エラスターゼ(エラスターゼES)
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Japanese Journal
- 糖尿病性網膜症に対するエラスタ-ゼ(エラスチ-ム)投与後の血液学的検討
- エラスタ-ゼ(エラスチ-ム)の高脂肪食性肥満ラットの脂肪肝に対する影響
- 糖尿病性網膜症に対するエラスタ-ゼ(エラスチ-ム)経口投与のERG律動様小波に及ぼす効果
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- エラスチームとは。効果、副作用、使用上の注意。豚の膵臓(すいぞう)から抽出した酵素製剤で、血管壁を正常化し、血中脂質の量を減らします。 動脈硬化症・高血圧症・糖尿病・脂質異常症の改善に用います。 - goo薬検索では、約7000 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- 本剤は、1錠中にエラスターゼESを1,800エラスターゼ単位(以下EL.U.と略記)含有する白色の腸溶錠である。
添加物としてカルナウバロウ、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸カルシウム、タルク、デキストラン、トコフェロール、トリアセチン、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ポリソルベート80、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウムを含有する。
効能または効果
- 通常、成人には1日量3錠を3回に分けて食前に経口投与する。効果不十分の場合は、6錠まで増量できる。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
脂質成分の移行を調節し、血清脂質異常を改善する
- 本薬は、広範な脂質代謝改善作用を有し、コレステロール負荷ウサギ及びラットにおいて、肝におけるコレステロールの異化と排泄を促進する。さらに、リポ蛋白リパーゼ及びLCAT活性を高め、リポ蛋白代謝、すなわち超低比重リポ蛋白(VLDL)、低比重リポ蛋白(LDL)、高比重リポ蛋白(HDL)の代謝を改善する。6) 7) 8) 9) 10)
高脂肪食負荷ウサギの血清脂質異常を改善し、粥状動脈硬化の進展を抑制する
- 本薬はコレステロール負荷ウサギにおいて高脂血症状態を改善し、動脈壁へのコレステロールの沈着を抑制するとともに除去を促進し、動脈壁弾性線維エラスチンの変性を抑制してエラスチン生成を正常化する。また、動脈壁内膜における細胞増殖と泡沫細胞の出現を阻止することが認められており、さらに動脈壁物性に対する検討では、動脈の弾力性、伸展性に好影響を与える。11) 12) 13) 14)
有効成分に関する理化学的知見
- エラスターゼESは、ブタのすい臓から製したもので、エラスチンを分解し、カゼイン、フィブリン及び変性コラーゲンなども分解する。通例、デキストランを加えたものである。
一 般 名
物理化学的性状
- エラスターゼESは灰色〜淡褐色の粉末で、特異なにおいがある。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- elastase
- 商
- エラスチーム、エルモナーゼ
- 関
- 高脂血症用剤
- 膵臓から分泌される (FB.209)
- エンドペプチダーゼ
- 切断部位の一つ前のアミノ酸が中性アミノ酸である部位を特異的に切断 (FB.209)
- セリンプロテアーゼの一種であり、キモトリプシン、トリプシンと一次構造は40%が共通 (FB.209,210)