- 英
- transcobalamin, TC Tc
- 同
- ビタミンB12結合タンパク vitamin B12 binding protein
- 関
PrepTutorEJDIC
- technetium の化学記号
- Teachers College 教員養成大学
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/20 19:32:01」(JST)
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transcobalamin I (vitamin B12 binding protein, R binder family) |
識別子 |
略号 |
TCN1 |
Entrez |
6947 |
HUGO |
11652 |
OMIM |
189905 |
RefSeq |
NM_001062 |
UniProt |
P20061 |
他のデータ |
遺伝子座 |
Chr. 11 q11-q12 |
transcobalamin II; macrocytic anemia |
識別子 |
略号 |
TCN2 |
Entrez |
6948 |
HUGO |
11653 |
OMIM |
275350 |
RefSeq |
NM_000355 |
UniProt |
P20062 |
他のデータ |
遺伝子座 |
Chr. 22 q11.2-qter |
トランスコバラミン(英: Transcobalamin)とは、コバラミン(ビタミンB12)と結び付く輸送タンパク質である。
食餌中のビタミンB12は、胃から分泌された内因子と結合して回腸から吸収される。吸収されたビタミンB12は、トランスコバラミンと結合して血液中を運搬され、主に肝臓に貯蔵されることとなる。
参考[編集]
- Transcobalamins - eMedicine Dictionary
- Transcobalamins - the US National Library of Medicine Medical Subject Headings (MeSH)
- http://merckmanual.jp/mmpej/sec01/ch004/ch004j.html
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Japanese Journal
- ビタミン関係 ビタミンB12 (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・2)その数値をどう読むか) -- (生化学的検査(2))
- ビタミンB_<12>とトランスコバラミンIIの日内変動
Related Links
- ... して回腸から吸収される.血清中では主にメチルコバラミンとして糖タンパク質であるトランスコバラミン と結合して運搬され,組織中ではアデノシルコバラミンに変換されて主に肝臓に貯蔵される.胃切除や完全な菜食主義など ...
- 栄養・生化学辞典 - トランスコバラミンの用語解説 - 腸管からのビタミンB12の吸収の担体となるタンパク質で,小腸粘膜などで合成される.I,II,IIIが知られており,IIが生理的に重要とされる.
- ①トランスコバラミン(TC)と結合して組織に運ばれる ②TCⅠはビタミンB12を貯蔵する役割があり、骨髄系細胞で産生されるため慢性骨髄増殖性疾患では血中ビタミンB12が増加する ③欠乏によりメチルマロン酸が大量に尿中に排泄される ...
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★リンクテーブル★
[★]
- a 主に空腸上部で吸収される。
- b 成人の1日必要量は約2mgである。
- c 血中ではトランスコバラミンと結合する。
- d 胃壁細胞から分泌される外因子と結合する。
- e 胃全摘後に補充しなければ約5年で欠乏する。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G031]←[国試_109]→[109G033]
[★]
- 英
- vitamin B12
- 同
- コバラミン cobalamin
- 商
- アリチア配合
- 関
- シアノコバラミン、悪性貧血、ビタミン、メチルコバラミン
吸収
- 食物(コバラミン+蛋白質)→胃(コバラミン)+壁細胞が分泌する糖タンパク;内因子→コバラミン-内因子複合体→回腸 (SP.742)
- 回腸上皮細胞の刷子縁膜にコバラミン-内因子複合体に特異的なレセプターが存在 (SP.742)
- 細胞内ではβグロブリン(トランスコバラミン II)と結合して血中に入り組織に運ばれる (SPC.280, SPC.742)
部位: ビタミンB12は回腸。 葉酸は空腸。 鉄も空腸、ついでに十二指腸でも。
機能
- コバラミン依存の酵素は全部で十数種ある。コバラミン依存の酵素は分子内転移、メチル転移を触媒 (FB.387)
- 正常ミエリンの維持 (SPC.280)
- 葉酸の代謝(葉酸は核酸代謝に関わっている) (SPC.280)
- 奇数脂肪酸の酸化 (FB.386)
- メチルマロニルCoAムターゼの補酵素(奇数脂肪酸の酸化)
補酵素
必要量
- 一日の消費量(排泄):1-3ug (体の貯蔵量の-0.1%) (HIM.643)
- 体に貯蔵されてる量:2-3mg → 摂取しなくとも3-4年は欠乏しない
基準値
- 260-1,050pg/ml(192-775pmol/ml)
判定
低値
- 悪性貧血(内因子抗体、壁細胞抗体?)
- 胃切除後
- 萎縮性胃炎
- 吸収不良をきたす病態:クローン病、セリアック病、吸収不良症候群
高値
- 血液疾患:顆粒球増加を示す疾患 ← 顆粒球由来のビタミンB12輸送蛋白(トランスコバラミン?)が増加するため(QB.G-257)、崩壊した白血球から放出するため(YN.G-53)
臨床関連
[★]
[★]
- 英
- vitamin B12 binding protein
- 関
- トランスコバラミン
[★]
トランスコバラミン
[★]
- 英
- transcobalamin II deficiency, TcII deficiency
- 関
- トランスコバラミン
[★]
- 英
- transcobalamin deficiency
[★]
- 英
- rose
- 関
- 上昇、バラ色、バラ科、バラ属、上がる、バラ目
[★]
- 英
- trans、t-、(心理)trance = 催眠状態 = トランス状態
[★]
- 英
- lamin
- 関
- 核ラミン