アヘン末、トコン末
- 関
- アヘンアルカロイド系麻薬
UpToDate Contents
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- 1. 中毒患者における胃洗浄gastrointestinal decontamination of the poisoned patient [show details]
…controlled trial of 808 poisoned patients, symptomatic patients treated with gastric emptying (either ipecac or gastric lavage) had a fourfold increase in intubation rates and a two-fold increase in the rate …
- 2. 成人における神経性大食症症および気晴らし食い症候群:内科的合併症およびそのマネージメントbulimia nervosa and binge eating disorder in adults medical complications and their management [show details]
…Retrospective studies have reported that approximately 10 to 20 percent of patients have used ipecac . Although use of ipecac may have declined because it is no longer available over the counter or as a prescription …
- 3. 薬物誘導性ミオパシーdrug induced myopathies [show details]
… Lipid-lowering drugs Cocaine Antimalarials Antipsychotic drugs Colchicine Antiretroviral drugs Ipecac Chemotherapeutic agents Alcohol use can lead both to an acute myopathy and to a chronic myopathy…
- 4. キノコ中毒のマネージメントmanagement of mushroom poisoning [show details]
…potentially toxic mushrooms not undergo gastric emptying by gastric lavage or syrup of ipecac in the emergency department. Syrup of ipecac administered in remote locations far from medical treatment soon after …
- 5. 小児における有毒植物の誤飲およびニコチン中毒:マネージメントtoxic plant ingestions and nicotine poisoning in children management [show details]
…patients who ingest potentially toxic plants not undergo gastric emptying by gastric lavage or syrup of ipecac. This recommendation is based upon randomized controlled trials showing minimal benefit and possible …
Japanese Journal
- マインドフルネス入門 : ストレスを緩和し、仕事の充実感を高めるために(第8回)援助関係の深化(2)コンパッション : 慈しみの覚醒
- アクティブ・ラーニングを支えるマインドフルネスを育てるということ
- マインドフルネス入門 : ストレスを緩和し、仕事の充実感を高めるために(第7回)援助関係の深化(1)共感力を育てる
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- ドーフル散の主な効果と作用 咳を起こさせる脳の中枢の興奮をおさえ、咳をしずめる働きがあります。激しい下痢症状を改善するお薬です。激しい咳をおさえるお薬です。中枢神経に働いて、痛みをやわらげる働きがあります。
- ドーフル散について薬剤師が解説します。効果・副作用・妊娠中や子供の服用の注意点、同じ成分の薬も掲載。ドーフル散についてわからないことがあれば薬剤師に無料で相談することもできます。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ドーフル散「第一三共」
組成
有効成分
- アヘン末(日局) 0.1g
トコン末(日局) 0.1g
添加物
禁忌
- 重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強する。]
- 気管支喘息発作中の患者[気道分泌を妨げる。]
- 重篤な肝障害のある患者[昏睡に陥ることがある。]
- 慢性肺疾患に続発する心不全の患者[呼吸抑制や循環不全を増強する。]
- 痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者[脊髄の刺激効果があらわれる。]
- 急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する。]
- アヘンアルカロイドに対し過敏症の患者
- 出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。]
効能または効果
激しい疼痛時における鎮痛・鎮静
激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
- 通常、成人には、1回0.3g、1日1gを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 心機能障害のある患者[循環不全を増強するおそれがある。]
- 呼吸機能障害のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある。]
- 肝・腎機能障害のある患者[代謝・排泄が遅延し副作用があらわれるおそれがある。]
- 脳に器質的障害のある患者[呼吸抑制や頭蓋内圧の上昇を起こすおそれがある。]
- ショック状態にある患者[循環不全や呼吸抑制を増強するおそれがある。]
- 代謝性アシドーシスのある患者[呼吸抑制を起こすおそれがある。]
- 甲状腺機能低下症(粘液水腫等)の患者[呼吸抑制や昏睡を起こすおそれがある。]
- 副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている。]
- 薬物依存の既往歴のある患者[依存性を生じやすい。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 新生児、乳児(「小児等への投与」の項参照)
- 衰弱者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている。]
- 前立腺肥大による排尿障害、尿道狭窄、尿路手術術後の患者[排尿障害を増悪することがある。]
- 器質的幽門狭窄、麻痺性イレウス又は最近消化管手術を行った患者[消化管運動を抑制する。]
- 痙攣の既往歴のある患者[痙攣を誘発するおそれがある。]
- 胆のう障害及び胆石のある患者[胆道痙攣を起こすことがある。]
- 重篤な炎症性腸疾患のある患者[連用した場合、巨大結腸症を起こすおそれがある。]
- ジドブジン(アジドチミジン)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
重大な副作用
依存性
頻度不明
- 連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。
呼吸抑制
頻度不明
- 呼吸抑制があらわれることがあるので、息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する。
錯乱、譫妄
頻度不明
- 錯乱、譫妄があらわれることがあるので、このような場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫
頻度不明
- 無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫があらわれるとの報告がある。
麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸
頻度不明
- 炎症性腸疾患の患者に投与した場合、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。
薬効薬理
各成分の作用
アヘン末
- 主成分のモルヒネの他、各種のアルカロイドを含有しており、これらが協力し、あるいは拮抗しているため、その作用はモルヒネと同一でなく、またモルヒネより毒性は弱い。
すなわち中枢神経に対してはモルヒネと同様に抑制的に作用するが、鎮痛、鎮静、呼吸抑制作用はモルヒネに比較して弱く、一方、これに反して腸管に対する作用は強力で、モルヒネの4倍にも当たるといわれている。
トコン末
- 気管支の分泌物を液化し、粘稠性の痰を希釈して容易に喀出させる作用を有する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
性状
一般名
性状
- 淡灰黄色〜淡褐色を呈し、弱いにおいがあり、鼻粘膜を刺激し、味はわずかに苦く不快である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- potato starch
- 商
- ATP腸溶、アイデイトロール、アクタミン、アストーマ配合、アストフィリン配合、アスペノン、アタバニン、アヘン末、アポプロン、アミプリン、アミユー配合、アラセプリル、ウルソ、エンテラーゼ配合、クールスパン、クロミッド、コデインリン酸塩、コニール、コニプロス、コレポリーR、コンスーン、サルポグレラート塩酸塩、ジベトス、セファランチン、セラピエース、セリナリート、セルニルトン、セレナミン、センブリ、センブリ・重曹、チョコラA、つくしA・M配合、テナキシル、デプロメール、ドーフル、ドライアーゼ配合、ナトリックス、ノバミン、パルギン、バレイショデンプン 、ビオスミン 、ビオスミン配合、ビオスリー配合、ビオフェルミン 、ビオフェルミンR、ビオフェルミン配合、ヒダントールD配合、ビフィスゲン、ビフロキシン配合、フォリアミン、フランセチン・T・パウダー、プレドニゾロン、ベスタチン、ベニジピン塩酸塩、ベハイドRA配合、ボグリボース、ホミカエキス、マカシーA、メチルエルゴメトリンマイレン酸塩、ラクスパン、ラクデーン、ランソプラゾール、レベニン、ロートエキス、亜デンプン
- 関
- ジャガイモデンプン、デンプン
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商品
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- 英
- ipecac, ipecacuanha root
- ラ
- ipecacuanhae radix
- 同
- 吐根
- 商
- トコンシロップ、ドーフル