インドシアニングリーン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- オフサグリーン静注用25mg,インドシアニングリーン静注用.
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オフサグリーン静注用25mg
組成
有効成分
含量(1バイアル中)
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- ヨード過敏症の既往歴のある患者(本剤はヨウ素を含有しているため、ヨード過敏症を起こすおそれがある。)
効能または効果
- 網脈絡膜血管の造影
- インドシアニングリーンとして、成人には25mgを注射用蒸留水2mLに溶解し、通常肘静脈より速やかに注射する。
慎重投与
重大な副作用
*ショック(0.10%)、アナフィラキシー様症状(頻度不明注))
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、次のような処置を行うこと。
- 口のしびれ、嘔気、胸内苦悶、眼球結膜充血、眼瞼浮腫等があらわれた場合には、ショック、アナフィラキシー様症状の前駆症状と考えられるため、直ちに適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれた場合には、症状に応じ、輸液、血圧上昇薬、強心薬、副腎皮質ホルモン剤等の投与、気道確保、人工呼吸、あるいは酸素吸入、心臓マッサージ、適切な体位をとらせるなどの救急処置を速やかに行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- インドシアニングリーン(indocyanine green)
略号
化学名
- 2-[7-[1,1-dimethyl-3-(4-sulfobutyl)benz[e]indolin-2-ylidene]-1,3,5-heptatrienyl]-1,1-dimethyl-3-(4-sulfobutyl)-1H-benz[e]indolium hydroxide,inner salt,sodium salt
分子式
分子量
性状
- 本品は暗緑青色の粉末で、においはない。
本品は水又はメタノールにやや溶けやすく、アセトンにほとんど溶けない。
融点
安定性
- 水溶液では不安定であるが、蛋白を含む溶液中および乾燥状態では安定である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- indocyanine green, ICG
- 商
- ジアグノグリーン、オフサグリーン
分子式
禁忌
- ヨード過敏症(造影剤としてのインドシアニングリーンにはその安定化のために少量のヨードが添加されているため)
臨床関連
メモ
- 脳外の手術でクリッピング後、ICGを注入した後、周囲を暗くして顕微鏡で出血の有無を確認していたみたい。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7224400A1034_1_02/7224400A1034_1_02?view=body