- 英
- prickle cell layer, squamous cell layer
- ラ
- stratum spinosum
- 関
- 表皮、有棘細胞
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/08/22 13:00:05」(JST)
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有棘層(ゆうきょくそう、英: stratum spinosum)とは顆粒層と基底層の間にある上皮の層[1]。有棘層は棘層あるいは有棘細胞層とも呼ばれる[2]。角質化は有棘層において始まる[3]。
画像[編集]
脚注[編集]
- ^ James, William; Berger, Timothy; Elston, Dirk (2005) Andrews' Diseases of the Skin: Clinical Dermatology (10th ed.). Saunders. Page 2. ISBN 0721629210.
- ^ McGrath, J.A.; Eady, R.A.; Pope, F.M. (2004). Rook's Textbook of Dermatology (Seventh Edition). Blackwell Publishing. Pages 3.7-3.8. ISBN 9780632064298.
- ^ Marks, James G; Miller, Jeffery (2006). Lookingbill and Marks' Principles of Dermatology (4th ed.). Elsevier Inc. Page 6. ISBN 1-4160-3185-5.
Japanese Journal
- 高橋 真紀,清宮 幸男,関 慶久 [他],本川 正人,熊谷 芳浩,芝原 友幸,木村 久美子,播谷 亮
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 63(5), 359-363, 2010-05-20
- … 病巣は有棘層の外層および顆粒層を構成する細胞の腫大、空胞化および好酸性細胞質封入体を伴う上皮の増殖により特徴づけられた。 …
- NAID 10026516677
- ヒト三次元培養皮膚への遺伝子導入法の確立と表皮分化へのCキナーゼの関与
- 上岡 なぎさ,本間 生夫,赤羽 智子 [他],河野 葉子,飯島 正文,大場 基
- 昭和医学会雑誌 70(3), 253-262, 2010
- … 前の三次元培養皮膚に加えることで,高効率且つ持続性の高い遺伝子導入が可能となった.9日間培養を続け,角質層を含む多層化した皮膚構造が構築された後,表皮分化マーカーの免疫組織染色を行った.有棘層・顆粒層に発現するケラチン1は,D/N PKCによって顆粒層での発現が増加した.一方で,顆粒層マーカーロリクリンはD/N PKCαおよびPKCδで発現上昇し,D/N PKCεおよびPKCηでは抑制された.これらの現象は,浮遊 …
- NAID 130000852909
- 特徴的な皮膚病変を呈した子牛の牛ウイルス性下痢・粘膜病
- 中谷 英嗣,大谷 研文,中谷 幸穂 [他],柳澤 郁成,木村 久美子,播谷 亮
- 山口獣医学雑誌 (36), 55-59, 2009-12-00
- … 顆粒層、有棘層および胚芽層では、構成細胞が減数していた。 …
- NAID 40017221976
Related Links
- 有棘層. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内, 検索. 有棘層( ゆうきょくそう、英: stratum spinosum)とは顆粒層と基底層の間にある上皮の層。有棘 層は棘層あるいは有棘細胞層とも呼ばれる。角質化は有棘層において始まる。
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★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の女性。顔面の皮疹を主訴に来院した。4年前から右内眼角部に皮疹が出現し、徐々に増大したため受診した。受診時に右内眼角部に鱗屑を伴う不整形の紅斑を認める。紅斑の中央部から皮膚生検を行った。顔面の写真(別冊No.28A)及び生検病理組織像(別冊No.28B)を別に示す。
- 異型角化細胞の増殖がみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D061]←[国試_114]→[114D063]
[★]
- 55歳の女性。水疱とびらんとを主訴に来院した。1か月前から主に前胸部と背部とに水疱とびらんとが出現し徐々に増加している。皮膚病変から採取した組織のH-E染色標本を以下に示す。
- 考えられる疾患はどれか。
顆粒層の下、有棘層に空胞が形成されている。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B026]←[国試_098]→[098B028]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107B011]←[国試_107]→[107B013]
[★]
- 英
- acanthosis
- 同
- アカントーシス、表皮過形成 epidermal hyperplasia、棘細胞症、棘細胞層肥厚
定義
形態と疾患 (NDE.28-29)
- 4. 偽癌型/偽癌性増殖型:有棘細胞癌に類似した下方への不規則な突出
[★]
- 英
- Langerhans cell, Langerhans cells
- 同
- Langerhans細胞
- 関
- [[]]
- 有棘層に存在
- 紫外線放射により機能が抑制される。ステロイドによりランゲルハンス細胞の数が減る
- 気道粘膜上にも存在する?
- 表皮、食道粘膜以外の骨髄由来の抗原提示細胞であって、ランゲルハンス細胞と同じと考えられる細胞は樹状細胞とよばれる?
組織学
細胞マーカー
臨床関連
[★]
- 英
- epidermis (M)
- 関
- 皮膚の構造、皮膚、真皮
発生
組織学 (NDE)
国試
- 106B028:手掌・足底は1mm、その他は0.2mm。ちなみに、コンドームの厚みは0.02mmらしい。
[★]
- 英
- prickle cell, spinous cell
- 関
- 表皮、有棘層
参考
- http://www.histol.chuvashia.com/images/epithelia/epith-10.jpg
- http://www.histol.chuvashia.com/images/skin/skin-01.jpg
[★]
- 英
- prickle、spiny、spinate
- 関
- 棘状