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- nitrogenの化学記号
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/21 03:32:11」(JST)
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N95マスク(Particulate Respirator Type N95)とは、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子用マスクのこと。
目次
- 1 N95規格
- 2 用途
- 3 NIOSHによる規格区分
- 4 外部リンク
N95規格
N95 規格とは、米国 NIOSH(National Institute of Occupational Safety and Health)が定めた9種類(後述)の基準の中で最も低いもので、「N」は耐油性が無いことを表し(Not resistant to oil)、「95」は試験粒子を 95% 以上捕集できることを表している。
NIOSH規格で用いる試験粒子は、フィルターで最も捕集しづらい、つまりフィルターを通過しやすいサイズの粒子で、空力学的質量径でおおよそ0.3μmの粒子であり、この粒子径で95%以上捕集できなければならない。なお、N規格の試験粒子は、塩化ナトリウム(NaCl)、DOPが用いられる。試験粒子はろ材のタイプにより選択される。
N95とはフィルター自体の性能を示すもので、装着後のマスクと顔との密着性は保証していない。使用にあたっては、正しい装着を実施する必要があり、サイズの確認のため、最低年1回のフィットテストが必要で、息の漏れが無いかを確認するシールチェックは、マスク着用の度に行う。
用途
粒子状物質の吸入防止に用いる。元々は製造現場等のマスクとして使用されていたが、結核、SARSなどの感染防止に効果を上げたことから、N95マスクは医療関係でも用いられるようになる。
手術用のサージカルマスクなどとは区別し、レスピレータ(呼吸用保護具や防じんマスクとも呼ばれる)と呼ぶ。サージカルマスクは装着者の側から発する飛沫の拡散を防ぐために用いるが、レスピレータは装着者を空気中の微粒子(有害物質やウイルスなど)から防ぐために用いる。
日本の厚生労働省国家検定規格では、DS2区分マスクがN95マスクに相当する能力を持つとされる。
NIOSHによる規格区分
米国労働安全衛生研究所(NIOSH)による規格には、以下の計9種がある。3種の耐油性イニシャルと、3種の性能数字とを組み合わせる。
NIOSHによる9規格
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95 |
99 |
100 |
N |
N95 |
N99 |
N100 |
R |
R95 |
R99 |
R100 |
P |
P95 |
P99 |
P100 |
- N:Not resistant to oil(耐油性なし)
- R:Resistant to oil(耐油性あり)
- P:Oil Proof(防油性あり)
- N95/R95/P95:0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能
- N99/R99/P99:0.1~0.3μmの微粒子を99%以上除去できる性能
- N100/R100/P100:0.1~0.3μmの微粒子を99.97%以上除去できる性能
外部リンク
- 住友スリーエム - N95マスクの放射性微粒子からの保護に関するQ&A(PDF,88KB)
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ウィキメディア・コモンズには、N95マスクに関連するカテゴリがあります。 |
工具の種類(一覧) |
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手動 |
切断
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カッターナイフ - ボルトカッタ - ケーブルカッター - ワイヤーカッター - エンビカッタ - パイプカッタ - 鉄筋カッター - チェーンカッター
ニッパー - ワイヤーストリッパー - ケーブルストリッパー - VA線ストリッパー - 刀子 - ナイフ - くない - 金切り鋏
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切削
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タップ - ダイス - ニブラ - パイプねじ切り器 - シャーシパンチ
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締緩
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レンチ - めがねレンチ - ソケットレンチ - ラチェットレンチ - ボックスレンチ - パイプレンチ - チェーンレンチ - モンキーレンチ - モーターレンチ - トルクレンチ - スポークレンチ - ペダルレンチ
ドライバー - 六角棒スパナ
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握・挟
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プライヤー - ペンチ - ラジオペンチ - バイスグリップ
ピンセット | やっとこ | 万力(バイス) | クランプ
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その他
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ハンマー〔金鎚 - 木槌 - クッションハンマー〕 | 圧着工具 | タッカー | ポンチ | けがき針 | パイプベンダー | ワイヤーツイスター
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動力 |
切断
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電気丸のこ | ジグソー | 糸のこ盤 | パイプマシン(ねじ切り機) | メタルソー - チップソー | レシプロソー | チェーンソー
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切削
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電気ドリル| ドリル - リーマー | ハンマードリル | グラインダー - サンダー | ルータ | トリマ | タップ - ダイス | リューター
フライス - エンドミル - サイドカッター | バイト | ボーリングバー | ブローチ | ホブ - ピニオンカッター | ニブラ
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締緩
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インパクトレンチ | ラチェット | インパクトドライバー | ドリルドライバー | ナットランナー
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その他
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釘打機 | タッカー | サンダ
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計測 |
ノギス | マイクロメーター | シクネスゲージ | メジャー | トルクレンチ | 指し金 | スコヤ | ダイヤルゲージ | 水準器 | クリノメーター | 定盤 | ハイトゲージ | 壁裏探知器
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研削・研磨 |
砥石 | 研磨ベルト | 研磨砥石 | 研磨布紙 | 鑢(やすり) - 紙鑢 - ダイヤモンド鑢 | 浮造(うづくり) | スクレーパー(へら) | ワイヤーブラシ
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大工 |
槌(ハンマー) | 鋸(のこぎり) | 鉋(かんな) | 鑢(やすり) | 鑿(のみ) | 錐(きり) | 墨壺(すみつぼ) | 指矩(さしがね)|釿(ちょうな)
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その他 |
こて〔金 - 木 - ハンダ〕 | キサゲ | バール | グリースガン | ころ
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安全保護具 |
作業着 | つなぎ | 手袋 | 手甲 | ゴーグル | ヘルメット | 保護面 | N95マスク | マスク | 安全帯 | 安全靴 | 脚絆 | 命綱 | ガスマスク | 耳栓
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関連項目 |
治具 | 工具箱 | 工作機械
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Japanese Journal
- インターフェロンγ遊離検査で新時代を迎えた結核の院内感染対策
- 京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital 36, 27-41, 2015-12
- NAID 120005679006
- 結核の医療関連感染対策のポイント (ICTレベルアップ特集 「過去の病気」では済まされない! 結核対策Up-to-Date)
- Infection control : The Japanese journal of infection control 24(11), 1074-1076, 2015-11
- NAID 40020652896
- 医学部・看護学部・薬学部における感染制御教育の実態
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- 次の文を読み、19~21の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害と胸部異常陰影とのため、家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 70歳ころから肺気腫があり、時々、咳と息切れとが増悪することがあった。2か月前に37℃台の発熱と咳とが出現し、様子をみていたが改善しなかった。1か月前、かかりつけ医に胸部エックス線写真で右肺尖部に浸潤影を指摘され、軽症の肺炎の診断で経口セフェム系薬を処方された。1週間服用したが軽快しないため市販の風邪薬を服用していた。2日前から息苦しさと頭痛とを訴えるようになり、元気がなくなってきた。今朝からうとうとする傾向があり、かかりつけ医の勧めで入院した。
- 既往歴 : 75歳時、心筋梗塞。77歳時、心不全。
- 生活歴 : 喫煙は20歳から70歳まで30本/日、以後、10本/日。飲酒は1合/日。
- 現症 : 傾眠傾向であるが、名前を呼ぶと目を開け返事をする。身長160cm、体重54kg。体温37.5℃。呼吸数14/分。脈拍104/分、整。血圧134/76mmHg。皮膚は紅潮気味。心雑音はない。呼吸音は全体的に減弱し、右上肺にfine crackles〈捻髪音〉を聴取する。腹部では右肋骨弓下に軟らかい肝を2cm触知する。両下肢に浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.021、pH6.0、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤沈86mm/1時間、赤血球430万、Hb13.8g/dl、Ht39%、白血球8,300、血小板14万。血清生化学所見:血糖96mg/dl、総蛋白6.9g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素38mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl、総コレステロール266mg/dl、AST51単位(基準40以下)、ALT66単位(基準35以下)、LDH 394単位(基準176~353)、Na140mEq/l、K3.8 mEq/l、Cl 96mEq/l。CRP10.4mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.26、PaO2 58Torr、PaCO2 72Torr、HCO3- 31mEq/l。胸部エックス線写真で右上肺野に広範な浸潤影とその一部に空洞性病変を認める。喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色標本を以下に示す。
- この患者の感染対策に使用するマスクとして適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C019]←[国試_098]→[098C021]
[★]
- 救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を示す。
- 研修医:「1歳の女児です。3日前から発熱、咳嗽、鼻汁が続き、本日から四肢、体幹に発疹が出現したため来院しました。咳嗽がひどくルームエアーでSpO2が92%であり、入院も考慮する必要があると思います」
- 指導医:「どのような発疹ですか」
- 研修医:「四肢、体幹に紅色の丘疹がひろがっています」
- 指導医:「口腔内の所見はどうですか」
- 研修医:「咽頭発赤があり、頬粘膜に白い斑点があります」
- 指導医:「入院させる場合、この患児で特に必要な感染対策は何ですか」
- これに続く研修医の返答として最も適切なのはどれか。
- a 「カーテンで隔離を行います」
- b 「聴診器を患児専用にします」
- c 「診察時にエプロンを着用します」
- d 「患児にN95マスクを着用してもらいます」
- e 「関係する医療スタッフの感染症抗体価と予防接種の状況を確認します」
[正答]
※国試ナビ4※ [113F044]←[国試_113]→[113F046]
[★]
- 2歳の男児。気管支肺炎の治療のため入院中である。セフェム系抗菌薬で治療を行っていたが、入院5日目に下痢が出現した。機嫌は良好であるが、微熱があり、1日数回の下痢を認めるようになった。身長 76.9cm、体重 12.8kg。体温 37.7℃。脈拍 124/分、整。血圧 112/48mmHg。呼吸数 30/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。咽頭に発赤を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音は軽度亢進している。四肢に浮腫を認めない。便の検査を行ったところ、Clostridium difficile抗原陽性であった。
- 今後、診察の際に行うべき対応はどれか。2つ選べ。
- a 手袋を着用する。
- b エプロンを着用する。
- c N95マスクを着用する。
- d 陰圧個室隔離を指示する。
- e ベッドの間隔を2m以上あける。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D073]←[国試_112]→[112D075]
[★]
- 82歳の男性。咳嗽と微熱を主訴に来院した。4か月前に咳嗽と微熱が出現したため、3か月前に自宅近くの診療所を受診した。キノロン系抗菌薬を1週間処方され解熱した。2週間前に同症状が再燃したため再び受診し、同じキノロン系抗菌薬の内服で改善した。3日前から再度、咳嗽と微熱、さらに喀痰が出現したが自宅近くの診療所が休診であったため受診した。喀痰検査で結核菌が検出された。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a 直ちに保健所に届出を行う。
- b 患者にN95マスクを装着させる。
- c 広域セフェム系抗菌薬に変更する。
- d キノロン系抗菌薬を点滴で再開する。
- e 最近4か月の間に接触した人について聴取する。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A064]←[国試_113]→[113A066]
[★]
- 75歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。3週前から咳、痰、全身倦怠感、食思不振および37℃台の微熱が出現し、市販の総合感冒薬で改善しないため受診した。胸部エックス線写真で右上肺野に空洞を伴う浸潤影と周囲の結節影とを認めた。喀痰の抗酸菌塗抹検査が陽性であったため患者を個室に入院させた。
- まず行うのはどれか。
- a 保健所に届け出る。
- b 抗結核薬を投与する。
- c 結核菌のPCR検査を行う。
- d 患者にN95マスクを着用させる。
- e 結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法(IGRA)を行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [107I050]←[国試_107]→[107I052]
[★]
- 69歳の女性。肺炎の疑いで紹介され来院した。3週前から咳と痰、全身倦怠感、食思不振および37℃台の微熱が出現し、市販薬で改善しないため他院を受診した。胸部エックス線写真で右下肺野に陰影を認め、肺炎が疑われた。喀痰の抗酸菌塗抹検査が陽性であったため患者を個室に入院させた。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I048]←[国試_103]→[103I050]
[★]
- 72歳の男性。3日前からの発熱と湿性咳嗽とを主訴に来院した。10年前から高血圧と糖尿病とで内服治療中である。体温38.5℃。呼吸数24/分。右下肺野にcoarse cracklesを認める。喀痰は膿性で、Gram染色によりグラム陽性双球菌を認める。
- a. 病室専用のスリッパに履き替える。
- b. 診察する際にガウンを着用する。
- c. 病室ではN95マスクを着用する。
- d. 患者と接触する前後に手を洗う。
- e. 陰圧個室に入院させる。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D029]←[国試_101]→[101D031]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103I080]←[国試_104]→[104A002]
[★]
[★]
- 英
- mask、mask
- 関
- 遮蔽、酸素マスク
[★]
- 英
- trout
- 関
- チャー、イワナ属