- 英
- cavernous nerves of penis (N)
- ラ
- nervi cavernosi penis
- 関
- 骨盤神経
由来
機能
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 骨盤内神経解剖学の新知見 (前立腺癌(第2版)--基礎・臨床研究のアップデート) -- (特論)
- 術後合併症とその対策 性機能温存の工夫 (前立腺癌(第2版)--基礎・臨床研究のアップデート) -- (臨床 前立腺癌の治療)
- 陰茎海綿体神経の新しい解剖概念とEDリハビリテーション
- 海法 康裕,中川 晴夫,山下 慎一,石戸谷 滋人,荒井 陽一
- Japanese journal of endourology and ESWL 22(2), 190-194, 2009-09-01
- NAID 10025535822
Related Links
- 36 図 陰茎海綿体神経の走行(左外側から見た) 臨床解剖研究会記録 No. 1 2001. 2 第 回臨床解剖研究会記録 . . 骨盤内手術における男性性機能温存のための解剖学的考察 松岡直樹 佐藤達夫 国立がんセンター中央病院泌尿器科 ...
- I. 基礎研究 海綿体神経を再生させるには?機能回復遅延のメカニズムと回復 への出口 市立室蘭総合病院泌尿器科 ... 内容 1. 海綿体神経損傷による勃起障害(ED)のメカニズム-切断した海綿体神経は再生するか?-2. 陰茎海綿体自体に ...
- とで生じる。この生理現象は、陰茎の神経血管系、特に海綿体平滑筋の収縮弛緩によっ てコントロールされている。陰茎海綿体平滑筋の調節は、主にアドレナリン作動性神経 による収縮系とNO(nitric oxide)/cGMP系およびプロスタノイド ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- benign prostatic hyperplasia BPH, benign prostatic hypertrophy, prostatic hyperplasia
- 同
- 前立腺肥大
- 関
- 前立腺
定義
- 加齢に従い、前立腺の内腺が腫大し、尿路を圧迫して排尿障害を呈する疾患。
疫学
- 前立腺の肥大(内腺)は30-40歳代から始まり、50歳代には顕著となり、70歳代以降ではほぼ全例に認められるが、臨床症状を呈するのはこの一部である(10-20%)。
病因
病態
- 肥大した前立腺により尿路を刺激し、さらには閉塞して、ついには完全尿閉に至る。
重症分類
- 前立腺体積が20ml以下では軽症、前立腺体積が20-50ml以下では中等症、前立腺体積が50ml以上では重症
症状
- YN.E-86 SURO.258
- 病期は3つに分けられる:(1)第1病期 刺激期、(2)第2病期 残尿発生期、(3)第3病期 慢性尿閉期
病期
|
病態
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症状
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第1病期
|
刺激期
|
腫大した前立腺による後部尿道(膀胱頚部、前立腺尿道)の刺激
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軽度の排尿困難、夜間頻尿、排尿時不快感
|
第2病期
|
残尿発生期
|
残尿(50-150ml)の発生
|
排尿困難(いきみながらの排尿)。残尿。急性尿閉(飲酒、抗コリン薬、長時間の乗り物の乗車)
|
第3病期
|
慢性尿閉期
|
さらなる残尿(300ml以上)、膀胱の過伸展(排尿筋だけでは排尿できない)
|
奇異性尿失禁、腎機能低下による尿毒症症状
|
検査
[show details]
診断
- 参考1
- 病歴、理学的検査、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定、尿流測定、残尿測定、排尿時における排尿筋圧、尿流率同時測定法、内視鏡検査、画像診断(超音波検査法、静脈性腎盂造影法、排尿時膀胱尿道造影法、逆行性尿道造影法など)などにより行う。
- 診断のステップ
- 1. 病歴、理学的検査(直腸診)、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定 → 排尿障害の症状が前立腺肥大症によるものと考えられるか判断
- 2. 国際前立腺症状スコアの評価:(≦7点)経過観察。(≧8点)尿流測定、残尿測定、PFSを施行 → 尿道閉塞の程度を把握し治療
- 3. (治療する場合)QOLスコアを考慮して治療方法を選択。
- 4. (追加検査)内視鏡検査、画像診断法:ルーチン検査法ではない。外科的治療の準備や合併疾患の疑診例に対して実施する。
治療
- SURO.258 参考1 参考3
-
- α1ブロッカー:プラゾシン(副:起立性低血圧)、タムスロシン(副:血圧を下げないが、射精障害がある) ← 肥大した前立腺の圧迫の他に膀胱頚部、尿道、前立腺の平滑筋(α1受容体)の過剰収縮によっても排尿困難が起きているため、尿道内圧を下げ症状緩和しうる。
- 抗アンドロゲン薬:クロルマジノン、アリルエストレノール。前立腺の縮小作用。(副:性器脳障害、肝機能障害)
- 5α還元酵素阻害薬:前立腺の縮小作用。
- その他:漢方製剤(猪苓湯、八味地黄丸)、花粉製剤、アミノ酸製剤 ← 自覚症状の改善にとどまる
- 加熱療法:ハイパーサーミア(前立腺内加熱温度45℃以下)と高温度療法(前立腺内加熱温度45℃以上)がある。熱源はマイクロ波、RF波、レーザー波などがある。レーザー療法、温熱療法の長期成績は未確立。
- 出典不明
- 第1期:薬物療法:α遮断薬、抗アンドロゲン薬、漢方薬
- 第2期:手術療法:経尿道的前立腺切除術、前立腺被膜下摘出術
参考
- 1. 2001年 前立腺肥大症 ガイドライン
- 2. 日本Endourology・ESWL学会によるBPHガイドライン
- http://jsee.umin.ac.jp/images/guideline.pdf
- 3. [信頼度不明]前立腺肥大症の漢方治療【百花園漢方薬局】
- http://www.est.hi-ho.ne.jp/abes/hyakkaen21/tokusiyu26.htm
国試
[★]
- 英
- erection
- 関
- 陰茎勃起、射精
機構
- see also HIS.430
分子メカニズム
神経支配
- S2-S4 → 骨盤内臓神経 → 下下腹神経叢 → 陰茎海綿体神経
臨床関連
[★]
- 英
- plexus prostaticus, prostatic plexus
- 関
- 下下腹神経叢
支配
枝
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- sponge, corpus cavernosum, cavernous body
[★]
- 英
- penis (Z)
- 関
- 外生殖器、生殖器、泌尿器
[★]
- ラ
- corpus cavernosum penis (Z)
- 関
- 陰茎、尿道海綿体、海綿体
[★]
- 英
- sponge
- 関
- 海綿質、海綿状、海綿体、スポンジ