ヘモグロビンF
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- モデルマウスを用いたサラセミアのマラリア抵抗性機序の解明 ヒト胎児ヘモグロビンとの関係 (第126回成医会総会一般演題)
- 母児間輸血症候群における胎児中枢神経障害発症と胎児ヘモグロビン濃度に関する検討(胎児・新生児XII, 第57回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 加藤 博美,茨 聡,丸山 有子,丸山 英樹,徳久 琢也,小幡 新太郎,谷口 博子,松井 貴子,貴島 佳子,上田 英梨子,吉田 瑞穂
- 日本産科婦人科學會雜誌 57(2), 715, 2005-02-01
- NAID 110004038056
Related Links
- なぜ酸素と結合しやすい胎児ヘモグロビンから成人ヘモグロビンに変わるか教えてください。胎児ヘモグロビンのままでいいと思うのですが・・・。あとグロビンについて何でもいいから教えて下さい。 - 妊活 解決済 | 教えて!
- 胎児場合のヘモグロビンの生産は生れの後で転換する、 正常な子供はヘモグロビンA を作り出し始める。 しかし子供との 鎌細胞の病気 その代り長いの作り出し始めなさい ヘモグロビンの細い形態は呼んだ ヘモグロビンS。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 40歳の経産婦(6妊5産)。妊娠 34週3日に胎動消失を主訴に来院した。妊娠経過は順調であったが、妊娠30週の妊婦健康診査後、多忙と経済的理由のため受診していなかった。これまで計5回の経腟自然分娩の既往がある。身長 152cm、体重 62kg。体温 36.8℃。脈拍 84/分、整。血圧 116/72mmHg。子宮収縮は認められなかった。腹部超音波検査を施行したところ、胎児心拍を認めなかった。推定胎児体重は1,500gで妊娠30週の妊婦健康診査時の推定体重とほぼ変わらなかった。胎盤に異常所見はなかった。
- 直ちに行う血液検査項目として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A064]←[国試_114]→[114A066]
[★]
- 30歳の3回経妊婦。胎動を感じないことを主訴に来院した。最後に妊婦健康診査を受けたのは5週前で、そのときは胎児心拍動は確認され妊娠24週相当と言われた。現在、外診では子宮底長は24、25週相当で、胎児死亡が確認された以外は内診では異常を認めない。直ちに行うべき母体の血液検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F050]←[国試_095]→[095G002]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D060]←[国試_099]→[099D062]
[★]
- 英
- hemoglobin F Hb F, HbF
- 同
- 胎児ヘモグロビン fetal hemoglobin
- 関
- ヘモグロビン
[★]
ヘモグロビンF, HbF、胎児ヘモグロビン
[★]
- 英
- fetal hemoglobin stain
[★]
- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
|
妊娠週数 (週)
|
胎児のイベント
|
1
|
2
|
肺胞期に着床(受精後6日後)
|
2
|
5
|
中枢神経系、心臓形成開始
|
6
|
肺形成開始
|
7
|
胚形成、胎盤形成開始
|
3
|
9
|
胎児心拍最速(170-180bpm)
|
10
|
躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
|
11
|
外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
|
4
|
12
|
排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
|
15
|
胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
|
5
|
16
|
嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
|
17
|
外陰の性差が超音波で観察可能
|
18
|
胎動を感ずる(18-20週)
|
6
|
20
|
肺サーファクタント産生開始
|
7
|
26
|
肺の構造完成
|
8
|
28
|
肺サーファクタント増加
|
9
|
34
|
胚が成熟、腎の発生完了
|
国試
[★]
- 英
- hemoglobin, Hb
- 同
- 血色素
- 関
- 酸素化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグロビン、赤血球。グロビン鎖、ヘモグロビン濃度
生化学
血液内科学
- 2種類のグロビンタンパク質が各2個集まりヘテロ4量体を形成したもの。
- 発生段階によってできるヘモグロビンが異なる
- α鎖系はζ→α
- β鎖系はε→γ→β δ
- 発生初期:ζ2ε2
- 胎児期 :α2γ2
- 乳児期 :α2β2(HbA), α2δ2(HbA2), α2γ2(HbF)
- 成人
- α2β2(HbA) :Hbの97%
- α2δ2(HbA2) :Hbの2%
- α2γ2(HbF) :Hbの2%
発生初期:ZE
成人 :B > D > G , Aは共通
機能
CO2運搬
- 血液中に溶解する :排泄されたCO2の5%(Kaplan Q book p.101)、9%(SP.655)
- ヘモグロビンのN末のアミノ基でカルバミン酸を形成して :排出されたCO2の15%(HBC.45)、11%(SP.655) カルバミノヘモグロビン
- 赤血球中のCAによりbicarbonateを産生し、血漿により運搬される :排泄されたCO2のほとんど(HBC.45)、80%(SP.655)
臨床検査
- 臨床検査では、血液1dl中のヘモグロビンの量(g)を定量する。略号はHb
- -2007前期生理学授業プリント
- 男性:14 - 18 (g/dl) 16±2 (g/dl)
- 女性:12 - 16 (g/dl) 14±2 (g/dl)
- 異常値の出るメカニズム第5版 p.79
- 男:13~19 g/dl
- 女:12~18 g/dl
- HIM. A-2
- 男:13.3-16.2 g/dl
- 女:12.0-15.8 g/dl
- 出典不明
輸液によるヘモグロビン濃度の上昇
- 予測方法(1):予測されるヘモグロビン上昇(g/dl) = 投与ヘモグロビン量(g) / 循環血液量(dl)
- 予測方法(2):濃厚赤血球2単位でおよそヘモグロビン上昇は1(g/dl)
国試
[★]
- 英
- globin
- 同
- グロビン蛋白質 globin protein
- 関
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ