- 英
- lung aspergilloma、pulmonary aspergilloma
- 同
- アスペルギローマ、アスペルギルス腫、アスペルギローマ、アスペルギローム、aspergilloma
- 関
- アスペルギルス症、真菌球
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検査
国試
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例1.気管支鏡にて菌塊が確認できた右肺アスペルギローマの1例(第40回 日本呼吸器内視鏡学会中部支部会)
- 吉井 直子,棚橋 雅幸,雪上 晴弘,鈴木 恵理子,羽田 裕司,丹羽 宏
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(1), 66, 2011-01-25
- NAID 110008460822
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- 肺アスペルギルス症。肺アスペルギルス症とはどんな病気か アスペルギルスは糸状 真菌(しじょうしんきん)の一種で、多くは自然界に広く分布しています。肺アスペルギルス 症はその病態によって、肺アスペルギローマ、慢性壊死性(えしせ gooヘルスケア 家庭 の ...
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★リンクテーブル★
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- 78歳の男性。血痰を主訴に来院した。 5か月前から咳嗽と喀痰とを自覚していたが、そのままにしていた。本日急に血痰を認めたため受診した。 20年前に肺結核の既往がある。意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温37.3℃。呼吸数18/分。脈拍92/分、整。血圧110/70mmHg。呼吸音は右上肺野で弱く、coarse cracklesを聴取する。喘鳴を認めない。血液所見:白血球 11,000(桿状核好中球7%、分葉核好中球59%、好酸球1%、単球10%、リンパ球23%)。 CRP 1.8mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No.14A)と胸部単純CT(別冊No.14B)とを別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A041]←[国試_105]→[105A043]
[★]
- ラ
- Aspergillus
- 同
- Aspergillus属
- 同
- コウジカビ
- 関
- アスペルギルス症
- ラクトフェノール・コトン青による染色で
生物的特徴
- 真菌
- 腐生性の不完全菌に属する糸状菌
- 有隔性菌糸を持つ(branching septate hyphae)
- 土壌や朽ちた植物に存在。空気中に浮遊胞子として存在。アスペルギルスの分生子は暖かく湿った場所で多く作られる → 空調器のエアフィルターや加湿器などで増殖
- 日和見病原体。基礎疾患(好中球減少や免疫不全症)を有する患者に感染
感染経路
- A. fumigatusの胞子は2-3.5umで、気管支に達し肺を冒す
アスペルギルス属
感染症
- 肺アスペルギローマ:結核・気管支拡張症などで生じた空洞・嚢胞で分生子が生長・増殖し、大きな菌糸塊を形成 菌球形成
- 侵襲性アスペルギルス症:好中球機能不全などの患者に発生し、より急性でより重症やしやすい。肺・消化管障害、心内膜炎、脳・骨膿瘍、全身播種
- アレルギー性気管支肺アスペルギルス症:喘息様発作、末梢血好中球増加、中枢性気管支拡張
[★]
- 英
- aspergillosis
- 関
- アスペルギルス属
[★]
- 英
- meniscus sign
- 同
- 三日月徴候 air crescent sign、air cap、メニスクス徴候
- 関
- 半月徴候、肺アスペルギローマ
[★]
肺アスペルギローマ、アスペルギローマ
[★]
肺アスペルギローマ
[★]
- 英
- lung
- 関
- 肺区域、肺野、呼吸器の上皮の移行
- 図:M.78 N.204(肺のリンパ系),197(肺区域)
解剖
- 重量:右:500g, 左:400g
- 葉:右3葉、左2葉
- 右上葉、右中葉、右下葉、左上葉、左下葉
発生
- L.247
- 肺の上皮、喉頭、気管、および気管支の内面を覆う上皮 → 内胚葉
- 気管および肺の軟骨性要素と筋要素、結合組織 → 中胚葉(臓側中胚葉)
- NGY.283
- 妊娠16週頃:気管、気管支が分岐し腺状構造をなす(腺状期)
- 妊娠16-24週頃:管状構造を形成し、毛細血管が上皮に接触する。(管状期)
機能
肺の構造
- SSUR.323
臨床関連
胸部X線解剖
- 右第1弓:上大静脈
- 右第2弓:右心房
- 左第1弓:大動脈弓
- 左第2弓:肺動脈幹
- 左第3弓:左心房(左心耳)
- 左第4弓:左心室
シルエットサイン
- 右第2弓:(陽性)[上葉]内側中葉区(S5)、[下葉]内側肺底区(S7)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)???? → 陰性だったら背面の区域、つまりS6,S10と考えて良いのではないだろうか?
- 左第4弓:(陽性)[上葉]上舌区(S4)、下舌区(S5)、[下葉]前内側肺底区(S7+8)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)??? → 同様にS6,S10と考えて良いのでは?
肺のリンパ節
- 左肺は心臓があるために、右とは異なる形状・肺区域を有する。
- S1とS2はまとめてS1+2と呼ばれる
- S7とS8はまとめてS7+8あるいはS8と呼ばれる ← 心臓が左胸腔に全内側に突出しているからと考える
臨床関連
- 分葉異常:奇静脈の走行異常による右上葉の奇静脈葉が最も多い(QB.I-295)
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肺アスペルギローマ