メドロキシプロゲステロン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 成分(一般名) : メドロキシプロゲステロン酢酸エステル 製品例 : プロベラ錠2.5mg、ヒスロン錠5、プロゲストン錠2.5mg~5mg、ヒスロンH錠200mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 卵胞ホルモン,黄体ホルモン/合成黄体ホルモン ...
- 作成又は改訂年月 **2013年6月改訂(第8版 販売名変更に伴う改訂) *2009年6月改訂 日本標準商品分類番号 872478 薬効分類名 経口黄体ホルモン製剤 承認等 販売名 **メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠2.5mg「PP」 販売名 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プロベラ錠2.5mg
組成
有効成分
- 1錠中:
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル 2.5mg
添加物
- ステアリン酸カルシウム
ソルビン酸
タルク
トウモロコシデンプン
乳糖水和物
白糖
流動パラフィン
黄色5号
禁忌
- 脳梗塞、心筋梗塞、血栓静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝障害・肝疾患のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 診断未確定の性器出血、尿路出血のある患者[病因を見のがすおそれがある。]
- 稽留流産[妊娠維持作用により子宮内で死亡している胎児の排泄が困難になるおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 無月経、月経周期異常(稀発月経、多発月経)、月経量異常(過少月経、過多月経)、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、切迫流早産、習慣性流早産
- メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして、通常成人1日2.5〜15mg(1〜6錠)を1〜3回に分割経口投与する。
慎重投与
- 心疾患・腎疾患のある患者又はその既往歴のある患者[ナトリウム又は体液の貯留作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- うつ病又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- てんかん又はその既往歴のある患者[副腎皮質ホルモン様作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- 片頭痛、喘息、慢性の肺機能障害又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- ポルフィリン症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
血栓症(頻度不明注))
- 本剤成分の高用量製剤で、脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症、腸間膜塞栓症、網膜血栓症、血栓静脈炎等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状又はこれらの初期症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全(頻度不明注))
- 本剤成分の高用量製剤で、うっ血性心不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
ショック(頻度不明注))
- ショックを起こすとの報告がある。呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等のアナフィラキシー様症状を伴うことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
乳頭水腫(頻度不明注))
- 視力の低下又は消失、眼球突出、複視、片頭痛が急にあらわれた場合には投与を一時中断し、眼科的検査を実施すること。その結果、乳頭水腫であると診断された場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
子宮内膜分泌化作用2,3)
- 卵巣摘出患者における子宮内膜に対する分泌化作用はプロゲステロンの80〜120倍である。
妊娠維持作用3,4)
- 卵巣摘出ラットにおける妊娠維持作用はプロゲステロンの50倍以上である。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
(medroxyprogesterone acetate)
化学名
- 17-hydroxy-6α-methyl-4-pregnene-3,20-dione acetate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶性の粉末で、においはない。
クロロホルムに溶けやすく、アセトン又は1,4-ジオキサンにやや溶けやすく、アセトニトリル又は塩化n-ブチルにやや溶けにくく、メタノール、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルに溶けにくく、水又はヘキサンにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- medroxyprogesterone
- 化
- 酢酸メドロキシプロゲステロン medroxyprogesterone acetate MPA、medroxyprogesterone 17-acetate、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
- 商
- ヒスロン、プロベラ、ヒスロンH、Provera, Depo-Provera, DMPA, Provera
適応
- 黄体ホルモン療法は,類内膜腺癌G1あるいはプロゲステロン受容体陽性の進行・再発症例に用いられる(グレードB)。(参考1)
参考
- http://www.jsgo.gr.jp/guideline/taigan.html
[★]
- 英
- id
- 独
- Es
- 同
- イド
- 関
- リビドー
- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)
参考
[★]
- 英
- acetic acid acetate
- ラ
- acidum aceticum
- 関
- カルボン酸
[★]
- 英
- acetate ester、acetate
- 関
- アセテート acetate、酢酸、酢酸塩
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義