バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌

vancomycin-resistant Staphylococcus aureus VRSA


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/06 00:30:55」(JST)

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Japanese Journal

  • バンコマイシン耐性の機序 (今月の主題 薬剤耐性菌制御の最前線)
  • 片山 由紀,平松 啓一
  • 臨床検査 54(5), 481-487, 2010-05
  • NAID 40017090885
  • バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)感染症 (新興・再興感染症(後篇))

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関連記事バンコマイシン」「ブドウ球菌」「耐性」「」「ブドウ

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」

  [★]

methicillin-resistant Staphylococcus aureus methicillin resistant Staphylococcus aureus MRSA
黄色ブドウ球菌VRSA、LRSA

耐性獲得機序

  • 多種がもつβ-ラクタムに親和性の低いペニシリン結合蛋白を発現するようになったため
  • 細胞壁合成酵素(penicillin-binding protein: PBP) PBP 2'の産生。このペニシリン結合タンパクはmecAにコードされている。
βラクタム薬の投与により発現が誘導される、らしい。

抗菌薬

QB.H-178

臨床関連

VRSA」

  [★] バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 vancomycin-resistant Staphylococcus aureus

vancomycin-resistant Staphylococcus aureus」

  [★] バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌

バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症」

  [★]

vancomycin-resistant Staphylococcus aureus infection VRSA infection
黄色ブドウ球菌バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌VRSA

バンコマイシン」

  [★]

vancomycin, VCM
塩酸バンコマイシン vancomycin hydrochloride
Vancocin, Luphocinバンマイシン
抗菌薬一覧テイコプラニンメトロニダゾール
  • first aid step1 2006 p.140,165,166,169,173,207

特徴

  • Streptomyces orientalisから分離
  • 経腸管的に吸収されないため骨髄移植時の消化管内消毒に用いられる。

構造

作用機序

  • 細胞壁合成阻害作用(block peptidoglycan synthesis)
  • 細胞内で作られたmurein monomerの重合を妨げる?

薬理作用

抗菌スペクトル

  • MRSAを含むほとんどのグラム陽性菌と一部の嫌気性菌に抗菌作用を示す
  • 殺菌的に作用(bactericidal antibiotics)

動態

  • 腸管からほとんど吸収されない→腸管殺菌のための経口投与、点滴静注による全身投与で用いられる

適応

  • 感染性腸炎
  • 骨髄移植時の消化管内殺菌

適応菌種

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、クロストリジウム・ディフィシル

注意

禁忌

副作用

重大な副作用

添付文書
  • 1)ショック:0.1%未満(血圧低下、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴り、発汗等)
  • 2)注射用塩酸バンコマイシン製剤:アナフィラキシー様症状、急性腎不全間質性腎炎、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、剥脱性皮膚炎、第8脳神経障害、偽膜性大腸炎、肝機能障害、黄疸

その他

  • 1)過敏症(発熱、発疹、潮紅、悪寒、蕁麻疹、そう痒)
  • 2)血液(好酸球増多、白血球減少、血小板減少)
  • 3)肝臓(AST・ALT・Al-P上昇)
  • 4)消化器(下痢:48%、悪心:28%、嘔吐:34%、食欲不振) ←骨髄移植時の消化管内殺菌における発現頻度
  • 5)腎臓(BUN・クレアチニンの上昇)
  • 6)その他(口内炎、舌炎)

ブドウ球菌」

  [★]

Staphylococcus
スタフィロコッカス属ブドウ球菌属


  • 属名なので、ブドウ球菌属(Staphylococcus属)
  • グラム陽性球菌
  • 通性嫌気性
  • カタラーゼ産生 ← 連鎖球菌との判別に利用
  • 耐塩性が高い → マンニット食塩培地でコロニーを形成しうる
  • 常在細菌
皮膚、鼻腔粘膜 (内科診療学)

Staphylococcus

  • 女性の尿路感染の原因となる

毒性 (SMB.236)

耐性」

  [★]

tolerance
薬物耐性逆耐性依存


  • 精神作用物質の効果が長期の摂取のために減弱し、初期の効果を得るためにより大量の摂取が必要となった状態(PSY.395)

菌」

  [★]

fungusfungimicrobial
菌類真菌真菌類微生物

ブドウ」

  [★]

grapegrapevine
Vitis vinifera
ブドウ属ブドウ科