勃起

erection
陰茎勃起射精



機構

see also HIS.430

分子メカニズム

神経支配

S2-S4 → 骨盤内臓神経 → 下下腹神経叢 → 陰茎海綿体神経

臨床関連

WordNet

  1. an erect penis (同)hard-on
  2. a structure that has been erected

PrepTutorEJDIC

  1. 〈U〉直立,起立 / 〈U〉建設,建立(こんりゅう) / 〈C〉建造物,建物

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/07/09 21:20:45」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

Japanese Journal

  • 持続勃起症を呈した前立腺Neuroendocrine carcinomaの1例
  • 藤井 秀岳,森田 壮平,木村 泰典,稲葉 光彦,中ノ内 恒如,納谷 佳男
  • 泌尿器科紀要 57(6), 337-339, 2011-06
  • An 84-year-old man presented with priapism in May, 2009. At 79 years old, he was diagnosed with stage C prostate cancer and then, was treated with hormonal therapy. The serum level of prostate-specifi …
  • NAID 120003221317
  • PP-935 勃起硬度と性生活の満足度の解析 : アジア・太平洋領域を対象とした調査の解析(発表・討論,一般演題ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • PP-831 前立腺全摘施行患者に対する勃起神経温存時の切除断端陽性リスクの提示と、患者主体の勃起神経温存の選択についての検討(発表・討論,一般演題ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • 福島 啓司,沼尾 昇,増田 均,岡田 洋平,飯村 康正,古賀 文隆,齋藤 一隆,藤井 靖久,木原 和徳
  • 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 543, 2011-03-20
  • NAID 110008613204

Related Pictures

ち・・違うのが起立してるッ!!! 细节逗笑法庭 检官:你勃起了吗ワロタ www 隠して ん の が もう \454943.jpg勃起障害班上最會勃起ㄉ人!!关于男人的勃起



★リンクテーブル★
リンク元前立腺肥大症」「坐骨海綿体筋」「勃起障害」「骨盤内臓神経」「陰茎深動脈
拡張検索神経性勃起障害」「器質性勃起障害」「血管性勃起障害」「国際勃起障害機能スコア

前立腺肥大症」

  [★]

benign prostatic hyperplasia BPH, benign prostatic hypertrophy, prostatic hyperplasia
前立腺肥大
前立腺

定義

  • 加齢に従い、前立腺の内腺が腫大し、尿路を圧迫して排尿障害を呈する疾患。

疫学

  • 前立腺の肥大(内腺)は30-40歳代から始まり、50歳代には顕著となり、70歳代以降ではほぼ全例に認められるが、臨床症状を呈するのはこの一部である(10-20%)。

病因

前立腺肥大症 前立腺の内腺
前立腺癌 前立腺の外腺

病態

  • 肥大した前立腺により尿路を刺激し、さらには閉塞して、ついには完全尿閉に至る。

重症分類

  • 前立腺体積が20ml以下では軽症、前立腺体積が20-50ml以下では中等症、前立腺体積が50ml以上では重症

症状

YN.E-86 SURO.258
病期は3つに分けられる:(1)第1病期 刺激期、(2)第2病期 残尿発生期、(3)第3病期 慢性尿閉期
病期 病態 症状
第1病期 刺激期 腫大した前立腺による後部尿道(膀胱頚部、前立腺尿道)の刺激 軽度の排尿困難、夜間頻尿、排尿時不快感
第2病期 残尿発生期 残尿(50-150ml)の発生 排尿困難(いきみながらの排尿)。残尿。急性尿閉(飲酒、抗コリン薬、長時間の乗り物の乗車)
第3病期 慢性尿閉期 さらなる残尿(300ml以上)、膀胱の過伸展(排尿筋だけでは排尿できない) 奇異性尿失禁、腎機能低下による尿毒症症状

検査

  • 腹部超音波検査

[show details]

診断

参考1
  • 病歴、理学的検査、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定、尿流測定、残尿測定、排尿時における排尿筋圧、尿流率同時測定法、内視鏡検査、画像診断(超音波検査法、静脈性腎盂造影法、排尿時膀胱尿道造影法、逆行性尿道造影法など)などにより行う。
診断のステップ
  • 1. 病歴、理学的検査(直腸診)、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定 → 排尿障害の症状が前立腺肥大症によるものと考えられるか判断
  • 2. 国際前立腺症状スコアの評価:(≦7点)経過観察。(≧8点)尿流測定、残尿測定、PFSを施行 → 尿道閉塞の程度を把握し治療
  • 3. (治療する場合)QOLスコアを考慮して治療方法を選択。
  • 4. (追加検査)内視鏡検査、画像診断法:ルーチン検査法ではない。外科的治療の準備や合併疾患の疑診例に対して実施する。

治療

SURO.258 参考1 参考3
  • 治療のmodality
  • 薬物療法
  • α1ブロッカー:プラゾシン(副:起立性低血圧)、タムスロシン(副:血圧を下げないが、射精障害がある)  ←  肥大した前立腺の圧迫の他に膀胱頚部、尿道、前立腺の平滑筋(α1受容体)の過剰収縮によっても排尿困難が起きているため、尿道内圧を下げ症状緩和しうる。
  • 抗アンドロゲン薬:クロルマジノンアリルエストレノール。前立腺の縮小作用。(副:性器脳障害、肝機能障害)
  • 5α還元酵素阻害薬:前立腺の縮小作用。
  • その他:漢方製剤(猪苓湯八味地黄丸)、花粉製剤、アミノ酸製剤  ←  自覚症状の改善にとどまる
  • 加熱療法:ハイパーサーミア(前立腺内加熱温度45℃以下)と高温度療法(前立腺内加熱温度45℃以上)がある。熱源はマイクロ波、RF波、レーザー波などがある。レーザー療法、温熱療法の長期成績は未確立。
  • 手術療法
出典不明
  • 第1期:薬物療法:α遮断薬、抗アンドロゲン薬、漢方薬
  • 第2期:手術療法:経尿道的前立腺切除術、前立腺被膜下摘出術

参考

  • 1. 2001年 前立腺肥大症 ガイドライン
  • 2. 日本Endourology・ESWL学会によるBPHガイドライン
http://jsee.umin.ac.jp/images/guideline.pdf
  • 3. [信頼度不明]前立腺肥大症の漢方治療【百花園漢方薬局】
http://www.est.hi-ho.ne.jp/abes/hyakkaen21/tokusiyu26.htm

国試

坐骨海綿体筋」

  [★]

ischiocavernous muscle (M,N), ischiocavernosus muscle, ischiocavernous (K,KL)
musculus ischiocavernosus
浅会陰隙球海綿体筋
  • 図:KH.238,257

解剖

機能 (K.41)

勃起障害」

  [★]

erectile dysfunction, ED , erectile disorder
male erectile disorder
勃起


概念

  • 勃起が不十分だったり、持続時間が短すぎるために、性行為を首尾良く行えない。70-90%が心理的要因による(PSY.234)

分類

  • 機能的勃起障害
  • 心因性勃起障害
  • 精神病性勃起障害
  • 器質性勃起障害
  • 血管性勃起障害
  • 神経性勃起障害
  • 内分泌性勃起障害
  • 陰茎性勃起障害

参考

  • 1. ED診療ガイドライン - 日本性機能学会
http://www.jssm.info/guideline/index.html

骨盤内臓神経」

  [★]

pelvic splanchnic nerves (KH)
nervi splanchnici pelvini
勃起神経 nervi erigentes骨盤神経 pelvic nerve
骨盤神経叢仙骨内臓神経


解剖 (KH.249)

機能 (KH.249)


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

陰茎深動脈」

  [★]

deep artery of penis
陰茎
  • 図:N.385

由来

走行

分布

機能


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

神経性勃起障害」

  [★]

neurogenic erectile dysfunction
勃起障害

器質性勃起障害」

  [★]

organic erectile dysfunction
勃起障害

血管性勃起障害」

  [★]

vasculogenic impotence
勃起障害

国際勃起障害機能スコア」

  [★] 国際勃起機能スコア