出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/11/09 02:58:32」(JST)
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
IUPAC名
carbanide; cobalt(3+);
[5-(5,6-dimethylbenzimidazol-1-yl)-4-hydroxy-2- (hydroxymethyl)oxolan-3-yl] 1-[3-[(4Z,9Z,14Z)-2,13,18-tris(2-amino-2-oxoethyl) -7,12,17-tris(3-amino-3-oxopropyl) -3,5,8,8,13,15,18,19-octamethyl-2,7,12,17-tetrahydro -1H-corrin-21-id-3-yl]propanoylamino] propan-2-yl phosphate |
|
臨床データ | |
投与方法 | oral,sublingual,injection. |
識別 | |
CAS番号 (MeSH) |
13422-55-4 |
ATCコード | B03BA05 (WHO) |
PubChem | CID: 6436232 |
化学的データ | |
化学式 | C63H91CoN13O14P |
分子量 | 1344.40 g/mol |
メチルコバラミン(英: Methylcobalamin; 本邦では一般にメコバラミン mecobalamin とも呼ばれる。)は、コバラミン(ビタミンB12)の一種であり、末梢神経障害、糖尿病性神経障害、悪性貧血の治療・筋萎縮性側索硬化症の初期治療に用いられている。
メチルコバラミンは、ビタミンB12の一つの形態であり、シアノコバラミンとはシアニドがメチル基に置換されているのが相違点である[1]。日本では「メチコバール」という製品名でエーザイから内服薬、注射薬が販売されている。
このビタミンは、体内でビタミンB12依存酵素により利用される2つの補酵素のうちの1つであり、特にメチオニン合成酵素として知らる5-メチルテトラヒドロ葉酸ホモシステインメチル基転移酵素(MTR)により利用されている。分子中にコバルトを含有し、数少ない重金属含有生体分子として知られる。
メチルコバラミンの錠剤(メチコバール)。
[ヘルプ] |
|
メチコバール錠250μg
リンク元 | 「ビタミンB剤」「メコバラミン」 |
GOO. 1454-1458
.