UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 難治性小児期発症高安動脈炎に対するインフリキシマブの有効性
- 金子 詩子,岸 崇之,菊地 雅子,原 良紀,篠木 敏彦,宮前 多佳子,今川 智之,森 雅亮,横田 俊平
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 33(6), 317-323, 2010-12-31
- … 症高安動脈炎は全身の炎症所見が強く,治療に難渋する例が多い.ステロイド薬が治療の主軸となるが,本疾患では特に高用量を要することが多く,漸減に伴い再燃する頻度が高い.小児科領域においては好発年齢が思春期,成長期に相当するため,その副作用が特に問題となる.ステロイドのsparing effectを期待して免疫抑制薬が併用されるが,特に重症度の高いHLA-B52陽性例では十分な効果が得られないことが多い.近 …
- NAID 10027754270
Related Links
- デジタル大辞泉 - 好発年齢の用語解説 - ある特定の病気にかかりやすい年齢。「リウマチ熱は5歳から15歳が好発年齢である」
- "好発年齢" への豊富な翻訳例文 – 英和辞書と英語翻訳サーチエンジン ... 会員となるには、善良な性格と指導者の素質とを備え、(a)学校を結成の基盤とするクラブにおいては、高校に在学中の 生徒または年齢12歳か ら18歳までの者、(b ...
★リンクテーブル★
[★]
- a 発熱は伴わない。
- b [[多くは血便を伴う。
- c 初冬から早春に多い。
- d 有効な予防接種はない。
- e 好発年齢は 10歳ころである。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I013]←[国試_108]→[108I015]
[★]
- ラ
- anorexia nervosa, AN
- 同
- 神経性食欲不振症、神経性無食欲症
- also see KPS. 798
概念
- 器質的・特定の精神的疾患がないのに、拒食や過食などの食行動の異常、極端なやせ、無月経など種々の身体・精神症状をきたす病態。
- 身体像(ボディイメージ)の障害、やせ願望や肥満恐怖などによる。
病型
- 制限型:少食でやせを維持
- むちゃ食い/排出型:過食しながら自己嘔吐や下剤・利尿薬の乱用でやせを維持
病因
- 1. 遺伝的要因
- 2. 環境要因(人格的脆弱性、生活環境、社会文化的要因)など → ストレスを適切に処理できないために発症
- 性格:内向的、自己中心的、小心、完全癖、潔癖症など
- 生活環境:家庭内の葛藤、学業や人間関係の悩み
- 病態的には、心理的ストレスが大脳皮質を介して視床下部摂食中枢のコルチコトロピン放出ホルモン系を活性化することなどにより、食欲抑制や性機能障害をきたす。
疫学
- 1980年代より増加傾向。日本の有病率は0.4-1.0%(摂食異常調査表による調査)(IMD.922)
- 12-25歳に好発(YN.D-166)。10代後半-20代前半、15歳以下の発症例も増加傾向(IMD.922)。
- 99%が女性(YN.D-166)。男性例は5%以下(IMD.922)
症状
- やせ、無月経
- 病識なし、活動性亢進、むちゃ食い/排出型の場合は自己嘔吐や下剤・利尿薬乱用の習慣化
- 飢餓症候群
- 生活すべてが食とやせの維持に振り回され、ついには飢餓に伴う精神症状が出現
- 集中力・判断力の低下、抑うつ、不安、過敏性、不眠、自傷行為など
身体所見(IMD.922, YN.D-166)
- 低栄養だが、性ホルモンは比較的維持。
- 低血圧、低体温、便秘、徐脈 ← 自律神経失調
- (背中)うぶ毛密生、貧血、浮腫、肝機能障害、
- カロチン症
- 循環障害による皮膚色の変化や凍瘡、末梢神経麻痺
- やせに比して乳房は比較的保たれ、腋毛・恥毛は脱落しないことが多い。
検査
- 白血球数減少、貧血、血小板減少
- 肝機能障害、低血糖、低蛋白血症
- (むちゃ食い/排出型)低Na・低K血症、代謝性アルカローシスや高アミラーゼ血症 ← 低K血症(循環血漿量減少 → RAA系の亢進 → アルドステロンによるKの排出)
- 血清コレステロール値:(軽症)上昇、(重症)低下
- 骨密度の低下
- 甲状腺:T4:→/↑、T3:↓、reverse T3:↑(低T3症候群)。
- 成長ホルモン:↑、インスリン様成長因子-I(IGF-I):↓ ← 末梢でIGF-Iの産生が低下、負のフィードバックにより成長ホルモンが増加
- ACTH、コルチゾール:↑
- 卵胞刺激ホルモン(FSH):→/↑
- 黄体ホルモン(LH):↓
診断
診断基準(厚生省特定疾患・神経性食欲不振症調査研究班, 1990年)
- (2) 標準体重の -20%以上のやせ
- (3) 食行動の異常(不食、大食、隠れ食いなど)
- (4) 体重や体型についての歪んだ認識(体重増加に対する極端な恐怖など)
- (1) 発症年齢:30歳以下
- (5) (女性ならば)無月経
- (6) やせの原因と考えられる器質性疾患がない
- やせや無月経をきたす器質性疾患:視床下部腫瘍、下垂体機能低下症、糖尿病、慢性膵炎、甲状腺機能亢進症、炎症性腸疾患、結核などの感染症、悪性腫瘍
鑑別診断
食思不振症とか錐体機能低下症の比較 IMD.923改変
- 神経性食思不振症では成長ホルモンと糖質コルチコイドの上昇、末梢の甲状腺ホルモンの異常(reverse T3↑のこと?)、インスリン分泌の異常が認められることがある。(参考6) ← 甲状腺、副腎機能は正常と言い切っている書物もあるが、、、
治療
- 医師と患者の信頼関係が重要。体重増加を受け入れてもらう
- 栄養療法:少量・低エネルギー食より開始。栄養不良が著しい場合には静脈栄養/経腸栄養
- 心理社会的療法(認知行動療法)
予後
- 改善50%、不変25%、悪化25%、死亡率5-8%(YN.D-167) ← 過食性食思不振症に比して予後が悪い
参考
- http://www.aiiku.or.jp/aiiku/jigyo/contents/kaisetsu/ks0712/ks0712_4.pdf
- 5. [charged] Patient information: Anorexia nervosa (TheBasics) - uptodate [1]
- 6. [charged] 成人における神経性食思不振症:診断、随伴する臨床的特徴、および評価 - uptodate [2]
- 7. [charged] 成人における神経性食思不振症:合併症の評価およびこれらの合併症管理のための入院基準 - uptodate [3]
- 8. [charged] 成人における神経性食思不振症:薬物療法 - uptodate [4]
- 9. [charged] 成人および思春期における神経性食思不振症:再栄養症候群 - uptodate [5]
- 10. [charged] 成人および思春期における神経性食思不振症:内科的合併症およびその管理 - uptodate [6]
- 11. [charged] 摂食障害:疫学、病因、および臨床的特徴の概要 - uptodate [7]
- 12. [charged] 摂食障害:治療および転帰 - uptodate [8]
[★]
- 英
- age, year old
- 関
- 保育園
年齢と幼稚園・保育園、就学
- 4月1日生まれの場合は一つ下の年齢と同じクラスと考える。
保育園
- 4月1日に 3歳:3歳児クラス
- 4月1日に 4歳:4歳児クラス
- 4月1日に 5歳:5歳児クラス
小学校
- 4月1日に 6歳:小1
- 4月1日に 7歳:小2
- 4月1日に 8歳:小3
- 4月1日に 9歳:小4
- 4月1日に10歳:小5
- 4月1日に11歳:小6
中学校
- 4月1日に12歳:中1
- 4月1日に13歳:中2
- 4月1日に14歳:中3
高校
- 4月1日に15歳:高1
- 4月1日に16歳:高2
- 4月1日に17歳:高3
大学
- 4月1日に18歳:大1
- 4月1日に19歳:大2
- 4月1日に20歳:大3
- 4月1日に21歳:大4