- 英
- trout
- 関
- チャー、イワナ属
WordNet
- any of various game and food fishes of cool fresh waters mostly smaller than typical salmons
- flesh of any of several primarily freshwater game and food fishes
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- 『マス』
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/11/10 07:51:11」(JST)
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この項目では、魚のマスについて説明しています。
- 社会用語については「大衆」をご覧ください。
- 計量用語については「枡」をご覧ください。
- その他の用法については「マス (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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マス(鱒)は、サケ目サケ科に属し日本語名に「マス」がつく魚、または日本で一般にサケ類(ベニザケ、シロザケ、キングサーモン等)と呼ばれる魚以外のサケ科の魚をまとめた総称。
目次
- 1 概要
- 2 食材
- 3 マスの一覧
- 4 サケマス混乱の歴史
- 5 外部リンク
- 6 マスを題材にした作品
概要
タイヘイヨウサケ属、タイセイヨウサケ属、イワナ属、コクチマス属、イトウ属などの魚を含む。
サケとマスの境界が厳密でないため、国により区分方法が異なる。たとえば英語圏でキングサーモンはサケに区分されるが、日本では同じ魚をマスノスケと呼びマスとして区分している。
英語では、サケがSalmon、マスがTroutに対応している。 単にtroutというと淡水産を意味し、海産のものはsalmon troutと呼ばれるが、シートラウト(Sea trout、ブラウントラウトの降海型、Salmo trutta morpha trutta)という例外もある。(⇒ サケ類#サケとマス)
サケ目サケ科以外の魚種であるニベ科ナガニベ属には、スポッティドシートラウト(Spotted sea trout)と呼ばれるマスもいる。
マスは淡水の川や湖、また一部は海洋に生息し、北アメリカ、北アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドに分布している。 ほとんどの種が美味であるか、毒性がなく独特のうまみがあるため、世界的に食用にされる。
一般に「マス」という言葉が指すのはサクラマス・サツキマスまたはニジマスだが、他の魚を指す場合もある。
スウェーデンでは、シロマス(シナノユキマス)の卵のロイロムが希少であるため高価とされている。
日本で最も漁獲量が多いマスはカラフトマスであり、サケ類の中でもサケの次に多い。鮭缶の原料もこの魚である。カラフトマスのイクラは日本では外食産業向けとされているが、ロシアではシロザケのものより高級とされている。
食材
- 焼き物
マスの一覧
- タイセイヨウサケ属 Salmo
- ブラウントラウト Salmo trutta
- タイガートラウト Salmo trutta x Salvelinus fontinalis
- タイヘイヨウサケ属 Oncorhynchus
- カラフトマス O. gorbuscha
- サクラマス(ヤマメ)O. masou masou
- サツキマス(アマゴ)O. masou ishikawae
- タイワンマス O. masou formosanus
- ビワマス O. masou rhodurus
- ニジマス(スチールヘッド) O. mykiss
- ヒメマス(ベニザケ) O. nerka
- マスノスケ O. tshawytscha
- コクチマス属 Coregonus
- シナノユキマス C. lavaretus maraena
- イワナ属 Salvelinus
- イワナ S. leucomaenis
- アメマス S. leucomaenis leucomaenis
- オショロコマ S. malma
- カワマス(ブルックトラウト)S. fontinalis
- アメマス S. leucomaenis leucomaenis
- レイクトラウト S. namaycush
- イトウ属 Hucho
- イトウ H. perryi
- タイメン(アムールイトウ)H. taimen
- ブラキミスタクス属 Brachymystax
サケマス混乱の歴史
サケマス研究が欧州に遅れていた日本では、名前を付ける際に、淡水産はマス・海産はサケ、小さいのはマス・大きいのはサケなどのように単純に区分していた。ところが後に陸封型であるヤマメやイワナなども途中でダムなどのない場所ではサケと同様の生活史を送っていることが判明した。遺伝学の進歩により、アミノ酸解析やDNA解析によって進化系の研究が進められている。また、日本海の地殻移動による閉鎖性なども考慮する必要がある。近年では、岐阜県水産試験場・当時場長であった本荘博士によって「サケに似た変な魚」としてサツキマスと名付けられた長良川の魚が、アマゴの降海型であると発見されたこともある(発見者は水産試験場研究員の俵氏)。混乱は現在もなお継続している。
特に、ニジマスにおいて混乱が著しい。かつてあったニジマス属を廃止し、海に降りて河川へ遡上し産卵したら死亡するシロザケなどのタイヘイヨウサケ属にニジマスを組み込む際、ニジマスは産卵しても死なないため、死なないグループであるイワナ属・イトウ属・タイセイヨウサケ属(サルモ属)との境界線をどこに置くかについて学者間で意見が分かれている。そのため、世界中で11属約66種と”約”で表されている。
外部リンク
- 日本のサケ科魚類、水産総合研究センター
- 世界では11属、約66種に分類
マスを題材にした作品
- 「鱒」(シューベルト - 歌曲、ピアノ五重奏曲)
- なお、ここでシューベルトが「鱒」としたのはブラウントラウト(茶鱒)のこと
である。
サケ科の魚 |
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タイヘイヨウサケ属 |
シロザケ - ギンザケ (別名:コーホーサーモン・シルバーサーモン) - カラフトマス (別名:ピンクサーモン)
サクラマス(降海型)・ヤマメ(陸封型) - ビワマス(別名:アメノウオ) - タイワンマス
サツキマス(降海型)・アマゴ(陸封型)
ニジマス(降海型:スチールヘッド) - マスノスケ(別名:キングサーモン)
ベニザケ (降海型)・ヒメマス (陸封型) - クニマス
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タイセイヨウサケ属 |
タイセイヨウサケ(別名:アトランティックサーモン) - ブラウントラウト
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イワナ属 |
イワナ - アメマス - オショロコマ - ミヤベイワナ
カワマス(別名:ブルックトラウト) - レイクトラウト - スプレイク(雄のカワマスと雌のレイクトラウトの雑種)
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その他 |
イトウ - シナノユキマス - ホワイトフィッシュ - クチグロマス - オームリ - タイガートラウト(ブラウントラウトとカワマスの属間雑種)
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関連項目 |
マス - スモルト
イクラ - 筋子
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