- 英
- second degree atrioventricular block, 2° AVB
- 関
- 房室ブロック
分類
- Morbitz I型 :PQ間隔が漸次延長し、房室伝導途絶が起こる。Wenchebach周期
- Wenckebach型とも。
- 原因:迷走神経興奮、薬剤、先天性心疾患、後天性心疾患
- 治療:基本的には原因に対する治療。症状がなければ経過観察となる。
国試
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- the 9th letter of the Roman alphabet (同)i
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- 『私は』私が
- iodineの化学記号
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Japanese Journal
- 61)II度房室ブロックを背景にニューキノロンtosufloxacinによるQT延長でtorsades de pointesをきたした一例(第100回日本循環器学会九州地方会)
- 星子 新理,川越 純志,鬼塚 久充,小山 彰平,井手口 武史,名越 康子,辰元 信,岩切 弘直,伊達 晴彦,今村 卓郎,北村 和雄,早田 泰英
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 70(Supplement_III), 1236, 2006-10-20
- NAID 110006188842
- 50) II度房室ブロックにて経過観察中, 他科にて投薬された塩酸ドネペジルにより高度房室ブロック, 失神発作が出現した1例(日本循環器学会 第78回四国地方会)
- 長江 明宏,水口 卓,吉田 昭雄
- Japanese circulation journal 65(SupplementIII), 814, 2001-10-20
- NAID 110002569119
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- 房室伝導系の障害により心房の刺激が心室に伝導されず、心室の収縮が起こらないものを第2度房室ブロックという。第2度房室ブロックには、心室伝導がブロックされる前のP-Q間隔の変化によりWenckebach型(Mobitz I型)とMobitz II型に分類 ...
- Mobitz II型房室ブロックとは、心房から心室へ一定間隔で房室伝導されていたものが、突然脱落し、心室へ伝導されず心室収縮が起こらないものをいう。しばしば、ペースメーカーの適応となる。(C)2004 Cardiac Nursing Educational Society
- 下図に、第1度房室ブロック例の心電図を例示す。 心電図所見 心拍数 73/分の正常洞調律で、QRS軸は正常軸である。各誘導でT波の頂点が2峰性に見えるが、これはT波とP波が重畳したものである。PR間隔は0.49秒と ...
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、58~60の問いに答えよ。
- 79歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。
- 現病歴:3年前に妻を亡くし、1人暮らし。隣県に住む娘が時々様子を見に来ており、数か月前から物忘れが目立ち、残薬も多いことに気づいたが、主治医には知らせていなかった。食事は給食サービスを受けていたが、服薬管理など生活上の問題を心配した娘が、2週前に老人ホームに入居させた。以後は介護職員が薬を管理している。約1週前から起立時や歩行時にふらつきを自覚するようになり、心配した職員に付き添われて受診した。
- 既往歴:60歳で高血圧症と糖尿病とを指摘され、1年前から利尿薬、β遮断薬、抗血小板薬、スルホニル尿素薬およびアンジオテンシン変換酵素阻害薬を処方されている。この1年間処方内容は変更されていない。
- 家族歴:父親が脳卒中のため65歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長165cm、体重67kg。体温35.8℃。脈拍36/分。血圧128/64mmHg。呼吸数16/分。口腔内は湿潤している。心雑音を聴取しない。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力は保たれており、浮腫を認めない。腱反射に異常はない。
- 検査所見:血液所見:赤血球407万、Hb 12.4g/dl、Ht 38%、白血球6,800、血小板18万。血液生化学所見:随時血糖126mg/dl、HbA1c(NGSP)6.5%(基準4.6~6.2)、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、AST 38IU/l、ALT 32IU/l、Na 135mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl108mEq/l。CRP 0.3mg/dl。心電図(別冊No.8)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E057]←[国試_107]→[107E059]
[★]
- 13歳の男子。不整脈を指摘され来院した。自覚症状はない。成長・発達に異常はない。体温36.5℃。脈拍60/分、不整。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部に異常を認めない。心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A017]←[国試_101]→[101A019]
[★]
- 72歳の男性。今朝、起床時から全身倦怠感が出現しているため来院した。心電図(別冊 No. 4)を別に示す。
- 認められる所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I019]←[国試_108]→[108I021]
[★]
- 英
- atrioventricular block, AVB
- 同
- A-Vブロック
- 関
- 完全房室ブロック
定義
- 房室間の興奮伝導が遅れた、または遮断された状態 (SP.536)
- 心房から心室への興奮の伝導が途絶、または遅延している状態
分類
- Morbitz I型 :PQ間隔が漸次延長し、房室伝導途絶が起こる ← Wenchebach周期 ← 迷走神経興奮、薬剤、先天性心疾患、後天性心疾患
- Morbitz II型:PQ間隔が一定のまま、房室伝導途絶が起こる ← 器質的心疾患の存在
- 2:1房室ブロック
原因
- 機能的障害:副交感神経過緊張、薬剤
- 器質的障害:房室伝導系(房室接合部、ヒス束、左脚、右脚) ← 虚血性心疾患、変性疾患、心筋炎、特発性
[★]
- 関
- II度房室ブロック、房室ブロック
- 房室伝導が時に途絶する状態のうち、PQ間隔の延長を伴わないもの (EAB.176)
- His束以下の器質的伝導障害。His束電位図では房室伝導脱落時にHis束-心室(HV)間のブロックをきたすものが多い (EAB.176)
原因疾患
- 心筋梗塞などの虚血性心疾患
- アミロイドーシスなどの変性疾患
- 心筋炎
- 特発性
国試
[★]
- 英
- Mobitz I
- 同
- Mobitz I型 Mobiz I型房室ブロック、ウェンケバッハ型 Wenckebach型 Wenckebach type、">ウェンケバッハ型房室ブロック Wenckebach型房室ブロック
- 関
- モビッツ型ブロック、房室ブロック、II度房室ブロック:洞房ブロック
- II度房室ブロックのサブグループの一つ。PR intercalがだんだん長くなり、ついにはQRSが脱落するタイプの房室ブロック
[★]
- 同
- A-Hブロック
- 関
- II度房室ブロック、下壁梗塞
- Mobitz I型ブロックは房室結節内の機能的伝導障害による場合が多く、His束電位図では房室結節-His束の間の漸次延長の後AH間のブロックを来す。(EAB.174)
- ←交感神経、β遮断薬、Caブロッカーなどの薬剤の影響で起こりうる
- 下壁梗塞では迷走神経の過剰な興奮によりA-Hブロックによる一過性の心ブロックが起こりうる(QB.C-124)
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- 英
- ventricle、ventriculus、ventriculi、ventricular
- 関
- 胃、腔、心室、心室性、脳室
[★]
- 英
- block, Bloch
- 関
- 塊、遮断、阻止、封鎖