、作動、手術、操作、官能性、機能上、運用、操縦
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- 英
- hyperactivity、hyperfunction、hyperactive、hyperfunctioning, hyperenergia
- 関
- 運動亢進、活動亢進、機能亢進症、超関数、機能亢進性
[★]
- 英
- primary
- 関
- 一次、一次的、一級、原発性、主要、初生、第一次、第一級、プライマリ、プライマリー
[★]
- 英
- primary
- 関
- 二次性、続発性
- 他の病気の結果として起こる病気ではなく、その病気自体が原因となる疾患を示す