プロトロンビン時間
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Japanese Journal
- シンプラスチン-Aの使用経験 抗凝血薬療法管理のための保存血漿を用いる血漿プロトロンビン時間測定法
- 妊娠後半期に於ける血漿プロトロンビン時間に関する研究
Related Links
- プロトロンビン時間はどのように測定するのか? 採取した血液の血漿部分に試薬(クエン酸ナトリウム)を入れ、37度の水槽中で凝固するまでの時間を計ります。秒単位のため、数値が狂いやすく、普通は3~4回繰り返して検査します
- 止血機能に関係するプロトロンビン時間(PT) 人間が微細な怪我によって出血した場合に、その出血が自然に止まるまでの標準的な時間(出血時間)は『3分以内』とされており、『6分以上』の長い時間にわたって出血が止まらない場合 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- international normalized ratio, INR
- 同
- プロトロンビン時間国際比
- 関
- プロトロンビン時間 prothrombin time PT = 血漿プロトロンビン時間 PPT、プロトロンビン比
- INR= (検体血漿凝固時間/正常血漿凝固時間)ISI
- INR大:凝固しづらい傾向
- INR小:凝固しやすい傾向
定義
- (被検血漿のプロトロンビン時間) / (正常対照血漿のプロトロンビン時間)
- 正常な血漿であれば1.0、凝血時間が延長すれば1より大きい値を示す。
治療
- 抗凝固療法ではINR=2.0-3.0を目指す(欧米の基準)。日本では1.6-2.5程度にコントロールしているらしい。
[★]
- 英
- prothrombin time、PT
- 関
- 血液凝固試験、プロトロンビン時間国際比、活性化部分トロンボプラスチン時間 APTT
概念
- an isolated abnormal prothorombin time suggests FVII deficiency (HIM.725)
- 外因系の凝固能を測定する
- F III(組織トロンボプラスチン)を加えて Ca, F I(フィブリノゲン), F II(プロトロンビン), F V, F VII, F X による凝固能をみる
検体
方法
- クエン酸を加えた血漿を検査用の試験管に入れ37℃で加温。37℃に保温した組織トロンボプラスチン・カルシウムを加え、時間の測定を開始する。試験管を傾斜・浸透させ、フィブリンが析出するまでの時間を測定する。
評価方法
- LAB.414
- 1. プロトロンビン時間:凝固時間をそのまま[s]で表現。
- 2. プロトロンビン比(PR):標準血漿のPT(秒)に対する被検血漿のPT(秒)の比。基準範囲1.00±0.15
- 3. プロトロンビン活性/プロトロンビン濃度:正常対象血漿を100%とし、硫酸バリウム血漿もしくは2mg/mlウシフィブリノゲン液で希釈系列をつくり、そのそれぞれについて凝固時間を測定し検量線を作成する。被検血漿のPT(秒)を測定し、検量線から標準血漿のどれだけの活性があるかを表現する。基準範囲80-100%
- 4. プロトロンビン時間国際比 INR:プロトロンビン時間の測定で用いられる試薬には差があるため、トロンボプラスチン試薬の国際標準品をさだめ、それに対する各試薬の感度ISIを定める。その上で、プロトロンビン比を補正する。
- INR = (プロトロンビン比 PR)ISI=(被検血漿のPT/正常血漿のPT)ISI
臨床関連
[★]
- 英
- prothrombin
- 同
- 第II因子 factor II
- 関
- 血液凝固因子
概念
検査
プロトロンビンが関与する検査値
[★]
- 英
- thrombin
- 同
- 第IIa因子 factor IIa、F IIa、フィブリノゲン分解酵素 fibrinogenase
- 商
- アナクト、アンスロビン、タココンブ、タコシール、ノイアート、ノンスロン、ベリプラストP、ボルヒール
- 関
- 血液凝固因子、Thrombinar, Thrombogen, Thrombostat
[★]
- 日
- 血漿
- 英
- plasma (HIS,SP), plasm (Z,PT), blood plasma
- 関
- 血液、血清、新鮮凍結血漿
- 血液の約55%を占める
- 血液から血球を除去したもの
- 血球(赤血球、白血球、血小板)
色調
比重
[★]
- 関
- 一方、インター、~の中で