- ラ
- Gentiana
- 関
- ゲンチアナ、ゲンチアナ属、リンドウ属、Gentiana属、竜胆
WordNet
- type genus of the Gentianaceae; cosmopolitan genus of herbs nearly cosmopolitan in cool temperate regions; in some classifications includes genera Gentianopsis and Gentianella (同)genus Gentiana
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/22 22:19:35」(JST)
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リンドウ |
リンドウの花
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
目 |
: |
リンドウ目 Gentianales |
科 |
: |
リンドウ科 Gentianaceae |
属 |
: |
リンドウ属 Gentiana |
種 |
: |
トウリンドウ G. scabra |
変種 |
: |
リンドウ G. s. var. buergeri |
|
学名 |
Gentiana scabra Bunge
var. buergeri (Miq.) Maxim. |
和名 |
リンドウ(竜胆) |
英名 |
Japanese gentian |
リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物である。1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすことが多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともある。
古くはえやみぐさ(疫病草、瘧草)とも呼ばれた。
目次
- 1 特徴
- 2 利用
- 3 フォーム(品種)
- 4 象徴
- 5 外部リンク
特徴[編集]
本州から四国・九州の湿った野山に自生する。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。葉は細長く、対生につく。
かつては水田周辺の草地やため池の堤防などにリンドウやアキノキリンソウなどの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだった。近年、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしまい、リンドウを探すことも難しくなってしまっている。
利用[編集]
園芸植物として、または野草としてよく栽培されるが、園芸店でよく売られているのは別種のエゾリンドウの栽培品種のことが多い。
生薬のリュウタン(竜胆)の原料の1種である。
フォーム(品種)[編集]
本変種は変異が大きく、下記の通りいくつかのフォーム (form) に分類される。
- ホソバリンドウ (G. s. var. b. f. stenophylla (H.Hara) Ohwi)
- 葉が細長いことが特徴。
- シロバナリンドウ (G. s. var. b. f. albiflora Makino)
- 白い花をつけるフォーム。
- キリシマリンドウ (G. s. var. b. f. procumbens Toyok.)
- 草丈がやや低く、比較的葉が細い。園芸品種の交雑親とすることが多い。
- クマガワリンドウ (G. s. var. b. f. saxatilis (Honda) Masam.)
- 葉がやや細く、花の色がやや濃い。
- アケボノリンドウ (G. s. var. b. f. alborosea N.Yonez.)
象徴[編集]
花言葉[編集]
群生せず、一本ずつ咲く姿から花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」といわれている(かまくら花飾人)。
県花[編集]
市町村花[編集]
()内は消滅
- 青森県:(南津軽郡浪岡町)
- 岩手県:八幡平市、岩手郡岩手町、和賀郡西和賀町、(岩手郡安代町、胆沢郡衣川村、九戸郡大野村)
- 秋田県:(仙北郡協和町)
- 宮城県:角田市、(玉造郡鳴子町)
- 山形県:東村山郡山辺町、最上郡最上町、大蔵村
- 福島県:岩瀬郡天栄村、(伊達郡霊山町、岩瀬郡岩瀬村、田村郡滝根町)
- 栃木県:那須郡那須町
- 群馬県:吾妻郡嬬恋村、高山村
- 千葉県:印旛郡栄町
- 神奈川県:鎌倉市、南足柄市
- 富山県:中新川郡上市町
- 山梨県:上野原市、(西八代郡市川大門町、北都留郡上野原町)
- 長野県:茅野市、木曽郡木祖村、(更級郡大岡村)
- 兵庫県:川西市、(朝来郡生野町)
- 岡山県:(苫田郡上齋原村)
- 山口県:(美祢郡秋芳町)
- 徳島県:勝浦郡上勝町
- 愛媛県:(上浮穴郡面河村)
- 熊本県:阿蘇市、阿蘇郡南小国町、(阿蘇郡蘇陽町)
- 宮崎県:(北諸県郡山田町)
外部リンク[編集]
|
ウィキメディア・コモンズには、Gentiana scabraに関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにGentiana scabraに関する情報があります。 |
- リンドウ(竜胆) 江戸時代の植物図鑑(長野電波技術研究所)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 露地リンドウの施肥改善のための研究(第2報)早生種の窒素吸収の特徴と窒素施肥法
Related Links
- ... リンドウ属 scabra : 凸凹のある、 ざらついた buergeri : 採集家の 「ブュルゲル」さんの Gentiana(ゲンティアナ)は、 紀元前の頃の イリリア王「Gentius さん」の 名前にちなむ。 学名 G へ ・秋の代表花。 山道でもよく 見かける ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gentian, gentian root
- ラ
- Gentiana、Gentianae Radix
- 同
- 欧竜胆 オウリュウタン
- 関
- リンドウ科、ゲンチアナ属、リンドウ属、リンドウ、Gentiana属
[★]
リンドウ、ゲンチアナ、ンドウ属、ゲンチアナ属、Gentiana属
- 関
- gentian、Gentianaceae、Gentianae Radix
[★]
- 英
- Japanese gentiana, Chinese gentian
- ラ
- Gentianae Scabrae Radix
- 同
- リンドウ
- 関
- ゲンチアナ
[★]
- ラ
- Gentiana
- 関
- ゲンチアナ、リンドウ属、リンドウ、Gentiana属
[★]
- 英
- von Hippel-Lindau disease VHL disease, VHL
- 同
- フォンヒッペル・リンダウ病 VHL病 、リンダウ病、ヒッペル病、フォン・ヒッペル・リンダウン病、フォン・ヒッペル-リンダウ病
- 網膜血管腫症 retinal angiomatosis
- 関
- 血管芽腫、神経皮膚症候群。フォン・ヒッペル病(網膜の血管腫のみの場合(SOP.144))
[show details]
概念
- 癌抑制遺伝子であるVHL遺伝子の変異による常染色体優性遺伝疾患で、中枢神経系の血管芽腫、網膜血管芽腫、腎細胞癌、副腎腫瘍などを発症する疾患である。
- 頭部の血管芽腫と腎・副腎腫瘍と覚えておこう
病因
- 3p25のVHL遺伝子:癌抑制遺伝子の変異が関与
- 11q13にもマッピングされている。
疫学
遺伝形式
病態
- 多くの臓器に腫瘍や嚢胞を形成(腎(40%に腎細胞癌。腎嚢胞)、中枢神経系の血管芽腫、網膜血管腫、膵腫瘍(膵嚢胞)、肝、副腎(褐色細胞腫)など)
- 眼 :毛細血管レベルで血管腫が発生し、グリアの増殖を伴ってオレンジ色の結節を形成する。血管腫を介したシャントが形成されるために動脈・静脈が拡張蛇行する。進行すれば血管腫から血漿が漏出して漿液性網膜剥離をきたす。また硬性白斑がみられる。
症状
- 眼 :(網膜剥離が起これば)視野障害・視力障害
- 神経:(小脳の血管芽腫により)小脳失調。てんかん(SOP.144)。
- 皮膚:(低頻度)血管腫、カフェオレ斑
合併症
検査
- 造影:小脳の血管芽腫は濃染される。嚢胞を伴う場合は均一な低信号領域が認められる。
- [show details]
国試
参考
- 1. [charged] フォンヒッペル・リンダウ病の臨床的特徴、診断、および管理 - uptodate [1]
- 2. [charged] フォンヒッペル・リンダウ病の分子生物学および病因 - uptodate [2]
- 3. VON HIPPEL-LINDAU SYNDROME - OMIM
- http://omim.org/entry/193300
メモ
[★]
- ラ
- Gentiana
- 関
- ゲンチアナ、ゲンチアナ属、リンドウ、Gentiana属
[★]
フォン・ヒッペル・リンドウ病
- 同
- vonHippel-Lindau病
[★]
- 英
- Gentianaceae
- 関
- ゲンチアナ
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- reversible ischemic neurological deficit, RIND
- 同
- 完全回復性脳卒中 stroke with full recovery SFR