- 英
- first degree atrioventricular block, 1° AVB
- 同
- 第1度房室ブロック
- 関
- 房室ブロック
定義
- PR感覚が0.21秒以上(1マス/0.04秒 5マス超)
原因
- 生理的:迷走神経興奮
- 薬剤性:β blocker、ジギタリス
- 心筋炎
- 虚血
- 先天性
検査
WordNet
- the 9th letter of the Roman alphabet (同)i
PrepTutorEJDIC
- 『私は』私が
- iodineの化学記号
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 運動負荷試験によって房室伝導障害が進展した高度房室ブロックの1例
- 武知 克弥,日浅 芳一,細川 忍,中川 貴文,齋藤 友子,堤 聡,泉 智子,米田 浩平,溝邉 倫子,當別當 洋平,宮崎 晋一郎,小倉 理代,宮島 等,弓場 健一郎,高橋 健文,岸 宏一,大谷 龍治
- 徳島赤十字病院医学雑誌 = Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal 18(1), 26-29, 2013-03-25
- 房室伝導は交感神経の働きにより,運動負荷にて改善することが知られており,運動負荷にて房室伝導が悪化する場合,His 束以下の障害が示唆される.このため,運動負荷により高度房室ブロックへと進展がみられるⅠ度房室ブロックの症例は比較的まれであり,これまでの報告も数少ない.今回経験した症例は79歳,男性.数年前に一度失神した既往はあるが,その後は明らかな症状なく経過していた.入院数日前より労作時に息切れ …
- NAID 120005273671
- 体外式ペースメーカーを挿入して局所麻酔周術期管理を行った舌癌の1例
- 石田 奈央,佐藤 淳,西村 正彰,瀬上 夏樹,山形 壽生
- 金沢医科大学雑誌 29(2), 109-114, 2004-08
- … 我々は心筋梗塞,洞機能不全症候群,I度房室ブロック等の心疾患を有する舌癌患者に,一時的に体外式ペースメーカーを挿入して,局所麻酔下での腫瘍切除術を行ったのでその概要を報告する。 … 舌の病変が急速に増大したため,早急な治療を要するとの判断から術前のスクリーニング検査を行ったところ,心電図検査で心拍数43/分の徐脈,I度房室ブロック,下壁梗塞を指摘された。 …
- NAID 110004617779
- 141) I度房室ブロックを契機に発見された房室結節腫瘍の1例(日本循環器学会 第91回近畿地方会)
- 野嶋 祐兵,中谷 敏,花谷 彰久,廣岡 慶治,安村 良男,宮武 邦夫,山岸 正和,田鎖 治,笹子 佳門,植田 初江
- Japanese circulation journal 65(SupplementIII), 793, 2001-10-20
- NAID 110002568946
Related Links
- 房室結節および、その周辺での伝導障害によって、心房からの興奮が心室へ伝わる ために余計に時間を有している状態である。 P波とQRS波の間隔が延長する(P波が、 その前のT波に近づいている)。 血圧は、ほとんど変化せず、明らかな自覚症状も伴わ ない ...
- Top > 刺激伝導系の異常 > 第3度房室ブロック ... 心室は固有の 調律で興奮. 房室の 興奮は 全く伝導されない. 心電図を表示. 要点. 3度(完全房室ブロック)では、心房から の伝導が、全く途絶えてしまう。 洞結節の興奮は心房で留まり、一方の心室は、心室内 の ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- artificial cardiac pacemaker
- 同
- ペースメーカー
- 関
- 心臓、ペーシングモード
適応
YN2010
- 1. 完全房室ブロック
- 2. Mobitz II型の2度房室ブロック
- 3. 洞不全症候群
- 4. 一般的には脈拍40回/分以下の徐脈で、3秒以上の心停止、めまい、失神、心不全などの症状を呈する場合
不整脈の非薬物療法ガイドライン
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ClassⅠ
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ClassⅡa
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ClassⅡb
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ClassⅢ
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有益であるという根拠があり,適応であることが一般に同意されている
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有益であるという意見が多いもの
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有益であるという意見が少ないもの
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有益でないまたは有害であり,適応でないことで意見が一致している
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房室ブロック
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1 徐脈による明らかな臨床症状を有する第2度、高度または第3度房室ブロック 2 高度または第3度房室ブロックで以下のいずれかを伴う場合 (1)投与不可欠な薬剤によるもの (2)改善の予測が不可能な術後房室ブロック (3)房室接合部のカテーテルアブレーション後 (4)進行性の神経筋疾患に伴う房室ブロック (5)覚醒時に著明な徐脈や長時間の心室停止を示すもの
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1 症状のない持続性の第3度房室ブロック 2 症状のない第2度または高度房室ブロックで、以下のいずれかを伴う場合 (1)ブロック部位がHis束内またはHis束下のもの (2)徐脈による進行性の心拡大を伴うもの (3)運動または硫酸アトロピン負荷で伝導が不変もしくは悪化するもの 3。徐脈によると思われる症状があり、他に原因のない第1度房室ブロックで、ブロック部位がHis束内またはHis束下のもの
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1 至適房室間隔設定により血行動態の改善が期待できる心不全を伴う第1度房室ブロック
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2枝ブロック 3枝ブロック
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1 慢性の2枝または3枝ブロックがあり、第2度MobitzⅡ型、高度もしくは第3度房室ブロックの既往のある場合 2 慢性の2枝または3枝ブロックがあり、投与不可欠な薬剤の使用が房室ブロックを誘発する可能性の高い場合 3。慢性の2枝または3枝ブロックとWenckebach型第2度房室ブロックを認め、失神発作の原因として高度の房室ブロック発現が疑われる場合
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1 慢性の2枝または3枝ブロックがあり、失神発作を伴うが原因が明らかでないもの 2 慢性の2枝または3枝ブロックがあり、器質的心疾患を有し、電気生理検査によりHis束以下での伝導遅延・途絶が証明された場合
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1 慢性の2枝または3枝ブロックがあり、電気生理検査でHis束以下での伝導遅延・途絶の所見を認めるが、器質的心疾患のないもの
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洞機能不全症候群
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1 失神、痙攣、眼前暗黒感、めまい、息切れ、易疲労感等の症状あるいは心不全があり、それが洞結節機能低下に基づく徐脈、洞房ブロック、洞停止あるいは運動時の心拍応答不全によることが確認 された場合。それが長期間の必要不可欠な薬剤投与による場合を含む
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1 上記の症状があり、徐脈や心室停止を認めるが、両者の関連が明確でない場合 2 徐脈頻脈症候群で、頻脈に対して必要不可欠な薬剤により徐脈を来たす場合
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1 症状のない洞房ブロックや洞停止
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徐脈性心房細動
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1 失神、痙攣、眼前暗黒感、めまい、息切れ、易疲労感等の症状あるいは心不全があり、それが徐脈や心室停止によるものであることが確認された場合。それが長期間の必要不可欠な薬剤投与による場合を含む
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1 上記の症状があり、徐脈や心室停止を認めるが、両者の関連が明確でない場合
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過敏性頸動脈洞症候群 反射性失神
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1 過敏性頸動脈洞症候群で、心拍抑制による反復する失神発作を認める場合 2 反射性失神で、心電図で心拍抑制が記録され、反復する失神発作を認める場合
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1 反射性失神で、反復する失神発作があり、head-uptilt試験により心拍抑制反応が認められる場合
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1 head-up tilt試験により心拍抑制反応が認められない過敏性頸動脈症候群・反射性失神
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閉塞性肥大型心筋症
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1 有意な流出路圧較差があり、圧較差に基づく症状によりQOL低下を来たす閉塞性肥大型心筋症で、他にペースメーカ植込みの適応となる理由を有する場合(薬剤による徐脈を含む)。
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1 有意な圧較差があり、圧較差に基づく症状によりQOL低下を来たす閉塞性肥大型心筋症で、症状と圧較差が関連しており、薬物治療が無効か副作用のため使用不能か、他の方法が不適当な場合
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1 圧較差がなく、徐脈による植込み適応もない場合。
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禁忌
参考
- 不整脈の非薬物治療ガイドライン(2011年改訂版)
[★]
- 英
- atrioventricular block, AVB
- 同
- A-Vブロック
- 関
- 完全房室ブロック
定義
- 房室間の興奮伝導が遅れた、または遮断された状態 (SP.536)
- 心房から心室への興奮の伝導が途絶、または遅延している状態
分類
- Morbitz I型 :PQ間隔が漸次延長し、房室伝導途絶が起こる ← Wenchebach周期 ← 迷走神経興奮、薬剤、先天性心疾患、後天性心疾患
- Morbitz II型:PQ間隔が一定のまま、房室伝導途絶が起こる ← 器質的心疾患の存在
- 2:1房室ブロック
原因
- 機能的障害:副交感神経過緊張、薬剤
- 器質的障害:房室伝導系(房室接合部、ヒス束、左脚、右脚) ← 虚血性心疾患、変性疾患、心筋炎、特発性
[★]
- 英
- PR interval ← PQ intervalよりむしろこれ
- 同
- PQ時間、PQ
- 関
- 心電図
PQ短縮
- 心房下部や房室接合性の調律
PQ延長
[★]
- 英
- second degree atrioventricular block, 2° AVB
- 関
- 房室ブロック
分類
- Morbitz I型 :PQ間隔が漸次延長し、房室伝導途絶が起こる。Wenchebach周期
- Wenckebach型とも。
- 原因:迷走神経興奮、薬剤、先天性心疾患、後天性心疾患
- 治療:基本的には原因に対する治療。症状がなければ経過観察となる。
国試
[★]
[★]
- 英
- ventricle、ventriculus、ventriculi、ventricular
- 関
- 胃、腔、心室、心室性、脳室
[★]
[★]
- 英
- block, Bloch
- 関
- 塊、遮断、阻止、封鎖