- 英
- auditory pathway
- 関
- コルチ器
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 術中EABR測定による脳幹部聴覚伝導路探索用プローブの試み
- 山内 大輔,織田 潔,高田 雄介,川瀬 哲明,小林 俊光
- Otology Japan 18(4), 507, 2008-09-16
- NAID 10025821957
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★リンクテーブル★
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- http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A8-%EF%BE%85%EF%BE%8C-150-KOKUYO-%E3%83%8A%E3%83%95-150-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%B0%E5%90%8D%E6%9C%AD%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E4%B8%A1%E7%94%A8%E5%9E%8B%E5%90%8D%E5%88%BA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E7%94%A8%E3%83%A8%E3%82%B3%E5%9E%8B%E6%9C%AC%E4%BD%93R-PP/dp/B000NNK5A4/ref=sr_1_22?ie=UTF8&qid=1338660835&sr=8-22
解剖学用語について-改訂を検討中
- 椎骨の呼び方をを略しています。学術的には正しくないです。
第1頚椎 → C1椎体
第10胸椎 → T10椎体
第3腰椎 → L3椎体
- 脊髄の呼び方を略しています。学術的には正しくないです。
第8頚髄 → C8脊髄
- 脊髄神経から出る神経の呼び方を略しています。学術的には正しくないです。
第4腰神経 → L4神経
ツール
確認
要学習
[★]
- 英
- acoustic radiation, auditory radiation
- ラ
- radiatio acustica
- 関
- 聴覚伝導路
[★]
- 英
- auditory pathway
- 関
- 聴覚伝導路
[★]
[★]
- 英
- audition, hearing
- 同
- 聴感覚
- dB = 20 log10 (被験音圧)/(基準音圧)
聴覚の受容器
- 集音・共振による音圧増強: 20dB
- 鼓膜面積:アブミ骨底面積比と耳小骨連鎖のてこ比による音圧増強: 27dB
-
- 基底膜の幅・柔らかさ・外有毛細胞による伸縮作用が異なる。
- 前庭階の入り口に近い基底膜が高周波数に応じて振動する (SP.240)
基底膜振動の伝播と進行波
SP.
基底膜振動の伝播は進行波と呼ばれる。
-周波数同調特性
SP. 240,251,252
-同調曲線
SP. 240,250,251
-特徴周波数
SP. 240,250
- 同調曲線上で、応答の閾値が最小値をとる周波数はその系が最も応答しやすい周波数(=特徴周波数)となる。
-周波数帯域
周波数帯SP. 239
-周波数局在性
SP. 202,206,241,250,258,260
- 振動周波数が高くなるに従い、振動の頂点は蝸牛管基部に生じる
- 蝸牛器官、らせん神経節、蝸牛神経核、上オリーブ核、台形体核、外側毛帯核、下丘、内側膝状体、聴皮質はすべて周波数局在性を有する(SP.250)
コルチ器 (2007年後期生理学授業プリント)
- 蝸牛基底部から頂部に至るらせん状の構造を全体として形成する
- 蝸牛の回転の内側に配列する
- 1列
- 3500個/蝸牛
- 感覚毛(不動毛。×動毛)
- 受容器細胞として主役
- 求心線維の90-95%が分布
- 内柱細胞 inner pillar cell
- コルチのトンネル tunnel of Corti
- 外柱細胞 outer pillar cell
- 外有毛細胞 outer hair cell
SP. 240-243,245-252,259
- 蝸牛の回転の外側に配列する
- 3-4列
- 20000個/蝸牛
- 感覚毛(不動毛。×動毛)
- 遠心性細胞が分布
- 膜電位に応じて長さを変化させ、基底膜同調特性に非線形的な増強を与えると考えられている。
- ヘンゼン細胞 Hensen cell
- 網状板(=網様膜)
- 蓋膜
- 蝸牛神経線維
- 遠心性線維(蝸牛神経節経由)
- 求心性線維(上オリーブ核(延髄)由来)
受容器電位 receptor potential
SP. 50,185,219,220,243
- 受容器電位の発生から聴神経におけるインパルス発生まで
- 1. 有毛細胞の感覚毛屈曲
- 2. 有毛細胞における受容器電位の発生
- 3. 有毛細胞から求心性線維への神経伝達物質(グルタミン酸)放出
- 4. 求心性線維終末におけるEPSP発生
- 5. 求心性線維終末における活動電位の発生
蝸牛マイクロフォン電位 cochlear microphonics potential, CM
SP. 247
- 聴覚刺激を与えることで、内耳および内耳周辺では刺激をを忠実に反映した電気信号が記録される。この電位をマイクロホン電位と呼ぶ(SP.247)
- 蝸牛マイクロフォン電位は感覚毛の振動で生じた受容器電位の総和(PT.163)
内リンパ腔電位 endolymph potential (=蝸牛内直流電位)
SP. 246,247
難聴
- 伝音性難聴とは、伝音機能の不良(音の伝達不良)によって起こる難聴であり、鼓膜破損や耳小骨硬化、慢性中耳炎などで起こり、骨伝導には問題がない。低音域で障害があらわれ、補聴器で補正できる。
- 感音性難聴とは、音の受容に問題があって起こる難聴であり、コルチ器官や聴神経あるいは聴神経核などの障害、利尿剤・老化による有毛細胞の変性などで起こる。高音域で障害があらわれ、補聴器で補正できない。
聴覚の伝導路
SP. 254-
- 1. 蝸牛・コルチ器官・有毛細胞
- 2. 蝸牛神経線維
- 3. らせん神経節(=蝸牛神経節) [一次ニューロン]
- 4. 蝸牛神経核 cochlear nucleus
- 5. 上オリーブ核群
- 6. 台形核
- 7. 外側毛帯
- 8. 外側毛体格
- 9. 下丘
- 10. 内側膝状体
- 11. 視床枕・網様核
- 12. 大脳皮質第一次聴覚野
- 13. 大脳皮質聴覚連合野
- 14. 大脳皮質感覚性言語中枢
(Q.book p.107)
伝導路における交叉
- 交叉は台形体・下丘で行われるが、反対皮質の優位性は低い
- 聴覚は両側性に中枢に伝わる
- 4-6個のニューロンを比較的多数のシナプスを中継して中枢に至る
[★]
- 関
- 上行性伝導路、下行性伝導路
下降性伝導路(運動性伝導路)
PT Pyramidal tract CST corticospinal tract
- 中心前回の運動野(Brodmann 4 野)、6 野および中心後回(1,2,3野)の錐体細胞から出て、内包後脚を通り、錐体交叉で交叉し対側の外側皮質脊髄路lateral corticospinal tract (75-90%)、同側の前皮質脊髄路anterior corticospinal tract (10-25%) を下降し、脊髄前核に至る。
CBT corticobulbar tract
- 中心前回の運動野の錐体細胞から出て、内包後脚を通り、対側または動側の運動性脳神経核に至る。(動眼、滑車、外転、三叉神経運動、顔面、疑、舌下神経)
CPT corticopontine tract FPT frontopontine tract
OTPT occipitotemporal pontine tract
- 大脳皮質の広い範囲から出て、内包を通り橋核に至る。橋核から出た線維は横走線維となり、縫線部で交叉し、中小脳脚を通って小脳半球、虫部の皮質に至る。
上行性伝導路(知覚性伝導路)
ASThT anterior spinothalamic tract
- 体幹の原始触覚伝導路。脊髄後角固有核から出て、白交連で交叉し前脊髄視床路を上行して視床後外側腹側VPL に入る。
LSThT lateral spinothalamic tract
- 四肢、体幹の温痛覚伝導路。後角に入り後角海綿体でニューロンを代え、白交連で交叉して外側脊髄視床路を上行し、視床後外側腹側VPL に入る。
GF Gracile fascicle
CF Cneate fascicle ML medial lemniscus
- 四肢、体幹の識別性触覚、圧覚伝導路。脊髄神経節細胞から出て後索に入り、薄束、楔状束を形成して上行し、薄束核、楔状束核に至る。両核からの線維は内側毛体を形成し対側の視床後外側腹側VPL に入る。
LL lateral leminiscus
- 蝸牛神経核から出て下丘に至る。更に、下丘腕を介して内側膝状体に至り、聴放線となって側頭葉の聴覚野に終止する。
小脳求心路
SCP ASCT anterior spinocerebellar tract
- 上小脳脚は歯状核から出る歯状核、赤核、視床路で構成されるが、他に(筋、腱知覚)深部知覚伝導路である前脊髄小脳路が上小脳脚から小脳に入る。
- (脊髄の白交連で交叉、更に小脳内で交叉し、結局同側の小脳に至る。)
MCP TPF transverse pontine fiber
- 橋核から出た線維は横走線維となり、縫線部で交叉し、中小脳脚を通って小脳半球、虫部の皮質に至る。
ICP PSCT posterior spinocerebellar tract
- (筋、腱知覚)深部知覚伝導路。脊髄神経節細胞からでて後索を上後し、Clarke の背核を経由して後脊髄小脳路PSCT posterior spinocerebellar tract を上行し、下小脳脚から小脳に入る。(同側性)
VCT Vestibulocerebellar tract
- 前庭神経節、前庭神経核からでて、索状傍体を経由し、同側の小脳片葉、小節葉、室頂核に入る。
OCT Olivocerebellar tract
- オリーブからの出力線維は対側の下小脳脚に入り、小脳に向かう。オリーブ核の機能は未だに明らかでない。(言語、起立性歩行?)
小脳遠心路
SCP DRThT dentatorubrothalamic tract
- 歯状核から出て、上小脳脚交叉で交叉し対側の赤核に至る。更に上行して、視床外側核VL、前核VA に至る。
uncinate fasciculus
- 室頂核から出て同側・対側の前庭神経核、脳幹網様態に至る。
CTT central tegmental tract
- 赤核小細胞から出て、橋被蓋を下降し下オリーブ核に至る。一部はオリーブ脊髄路に接続。中心被蓋路CTT central tegmental tract、オリーブ小脳路OCT olivocerebellar tract、上小脳脚・歯状核赤核小脳路DRThT dentatorubrothalamic tractで構成される回路をギラン・モラレ三角Guillain-Mollaret triangle と呼ぶ。
MLF medial longitudinal tract
- Cajal の間質核から始まり、脊髄に及ぶ長い線維束。脳幹部では中心灰白質の腹側、傍正中部を通る。動眼、滑車、外転神経核、前庭神経核から出る神経線維や網様体から出る線維で構成される。
- MLFが障害されると、輻湊はできるが同側眼球の内転ができない。(MLF症候群)
[★]
- 英
- transduction, conduction
- 関
- 興奮伝導、伝達
- ニューロン介して情報が活動電位として伝わることを伝導という、と思う。
- 伝達とは確実に区別する
[★]
- 英
- tract
- ラ
- tractus