メコバラミン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
添加物
- 添加物として、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クエン酸Ca、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、精製白糖、タルク、無水リン酸水素Ca、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム末、ショ糖脂肪酸エステル、酸化チタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、カルナウバロウを含有する。
効能または効果
末梢性神経障害
- 通常、成人は1日3錠(メコバラミンとして1日1,500μg)を3回にわけて経口投与する。
ただし、年齢及び症状により適宜増減する。
- 本剤投与で効果が認められない場合、月余にわたって漫然と使用すべきでない。
薬効薬理
- メコバラミンは生体内補酵素型ビタミンB12の1種で、ホモシステインからメチオニンを合成するメチル基転移反応に重要な役割を果たす。メチオニン合成反応を通じて貯蔵型葉酸の利用を促進すると共に、t-RNAのメチル化など、核酸代謝にも関与する。
ビタミンB12欠乏食で飼育したラットに、14C-標識体を投与すると、神経系のレシチン分画への14Cの取り込み増加が見られる。また、ビタミンB12及び葉酸欠乏食で飼育したラットにおける神経細胞内核酸合成の促進や神経組織培養における神経線維の髄鞘形成の促進が報告されている3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Coα-[α-(5,6-Dimethylbenz-1H-imidazolyl)]-Coβ-methylcobamide
分子式
分子量
性状
- 暗赤色の結晶又は結晶性の粉末である。
水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、アセトニトリルにほとんど溶けない。
光によって変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- ビタミンB
商品
[★]
- 英
- mecobalamin
- 商
- イセコバミン、カロマイドMe、コメスゲン、コバメチン、ノイメチコール、ハイトコバミンM、バンコミン、ビーコバM、メコバマイド、メコラミン、メチクール、メチコバール、メチコバイド、ヨウコバール、レチコラン、ローミス
- 関
- ビタミンB剤
GOO. 1454-1458
製品
- 錠:250μg/500μg
- 細粒:1mg
- 注:500μg/1mL
薬理作用
- 核酸やリン脂質の代謝
- 末梢性神経障害における神経の修復・再生
適応
- 内服:末梢性神経障害
- 注射:末梢性神経障害,ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血
副作用
- 過敏症(発疹など)、
- 内服:消化器症状(胃部不快感,食欲不振,悪心,下痢,腹痛)
- 注射:注射部位の疼痛,硬結,頭痛,発汗,発熱感
重大