- 英
- portal vein phlebitis
- 関
- 化膿性門脈炎 phylephlebitis
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Japanese Journal
- 岩谷 奈緒,稲富 雄一郎,米原 敏郎,藤岡 正導,橋本 洋一郎,平野 照之,内野 誠
- 臨床神経学 : CLINICAL NEUROLOGY 45(3), 235-238, 2005-03-01
- NAID 10015454445
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- る発生頻度については,Okuda ら5)は門脈造影に. よる検討で肝硬変症 708 例中 2.86 %と報告してい. る.門脈圧亢進症に門脈血栓が発生する原因とし. ては,主として門脈 血のうっ滞や門脈血流の減. 少,血液凝固異常,細菌感染による門脈炎などの ...
- 新生児の門脈血栓症は,臍帯断端からの感染が臍静脈から門脈に拡がったことに起因 する頻度が高い。年長の小児では,急性虫垂炎が原因で感染がときとして門脈系に 広がって血管感染(門脈炎)を来し,血栓症を引き起こすことがある。門脈血栓症を ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- hepatomegaly, hypertrophy of the liver
- 同
- 肝肥大
- 関
- 肝臓
概念
症状
- ほぼ無症状。
- 著名に腫大すれば、周囲臓器圧迫により腹満感や息苦しさを訴えることがある。
診察
- 健常者でも約20%に右肋骨弓下に肝を触れる
- 右肋骨弓下に2横指触れれば肝腫大と診断可能
頻度
- 右心不全:100%
- 一過性肝腫脹:高頻度(80%以上)急性心不全、急性ウイルス感染症、薬物性肝障害。
- 持続的肝腫大:高頻度(80%以上)脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変。原発性胆汁性肝硬変、ヘモクロマトーシス、Wilson病、巨大肝嚢胞、巨大肝血管腫。
原因
- 脈管:特発性門脈圧亢進症、肝静脈閉塞(バッド・キアリ症候群)、右心不全
- 蓄積:脂肪肝、ヘモクロマトーシス、アミロイドーシス、ウィルソン病、糖原病、
- 炎症:急性ウイルス性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、薬物性肝障害、結核、サルコイドーシス、種々のウイルス感染、寄生虫感染、膠原病
- 胆汁鬱滞:肝内胆汁うっ滞、肝外胆汁うっ滞、原発性硬化性胆管炎
- 腫瘍浸潤:白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄増殖性疾患
- 肝腫瘍:肝細胞癌、胆管細胞癌、肝芽腫、肝嚢胞、肝海綿状血管腫、転移性肝癌
診断
- 血液検査で肝機能、アルブミン、肝炎ウイルス、ANA、ANA、EBV、CMVを評価
- 腹部超音波検査、腹部造影CT、MRCPが有用
- 腫瘍を疑う場合にはPIVKA II, AFP, CEA, CA19-9
鑑別診断
- DIF
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門脈炎。化膿性門脈炎
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門脈炎。phylephlebitis
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- 英
- portal liver abscess
- 関
- 肝膿瘍
[★]
- 英
- portal vein PV
- ラ
- vena portae hepatis, vena portae
門脈の側副路
-門脈&側副路
KH. 154
-門脈系の側副循環路
KH. 249
-門脈の側副路(門脈大静脈吻合)
N.302
- 食道 :left gastric vein - esophageal venous plexus - azygos vein, hemiazygos vein
- 臍傍 :paraumbilical vein - superior epigastric vein, inferior epigastric vein
- 直腸 :superior rectal vein - middle rectal vein, inferior rectal vein
- 腹膜後:colic vein, splenic vein - renal vein, veins of the posterior body wall
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
臨床関連
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- 関
- 炎光、炎症