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物理性蕁麻疹
英
physical urticaria
関
物理性じん麻疹
、
物理性じんま疹
、
物理的蕁麻疹
Japanese Journal
症例 美容用高周波温熱治療器施術により出現し,再現可能であった全身性蕁麻疹の1例
皮膚科の臨床 58(1), 69-72, 2016-01
NAID 40020707959
物理性蕁麻疹
およびコリン性蕁麻疹の診断と治療 (第111回 日本皮膚科学会総会 : 進化する皮膚科 : 知と技を磨く) -- (教育講演 蕁麻疹をコントロールする : ガイドラインとエキスパートオピニオン)
日本皮膚科学会雑誌 = The Japanese journal of dermatology 122(13), 3313-3315, 2012-12
NAID 40019516535
物理性蕁麻疹
(特集 蕁麻疹の診断と治療の進歩)
臨床免疫・アレルギー科 55(3), 300-304, 2011-03
NAID 40018789093
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機械的じんましん | じんましん(蕁麻疹)事典
擦ると赤く残る機械的じんましん 機械的じんましんは外部から機械的な刺激を受けた 場合に起こるじんましんで、「物理的じんましん」とも言います。 時計のバンド、ベルト. ... 寒冷蕁麻疹、アレルギー性蕁麻疹、コリン性蕁麻疹などの症状一覧も掲載しています。
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アレルギー性じんましん, 食事性アレルゲンの場合は食事による肉、魚、卵などを体内に 入れることで起こります。吸入性アレルゲンは花粉、ハウスダスト、ペットの毛など、薬剤 性アレルゲンは抗生物質、結成製剤、アスピリンなど、刺咬性アレルゲンは蜂の毒、 ...
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麻疹」
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日
ましん
英
measles
,
rubeola
同
はしか
、
麻しん
関
麻疹ウイルス
、
感染症法
、
ワクチン
、
学校伝染病
。
修飾麻疹
特徴
麻疹ウイルス
による感染症
学校伝染病
五類感染症
。
全数把握疾患
強い伝染力と高い発症率(95%
顕性感染
)を持つ
病原体
パラミクソウイルス科
モルビリウイルス属
麻疹ウイルス
疫学
1-5歳に好発
6ヶ月までは母体からの移行抗体により発症しない
感染経路
空気感染
上気道粘膜に進入・増殖 → 所属リンパ節で増殖 → ウイルス血症 → 全身諸臓器で増殖
リンパ節腫脹は伴わない
感染性のある時期は、前駆症状(鼻汁、咳嗽、全身倦怠感、結膜充血)が出現する直前から発疹出現後4日間である。
潜伏期
10-12日
経過、症状
NDE.437
1. カタル期:1-5病日:発熱、くしゃみ、鼻水、目脂。
コプリック斑
leukopenia
, relative
lymphocytosis
白血球が劇的に低下し、2000-3000まで落ち込むことがある。
カタル期終わりの1-2病日に
解熱
してコプリック斑が発生
カタル期の鼻汁、唾液、涙液、気道分泌液は感染性有り
2. 発疹期:6-10病日:発熱。発疹は耳後部、頚部から始まり体幹から四肢へ。
色素沈着を残す
⇔
風疹
発疹は斑状紅色丘疹。
融合する
(⇔
風疹
)
細胞性免疫の低下
麻疹に感染すると
ツベルクリン反応
が陰性化する
リンパ球への感染→細胞性免疫が低下
結核
に罹患している場合、
粟粒結核
に進展することがある
合併症
中耳炎
肺炎
(二次性に起こる細菌性の肺炎。巨細胞肺炎)、
喉頭炎
(
クループ症候群
)
痙攣
、
脳炎
(1000-2000人に1人の割合で発症し、予後不良)
晩期合併症
亜急性硬化性全脳炎
SSPE
M蛋白の欠損した麻疹ウイルスによる、らしい
麻疹に感染し、小児期に
知能低下
、
ミオクローヌス
などを、初発症状として発症し、意識障害をきたし致命的となる。
妊娠
胎児への影響は報告されていない
検査
血液検査:白血球数↓、LHD↑
血清学的検査:
ペア血清
による抗体価の上昇:
HI
,
CF
、
RT-PCR法
画像検査
胸部単純X線写真:間質性肺炎像
診断
原則的には血清学的検査でペア血清による4倍以上の抗体価の上昇を証明する。ただし、検体を凍結保存する必要があり、2回目の検体は感染後2週間後の血清を用いることになり、迅速な診断には向かない。RT-PCRは効果であり、商業レベルで普及しておらず、実臨床では麻疹IgMの抗体価でもって診断をしているのが現状である。
鑑別疾患
突発性発疹
、
伝染性紅斑
、
川崎病
、
風疹
治療
対症療法
合併症の治療:肺炎、中耳炎などの細菌性二次感染が多く、予防のために抗菌薬投与が行われる
学校伝染病
学校保健安全法
では、解熱後3日経過するまで出席停止(NDE.438)
出席停止の解除は、主要症状が消退したあと7日?
予防
麻疹
生ワクチン
免疫不全患者にはγグロブリン製剤(ガンマグロブリン筋注)
免疫があれば重症化しない
定期一類疾病
予防接種
:1歳、6歳
生ワクチン
暴露後発症予防
麻疹抗体を持たない健常者が麻疹患者と接触した場合、72時間以内であれば麻疹ワクチンを接種することにより麻疹の発症を予防できる可能性がある。また発症しても症状を軽減しうる。
免疫不全者、1歳以下の乳児、妊婦などが暴露された場合や麻疹ワクチンが禁忌の人では、暴露後6日以内であれば、免疫グロブリンを投与することにより、あるい程度の発症予防効果、症状軽減効果があるとされる。
予後
2大死因は肺炎と脳炎
参考
uptodate
1. [charged] 麻疹の臨床症状および診断 - uptodate
[1]
2. [charged] 麻疹の予防および治療 - uptodate
[2]
3. [charged] 麻疹の疫学および伝染 - uptodate
[3]
「
蕁麻疹」
[★]
蕁麻疹
英
urticaria
,
wheal
同
膨疹
hives
,
じんま疹
、
じん麻疹
、
蕁麻疹様
関
アナフィラキシー
定義
ガイドライン1
蕁麻疹は、紅斑を伴う一過性、限局性の皮膚の浮腫が病的に出没する疾患であり、多くは痒みを伴う。
皮膚ないし粘膜の深部に限局性存腫を生じる場合は特に血管性浮腫と呼ぶ。
通常、個々の皮疹は24時間以内に消退し、色素沈着、落屑などを伴わない。
皮膚所見
虫さされ様~不整形~地図状の浮腫性紅斑
→
膨疹
(蕁麻疹に特徴的な皮疹)
蕁麻疹の発症・増悪に関与する因子
ガイドライン1
1 感染(細菌、ウイルス、寄生虫など)
2 疲労
3 時刻(日内変動:夕方から明け方にかけて増悪)
4 ストレス
5 IgEまたは高親和性IgE受容体に対する自己抗体(慢性蕁麻疹)
6 アトピー性皮膚炎(コリン性草麻疹に対して)
7 食物中の防腐剤、人工色素、サリチル酸(不耐症に対して)
8 食物中のヒスタミン(サバ、マグロなど)
9 仮性アレルゲンを含む食品(豚肉、タケノコ、もち、香辛料など)
10 薬剤性 NSAIDs、防腐剤、コハク酸エステルなど→不耐症
ACE阻害事、ARB→血管性浮腫
造影剤など
11 膠原病および類縁疾患(SLE、シェーグレン症候群など)
12 寒冷凝集素(寒冷蕁麻疹に対して)
13 蕁麻疹を伴う症候群
14 その他の内臓病変
病型
日常診療で見られるじんま疹のほとんどが特発性と刺激誘発型の蕁麻疹
医療機関を訪れる蕁麻疹患者の中では特発性の蕁麻疹が最も多く、I型アレルギーによるものは数%以下に留まる。
→ つまり次のI,IIを念頭に診察
I 特発性の蕁麻疹(原因不明)
(1)
急性蕁麻疹
(2)
慢性蕁麻疹
II 刺激誘発型の蕁麻疹(誘発可能な蕁麻疹)
(3) アレルギー性の蕁麻疹
(4) 食物依存性運動誘発アナフイラキシー
(5) 非アレルギー性の蕁麻疹
(6) アスピリン蕁麻疹
(7)
物理性蕁麻疹
(機械性蕁麻疹、寒冷蕁麻疹、日光蕁麻疹、温熱蕁麻疹、遅延性圧蕁麻疹、水蕁麻疹、振動蕁麻疹(振動血管性浮腫))
(8)
コリン性蕁麻疹
(9)
接触蕁麻疹
III
血管性浮腫
(10) 特発性の血管性浮腫、(11) 外来物質起因性の血管性浮腫、
(12) C1エステラーゼ阻害因子(C1-INH)の低下による血管性浮腫
→
遺伝性血管性浮腫
(
HAE
)、自己免疫性血管性浮腫 etc.
IV 蕁麻疹関連疾患
(13)
蕁麻疹様血管炎
(14)
色素性蕁麻疹
(15)
Schnitzler症候群
(16) クリオピリン関連周期熱
ガイドライン
1. 皮膚アレルギー(蕁麻疹):医療従事者の皆様へ:アレルギーガイドライン情報館:公益財団法人日本アレルギー協会 JAANet STATION
http://www.jaanet.org/medical/guideline/skin
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物理」
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