- 英
- blind loop syndrome
- 同
- blind loop症候群、盲嚢症候群 blind pouch syndrome、盲端症候群、盲管症候群、盲係蹄症候群、盲管係蹄症候群、細菌過剰症候群 bacterial overgrowth syndrome
- 関
- ビルロートII法
- 輸入脚症候群に含まれる疾患概念らしい(SSUR.524)。輸入脚内に腸内容物が停滞して細菌が異常増殖することによる消化吸収障害。
症状
- 下痢、脂肪便、大球性貧血、栄養障害
- 異常増殖した細菌はビタミンB12を消費する、また胆汁酸塩を分解(脱抱合)してミセル形成に変化を及ぼし脂肪の分解を障害する。
治療
- 内科的治療
- 抗菌薬 → 根治とならない
- 外科的治療
UpToDate Contents
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- 1. 小腸内細菌過剰繁殖の治療 treatment of small intestinal bacterial overgrowth
- 2. 小腸内細菌過剰繁殖の臨床症状および診断 clinical manifestations and diagnosis of small intestinal bacterial overgrowth
- 3. 肥満手術の後期合併症 late complications of bariatric surgical operations
- 4. 消化管疾患によるリウマチ症状の誘導のメカニズム mechanisms for the induction of rheumatic symptoms by gastrointestinal disease
- 5. 小腸内細菌過剰繁殖の病因および発症機序 etiology and pathogenesis of small intestinal bacterial overgrowth
Japanese Journal
- 盲管症候群とビタミン (疾病と栄養--新しい展望<特集>)
- 森下 玲児
- 臨床科学 22(1), 39-44, 1986-01
- NAID 40003764583
- 病気の生化学-86-盲管症候群
- 細田 四郎,程原 佳子
- 代謝 20(7), 647-656, 1983-07
- NAID 40002287977
- 盲管症候群による巨赤芽球性貧血
- 柴田 昭
- 診断と治療 70(11), 2249-2254, 1982-11
- NAID 40001915537
Related Links
- デジタル大辞泉 盲管症候群の用語解説 - 胃腸管の吻合(ふんごう)手術などで盲管が でき、そこに腸の内容物が停滞して、腹部膨満・腹痛・下痢・貧血・脂肪吸収障害などの 症状を呈する病気。盲管系蹄(けいてい)症候群。 ...
- 盲管症候群(blind loop 症候群). 胃の再建に限りませんが、盲管(行き止まりの腸管)が ある場合に、そこに腸内細菌が増殖しビタミンB12や脂肪などが消費尽くされてしまう 疾患です。 そのため、ビタミンB12欠乏や脂肪の吸収障害によりビタミンA,D,E,K欠乏を ...
- 続発性吸収不良症候群. 感染や炎症などによって小腸が障害された結果として吸収 不良をきたす。 盲嚢症候群,盲管症候群 blind loop syndrome. 胃切除などで腸管に 短絡が生じた際に、大腸の正常細菌叢が小腸に定着し、脂肪やビタミンB12の吸収を 阻害 ...
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★リンクテーブル★
| リンク元 | 「輪状膵」「盲管係蹄症候群」「細菌過剰症候群」 |
| 関連記事 | 「症候群」「群」「症候」 |
「輪状膵」
- 英
- annular pancreas
- ラ
- pancreas annulare
- 同
- 環状膵
- 関
- 先天奇形
概念
- 膵頭部の一部が十二指腸下行脚を部分的または全周にわたり輪状に取り囲む、稀な先天奇形である。
- 腹側膵原基が腸を伴い回転する際に、右葉の遊離端に異常を生じ、腸の全面に癒着固定されるとするレッコ説(Lecco theory)が有力である。
検査
- 立位での腹部単純X線像において、胃泡に加えて十二指腸拡張部にもガスを認めるdouble bubble sign(二泡像, ダブルバブル徴候)を認める。
- 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)で十二指腸を取り囲む輪状膵管を描出すれば確診がつく
- 無症候性から腹部膨満・嘔吐、ないし消化性潰瘍・膵炎・黄疸を呈するものから様々である。
- 発症時期により新生児型、小児型、成人型に分けられている。
治療
- 手術療法
参考
- nurs 輪状膵
「盲管係蹄症候群」
「細菌過剰症候群」
「症候群」
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
- レッシュ・ナイハン症候群 レッシュ-ナイハン症候群 Lesch-Nyhan症候群：HGPRTの欠損により尿酸が蓄積するX染色体連鎖劣性遺伝疾患であり、痙性麻痺、不随意運動、知的障害、自傷行為が見られる。(QB.D-233)
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- Bardet-Biedl症候群 バルデー・ビードル症候群 バルデ-ビードル症候群
- Laurence-Moon-Bardet-Biedl症候群 ローレンス-ムーン-バルデ-ビードル症候群
- Laurence-Moon-Biedl症候群 ローレンス・ムーン・ビードル症候群
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- Sheehan症候群 シーハン症候群：汎下垂体機能低下症。
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
- Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群：椎骨動脈、後下小脳動脈の血栓塞栓症などで生じる。頚部より下位で温度覚の障害が健側に出現するのに対し、頚部より上位では障害側に温度覚の障害が出現する。
「群」
「症候」
- 英
- symptom and sign
- 関
- 症状, 徴候 兆候