感冒
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/04 21:18:19」(JST)
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かぜ
- 風は水平方向の気流のこと
- 風邪は病気の一つ
- 落語で、扇子のこと
- 風部は漢字の部首の一つ
関連項目
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Japanese Journal
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- 「かぜ症候群」の予防に「うがい」は有効か (特集 子どもの感染症対策)
Related Links
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ラコールNF配合経腸用半固形剤
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 牛乳たん白アレルギーのある患者[本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
- 胃の機能が残存していない患者[本剤の投与方法は、胃の貯留能、運動機能を利用する必要がある。]
- イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
- 高度の肝・腎障害のある患者[肝性昏睡、高窒素血症などを起こすおそれがある。]
- 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
効能または効果
- 一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
- 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること。
- 通常、成人標準量として1日1,200〜2,000g(1,200〜2,000kcal)を胃瘻より胃内に1日数回に分けて投与する。投与時間は100g当たり2〜3分(300g当たり6〜9分)とし、1回の最大投与量は600gとする。
また、初めて投与する場合は、投与後によく観察を行い臨床症状に注意しながら増量して数日で標準量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与時間を適宜増減する。
- 本剤は、経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
慎重投与
- 短腸症候群の患者[下痢の増悪をきたすおそれがある。]
- 急性膵炎の患者[膵炎が増悪するおそれがある。]
- 水分の補給に注意を要する下記患者[下記の患者では水分バランスを失いやすい。]
- 意識不明の患者
- 口渇を訴えることのできない患者
- 高熱を伴う患者
- 重篤な下痢など著しい脱水症状の患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(頻度不明):
- ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 胃瘻カテーテルを留置したラットを用い、対照薬と栄養効果を比較検討した結果、体重推移、血清中のたん白質濃度、脂質濃度及び窒素出納がほぼ同等であったことから、同様の栄養効果を有すると考えられた3)。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- common cold, cold, coryza
- 同
- かぜ、風邪、急性コリーザ、流行性感冒症、流行性感冒
- 関
- かぜ症候群
[★]
- 英
- cold syndrome, common cold syndrome
- 同
- 上気道症候群 upper airway syndrome、急性上気道炎 acute upper respiratory tract infection
- 関
概念
- 上気道粘膜の急性カタル性炎症(急性カタル性上気道炎)の総称
- 急性鼻炎や咽頭炎を呈し、全身症状は軽微。
- 予後良好、2-5日で軽快し予後は良好。
病因
-
- 環境要因:個体条件(アレルギー、免疫不全、脱水、疲労、飲酒など)、物理化学的刺激(乾燥、寒冷)
疫学
- 多くの人が1年に1回以上罹患。冬期に多い。
- 小児において罹患回数が多い → 成人になると記憶T細胞、記憶B細胞が増加するため、なんとなくウイルスに対して抵抗性が付与される、はず。
病理
- ウイルスの場合、上気道粘膜に付着して、粘膜上皮を冒す。上気道線毛円柱上皮(呼吸上皮)に付着し、上皮細胞は変性・脱落・壊死する。上皮を失った部位から細菌が侵入しやすくなる。
病型
症状
- 鼻かぜ:鼻汁、鼻閉などの鼻症状が主体
- のどかぜ:咽頭痛、嗄声など咽頭症状が主体
- 気管支かぜ:咳、痰などの気管支症状が主体
共通の症状
- まず、鼻炎症状が緩徐に発現し、鼻咽頭不快感・乾燥感、くしゃみ、鼻閉、水様鼻汁を呈する。
病原体に特異的な症状
診断
- 臨床的診断
- 検査はほとんどの場合行わないが、インフルエンザ、溶連菌などを鑑別する場合には迅速診断キットを使う。 → つかえる迅速診断キットがあればのはなし
検査
- 血液検査:ウイルス感染の場合、WBCやCRPは動かないが、細菌感染があれば上昇する。
- ウイルス分離は一般臨床では行われない。 → 高コストだし、培養している内に治癒する。
- 血清抗体価測定ではペア血清で 4 倍以上の上昇で陽性とする。 → 高コストだし、ペア血清を取った時点で治癒する。
- 細菌感染を疑ったら、喀痰検査(培養は時間がかかるので検鏡でしょう?)、血液検査(血算)のちに、培養して薬物感受性検査を行う(けど時間がどのくらいかかるのやら)
治療
- 一般療法(安静、保温・保湿、栄養補給、脱水予防、入浴制限)
- 対症療法:解熱・鎮痛薬、非ステロイド性抗炎症薬、蛋白分解酵素製剤、含嗽薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン薬
- 細菌感染が疑われるときのみ、抗生物質を使用する。予防的に使うのはいかがな最中
予後
予防
- RSウイルス:適応が限られるが、ワクチンを使うことができる。
[★]
- 関
- 麻酔
1
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鼻閉、鼻水、くしゃみ
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2
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咽頭発赤、扁桃腫脹
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3
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咳嗽、喀痰、嗄声
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4
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呼吸音異常
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5
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発熱(乳児38.0、幼児37.5℃以上)
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6
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食思不振、嘔気、嘔吐
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7
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胸部X線写真異常
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8
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白血球増多(乳児12,000,幼児10,000/mm3以上)
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9
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かぜの既往(入院2週以内)
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10
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年齢因子(6ヶ月未満)
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判定
- 0~2点 :健常群 → 通常通り麻酔可能
- 3~4点 :境界群 → 十分な対策が必要
- 5~10点:危険群 → 中止
[★]
- 英
- coryza, coryzal syndrome in cold
- 関
- 急性鼻炎
[★]
- 英
- pharyngeal syndrome in cold
- 関
- かぜ症候群