センノシド
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- 東和薬品株式会社のペンクルシン錠12mg(消化器官用薬)、一般名センノシドA・B(Sennoside A B) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 ... 通常、成人は1回1~2錠(主成分として12~24mg)を1日1回就寝前に服用しますが ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ペンクルシン錠12mg
組成
1錠中の有効成分
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、無水ケイ酸、白糖、乳酸Ca、タルク、ゼラチン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、アラビアゴム、酸化チタン、三二酸化鉄、カルナウバロウ
禁忌
- 本剤の成分又はセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある患者
- 急性腹症が疑われる患者、痙攣性便秘の患者[蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]
- 重症の硬結便のある患者[下剤の経口投与では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]
- 電解質失調(特に低カリウム血症)のある患者には大量投与を避けること[下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化するおそれがある。]
効能または効果
便秘症
- センノシドA・B(又はそのカルシウム塩)として、通常成人1日1回12〜24mgを就寝前に経口投与する。
- 高度の便秘には、1回48mgまで増量することができる。
- なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腹部手術後の患者[腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等がみられるので、消化管の手術後は特に注意すること。]
薬効薬理
薬力学的試験
瀉下作用
- 雄性ビーグル犬(1群5匹)におけるペンクルシン錠12mgと標準製剤(錠剤、30mg/kg)の瀉下効果発現時間を比較検討した。
- 本剤及び標準製剤は瀉下効果を示し、両剤の作用は生物学的に同等と判断された1)。
-
硫酸バリウム排泄促進作用
- Wistar系雄性ラット(1群10匹)においてペンクルシン錠12mgと標準製剤(錠剤、12mg/kg)を投与し、その1時間後に更に硫酸バリウムを投与し、硫酸バリウムが糞便中に排泄されるまでの時間を比較検討した。
- 本剤及び標準製剤は、硫酸バリウム排泄促進作用を示し、両剤の作用は生物学的に同等と判断された2)。
有効成分に関する理化学的知見
- 構造式:
- 一般名:センノシドA・Bカルシウム塩(Sennoside A・B calcium)
- 化学名:Dihydro-dirheinanthrone glucoside calcium salt
- 分子式:C42H36O20Ca
- 分子量:900.81
- 性 状:茶褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、エタノール(95)及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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- 緩下薬
商品
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- 英
- sennoside
- 商
- セノコット、セネバクール、センナリド、センナル、センノサイド、ソルダナ、ソルドール、フォルセニッド、プルゼニド、プルノサイド、ペンクルシン、リタセンド
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