- 英
- forced delivery
定義
方法
方法の選択
- 経膣分娩中で子宮口全開大で児頭が陥入してきていれば、吸引分娩が選択される。
- それ以外の状況で経膣分娩と比べて、帝王切開の法が児の娩出が急速に行える状況であれば、帝王切開が選択される。
適応
- ZalarとQuilligan(1979)らの提唱する分娩管理方法:(1)non-reassuring fetal heart rate patternが見られた場合に、fetal scalp book samplingを行う。(2-a)pH≧7.25:分娩経過の観察。(2-b)pH7.20-7.25:30分以内に再検。(2-c)pH<7.2:直ちに再検。pH低下が確定すれば急速遂娩とする。(NGY.495)
国試
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 4)急速遂娩(17.代表的異常分娩とその管理,第17回正常分娩の経過と管理,研修コーナー)
- 常位胎盤早期剥離症例の分娩方法 (特集 危機的出血や臓器障害から母体を守ろう 産科出血:前置胎盤と常位胎盤早期剥離)
- 鉗子分娩 (周産期診療指針2010) -- (産科編 産科手術)
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- 2010年6月19日 ... 定義] 急速遂娩(forced delivery)とは、分娩経過中に母児に危機が生じ、自然の分娩 の進行を待っていては遅すぎるため、分娩経過を短縮させ直ちに児を娩出させることで ある。 急速遂娩には、 ・吸引分娩(vacuum extraction delivery)、 ...
- 急速遂娩,急遂分娩. 種類. 吸引分娩; 鉗子分娩. 適応. 前提条件としては子宮口が全開 大しており、児頭先進部が SP+2cm 以下に下降していること(鉗子適位)などが必要と なる。 なお顔位や産瘤が著明な場合は禁忌となる。 胎児仮死; 子宮破裂; 臍帯脱出 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 34歳の2回経産婦。妊娠32週に性器出血と下腹部痛とがあり緊急搬送された。
- 不穏状態である。身長155cm、体重65kg。脈拍120/分、整。血圧80/60mmHg。子宮底長34cm。内診で子宮口は3cm開大し、外子宮ロから出血を認める。持続的に子宮は収縮しており触診で疼痛を訴える。血液所見:赤沈5mm/1時間、赤血球250万、Hb7.0g/dl、白血球9,200、血小板3万、血清FDP60μg/ml(基準10以下)、Dダイマー3.0μg/ml(基準1.0以下)。超音波検査で胎児死亡が確認され、胎盤後壁にエコーフリースペースが観察された。
- まず行う検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F043]←[国試_099]→[099F045]
[★]
- (1) accelerationの出現 一過性頻脈
- (2) NST nonreactive
- (3) late decelerationの出現 遅発一過性徐脈
- (4) 胎児末梢血のpH7.10
- (5) 母体尿中estriol値10mg/day
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
[★]
[正答]
[★]
- 英
- atonic bleeding, atonic postpartum hemorrhage
- 同
- 子宮弛緩症 uterine atony, Uterusatonie, atonia uteri
疫学
- 全分娩の約10%(他の文献では5%)に起こる。
- 経産婦に多い。
- 妊産婦死亡の20.4%を占める
原因
徴候
身体所見
治療
- 0. 子宮内容物の除去、子宮底の輪状マッサージ
- 1. 全身の管理:輸液・輸血、抗ショック療法
- 2. 子宮収縮薬の投与
- 3. 双手圧迫法
- 4. 子宮・膣強圧タンポン
- 5. 内腸骨動脈結紮術、子宮摘出
[★]
- 英
- cesarean section, CS
- ラ
- sectiv caesarea
- 同
- 帝王切開
概念
術後合併症
参考
- 1. [charged] Cesarean delivery: Preoperative issues - uptodate [1]
-帝王切開
[★]
- 英
- rapid、quick、rapidly、quickly
- 関
- 鋭い、速い、速く、迅速