- 英
- molar pregnancy、hydatid pregnancy
- 関
- 胞状奇胎、全胞状奇胎、部分胞状奇胎
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 胞状奇胎妊娠にて子宮全摘後に発症した肺の類上皮性トロホブラスト腫瘍の一例
- P1-231 胞状奇胎妊娠における末梢血および脱落膜NK細胞の検討(Group26 胎盤3,一般演題,第60回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 青木 洋一,市川 剛,久野 宗一郎,村瀬 隆之,千島 史尚,山本 樹生
- 日本産科婦人科學會雜誌 60(2), 573, 2008-02-01
- NAID 110006805045
- P2-190 非奇胎妊娠後絨毛癌は早期診断されているか?(Group127 絨毛性疾患2,一般演題,第59回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 山本 真規子,野村 誠二,中川 明子,城所 久美子,高橋 典子,吉田 憲生,山本 英子,井箟 一彦,吉川 史隆
- 日本産科婦人科學會雜誌 59(2), 627, 2007-02-01
- NAID 110006804019
Related Links
- 胞状奇胎のほとんどは、異常な受精卵が増殖したものです。受精卵に異常があると胎児 に成長できずに胞状奇胎となることがあり、このような妊娠を奇胎妊娠といいます。流産 の後や、正常な妊娠・出産後に子宮に残った細胞からも、胞状奇胎が発生することが ...
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★リンクテーブル★
[★]
- hydatid
- 英
- partial hydatidiform mole
- 同
- 部分奇胎 partial mole、一部胞状奇胎
- 関
- 胞状奇胎、全胞状奇胎、奇胎妊娠
診断
- 超音波所見やhCGにより胞状奇胎が疑われたら診断は組織診断により確定される。組織診断は核型を決定するためのフローサイトメトリーでさらに正確なものとなる。(参考1) → 病理診断が確定診断となる。
参考
- [charged]Gestational trophoblastic disease: Epidemiology, clinical manifestations and diagnosis - uptodate [1]
全胞状奇胎と部分胞状奇胎の比較
Table 19-3. Features of Complete and Partial Hydatidiform Mole
|
Feature
|
complete mole
|
partial mole
|
Karyotype
|
46,XX (46,XY)
|
Triploid (69,XXY)
|
Villous edema
|
All villi
|
Some villi
|
Trophoblast proliferation
|
Diffuse; circumferential
|
Focal; slight
|
Atypia
|
Often present
|
Absent
|
Serum hCG
|
Elevated
|
Less elevated
|
hCG in tissue
|
++++
|
+
|
Behavior
|
2% choriocarcinoma
|
Rare choriocarcinoma
|
AFP
|
-
|
+
|
fatus
|
-
|
+
|
[★]
- 英
- complete hydatidiform mole CHM, total hydatid, complete hydatid, complete mole
- 同
- 全奇胎
- 関
- 胞状奇胎、部分胞状奇胎、奇胎妊娠
病因
- 1X → ホモ全奇胎(90%)
- 2X → ヘテロ全奇胎(5%)
- 1X 1Y → ヘテロ全奇胎(5%)
- 1Y → 発生しない
- 2Y → 発生しない
合併症
- 核を失った卵子と精子による受精でで生じる。X染色体を有する精子が受精し、その後染色体が倍加したものが最も多い。その他に、X染色体を有する2つの精子により同時に受精が起きた場合、あるいはそれぞれX染色体およびY染色体を有する精子により同時に受精が起きた場合にも生じる。
[★]
- 関
- molar pregnancy
[★]
- 英
- pregnancy, gravidity, gestation
- 関
- 妊娠週数、妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさ、trimester。妊婦
- 妊娠x週
- x weeks of gestation
妊娠期間 (L.107)
- 最終月経の開始から280日(40週)
- 受精後266日(38週)
妊娠に伴う自覚、検査所見
- QB必修
- 尿検査による妊娠反応陽性:4週
- つわり症状 :6週
- 胎動の自覚 :18-20週
検査
超音波検査
- QB必修
- 妊娠4週:胎囊
- 妊娠5週:胎児
- 妊娠6週:胎児心拍
- 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍
尿妊娠反応
妊娠による変化
- G10M.38 NGY.293-303
- 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
- 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
- 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
- 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
- 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
- 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
- →[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
-
- 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
- FSH, LH:非妊娠時の基礎値
- hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
- PRL:妊娠末期に向かって増加
妊娠によるエネルギー付加量
- NGY.324
- 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
- 妊婦 +350
- G10M.72
- 妊娠初期:50kcal
- 妊娠中期:250kcal
- 妊娠末期:500kcal
- 授乳中:450kcal
妊娠と服用薬
- 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
- http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
服用薬の影響
- 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
臨床関連
届出
参考
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf
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- 英
- mole
- ラ
- mola
- 関
- 胞状奇胎