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Japanese Journal
- 呼吸器内科 : 侵襲性糸状菌感染症 (アムホテリシンBリポソーム製剤を選ぶ時・使う時 : 適正な治療活用を目指して) -- (科別 アムホテリシンBリポソーム製剤による治療の現状と今後の展望)
- 肺ムコール症に対し右肺S<sup>2</sup>+S<sup>6</sup>+S<sup>8</sup><sub>a</sub>複合区域切除術を施行した1例
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- ムコールの感染は、肺・鼻・脳・消化管などで起こりやすく、各々で特徴的な症状が出ます。ムコール症は非常に身体への攻撃性が高い感染症ですので、できるだけ早く診断し治療を行うことがポイントになります。 感染が疑われる組織の細菌
- 肺ムコール症は侵襲性アスペルギルス症に類似する。肺症状(例,湿性咳嗽,高熱,呼吸困難)は重度である。 診断 幅の広いリボン様の無隔菌糸を検索する組織検体の検査 培養 ムコール症の診断には強く疑うことが必要であり,組織 ...
- 肺ムコール症は、発熱、せき、呼吸困難がおこります。ムコール症の皮膚感染では、傷ができた周辺の皮膚が赤くはれて痛みを伴います。 その後、潰瘍や水疱ができ黒く変色することもあります。 ムコール症の診療科目・検査方法 ...
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★リンクテーブル★
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- 88歳の女性。発熱、咳、痰および呼吸困難を主訴に来院した。胸部エックス線写真と胸部単純CTとで特発性間質性肺炎の急性増悪に気道感染症の合併が疑われ、入院した。抗菌薬と副腎皮質ステロイドとの投与を受け、軽快してきた。入院後10日に、体温37℃台の発熱があり、咳嗽も増悪した。胸部エックス線写真で両側肺野の浸潤影と網状影とを認めたため抗菌薬を変更し、副腎皮質ステロイドの投与を続けたが奏効せず、呼吸不全で入院後23日に死亡した。死因や肺病変の診断を目的に病理解剖を行った。病理解剖の肺組織のH-E染色標本(別冊No.3A、B)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E045]←[国試_107]→[107E047]
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- 英
- pulmonary mycosis, fungal lung disease
- 関
- 肺アスペルギルス症、肺カンジダ症、肺クリプトコッカス症、肺ムコール症
- アスペルギルス、カンジダ、クリプトコッカスの順に多い。
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- 英
- lung
- 関
- 肺区域、肺野、呼吸器の上皮の移行
- 図:M.78 N.204(肺のリンパ系),197(肺区域)
解剖
- 重量:右:500g, 左:400g
- 葉:右3葉、左2葉
- 右上葉、右中葉、右下葉、左上葉、左下葉
発生
- L.247
- 肺の上皮、喉頭、気管、および気管支の内面を覆う上皮 → 内胚葉
- 気管および肺の軟骨性要素と筋要素、結合組織 → 中胚葉(臓側中胚葉)
- NGY.283
- 妊娠16週頃:気管、気管支が分岐し腺状構造をなす(腺状期)
- 妊娠16-24週頃:管状構造を形成し、毛細血管が上皮に接触する。(管状期)
機能
肺の構造
- SSUR.323
臨床関連
胸部X線解剖
- 右第1弓:上大静脈
- 右第2弓:右心房
- 左第1弓:大動脈弓
- 左第2弓:肺動脈幹
- 左第3弓:左心房(左心耳)
- 左第4弓:左心室
シルエットサイン
- 右第2弓:(陽性)[上葉]内側中葉区(S5)、[下葉]内側肺底区(S7)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)???? → 陰性だったら背面の区域、つまりS6,S10と考えて良いのではないだろうか?
- 左第4弓:(陽性)[上葉]上舌区(S4)、下舌区(S5)、[下葉]前内側肺底区(S7+8)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)??? → 同様にS6,S10と考えて良いのでは?
肺のリンパ節
- 左肺は心臓があるために、右とは異なる形状・肺区域を有する。
- S1とS2はまとめてS1+2と呼ばれる
- S7とS8はまとめてS7+8あるいはS8と呼ばれる ← 心臓が左胸腔に全内側に突出しているからと考える
臨床関連
- 分葉異常:奇静脈の走行異常による右上葉の奇静脈葉が最も多い(QB.I-295)
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- 英
- mucormycosis
- 同
- 藻菌症 フィコミコーシス phycomycosis、接合菌症 zygomycosis
- 関
- ムコール科
- first aid step1 2006 p.257
病原体
病型
検査
- グロコット染色した病理標本からの菌糸の同定
- 血液培養:単離されることは少ない
治療
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- 英
- sis, pathy