- 英
- total placenta previa
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 全前置胎盤術後に水腎症を伴わない急性腎後性腎不全を呈した1例
- P1-18-24 全前置胎盤に対する子宮底部横切開による腹式帝王切開術後のフォローアップと次回妊娠に関する検討(Group38 妊娠・分娩・産褥の生理・前置胎盤2,一般演題,第63回日本産婦人科学会学術講演会)
- 江草 悠美,関谷 隆夫,岡本 治美,稲垣 文香,宮田 雅子,廣田 穣,宇田川 康博,西澤 春紀,多田 伸,小辻 文和
- 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 581, 2011-02-01
- NAID 110008509170
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- 部分(一部)前置胎盤 全前置胎盤 内子宮口からから5cm以上離れていれば、胎盤の位置は正常です。内子宮口にはかかっていないが、5cm未満の場合は「低位(低置)胎盤」と言います。 低位胎盤は前置胎盤ほどではありませんが ...
- 39歳、もうすぐ出産するんですが、全前置胎盤と言われしかも胎盤の癒着が激しく危険があると言われました。多量の出血を予想して自血をとり保存していかないといけないらしく近々出産に控え入院となります。 まもなくのご ...
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- 英
- placenta previa
- ラ
- placenta praevia
- 関
- 辺縁前置胎盤
概念
- 胎盤の一部または大部分が子宮下部に付着し内子宮口におおう状態
疫学
- 総分娩数の0.5%。初産婦0.2%、多産婦5%。 (NGY.408)
分類
- 全前置胎盤 :組織学的内子宮口を覆う胎盤の辺縁から内子宮口までの最短距離が2cm以上の状態:25%程度
- 部分前置胎盤:組織学的内子宮口を覆う胎盤の辺縁から内子宮口までの最短距離が2cm未満の状態:最多。50%程度
- 辺縁前置胎盤:組織学的内子宮口を覆う胎盤の辺縁から内子宮口までの最短距離がほぼ0cmの状態:25%程度
リスクファクター
- 前回帝王切開、中絶を含む子宮内手術の既往、喫煙、多胎妊娠、多産、母体の高齢
合併症
症状
- 妊娠後期に生じる無痛性の出血
- 妊娠中:無痛性の出血で、妊娠週数を重ねるにつれ出血量が増加する。最初の出血が少量でも、将来の大出血を示唆する(1週間以内の大出血を示唆。1日200g以上の出血をみたら帝王切開する場合がある)。
- 分娩中:陣痛時には出血が増加し、間欠期には減少する。辺縁前置胎盤では分娩中は帰って出血が減少する。
- 分娩後:子宮峡部の弛緩や癒着胎盤により出血が持続しやすい。
検査
管理
- 資料1
- いずれの場合でも、入院後、大量出血に備えて自己貯血を行う。
入院中期以降に出血が無い場合
- 全前置胎盤では、妊娠28週以降、遅くても34週には入院管理とし、出血がない場合には妊娠36週以降に予定帝王切開術を行う。自己貯血は可能であれば用意しておく。
入院中期以降に出血がある場合
- 入院安静とし、子宮の収縮が認められれば子宮収縮抑制薬を投与する。妊娠期間の延長をはかり、妊娠36週になるか出血がコントロールができなくなった場合に帝王切開術を行う。 ← 妊娠37週以降の帝王切開を目標にする(G9M.113)
参考
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5912-712.pdf
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- 英
- placenta (Z)
発生
- G10M.30 NGY.287
- 妊娠7週から形成が始まり、妊娠4ヶ月末(妊娠15週末,妊娠前期末)に完成。妊娠10ヶ月末まで増大し続ける。
解剖
- NGY.287
- 正期産では500g、直径20cm、厚さは中央部で2cmの扁平な円盤状構造物である。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
機能
ガス・物質交換と代謝
単純核酸
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酸素、二酸化炭素、遊離脂肪酸、脂溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、尿素、尿酸、薬剤の大部分、麻酔学
|
促進拡散
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グルコース。GLUT1とGLUT3による
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能動輸送
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アミノ酸、水溶性ビタミン、カルシウム、リン酸塩、鉄、ヨード
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エンドサイトーシス
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IgG, LDLコレステロール
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薬物・毒物・感染性物質の胎盤通過性
- 脂溶性・非イオン性薬剤、分子量≧600、非抱合型ステロイドホルモン、脂質
- 水溶性・イオン性薬剤、分子量<1000、血清蛋白結合能の強い薬剤、ポリペプチドホルモン、抱合型ステロイドホルモン
ホルモン産生
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- 英
- preface
- 関
- 序文、前置きをする、巻頭言