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グリチルリチン酸
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キョウミノチン静注20mL
2008 年 8 月作成. キョウミノチン静注20mL. 【この薬は?】 販売名. キョウミノチン静注 20mL. KYOMINOTIN. 一般名. グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L- システイン塩酸塩. Monoammonium glycyrrhizinate・Glycine・L-Cysteine hydrochloride ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
肝臓疾患用剤・抗アレルギー剤
販売名
※キョウミノチン静注5mL
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アルドステロン症の患者、ミオパシーのある患者、低カリウム血症の患者[低カリウム血症、高血圧症等を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
小児ストロフルス、湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症、口内炎、フリクテン、薬疹・中毒疹
慢性肝疾患における肝機能異常の改善
通常、成人には1日1回5〜20mLを静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慢性肝疾患に対しては1日1回40〜60mLを静脈内に注射又は点滴静注する。年齢、症状により適宜増減する。なお、増量する場合は1日100mLを限度とする。
慎重投与
高齢者[低カリウム血症等の発現率が高い(「高齢者への投与」の項参照)。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシーショック
(頻度不明):ショック、アナフィラキシーショック(血圧低下、意識消失、呼吸困難、心肺停止、潮紅、顔面浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー様症状
(頻度不明):アナフィラキシー様症状(呼吸困難、潮紅、顔面浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
偽アルドステロン症
(頻度不明):増量又は長期連用により高度の低カリウム血症、低カリウム血症の発現頻度の上昇、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれるおそれがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
また、低カリウム血症の結果として、脱力感、筋力低下などがあらわれるおそれがある。
薬効薬理
配合有効成分の薬理作用
・グリチルリチン酸一アンモニウム
1),2)
甘草の有効成分で、グリチルレチン酸と2分子のグルクロン酸が抱合しており、解毒作用や抗アレルギー作用を示す。また、副腎皮質ホルモン様作用を有し、ステロイドホルモンの非活性化を抑制し、その作用を増強する。
・グリシン
3),4)
カルボキシル基をもった異物と抱合して解毒作用を示す。
・L-システイン
3),4)
生体内においてシスチンと可逆平衡を保ち、その酸化還元反応によって新陳代謝を亢進する。また、活性-SH基に基づく解毒作用を有する。
有効成分に関する理化学的知見
※※グリチルリチン酸一アンモニウム
一般名
グリチルリチン酸一アンモニウム
(Monoammonium Glycyrrhizinate)
化学名
Monoammonium of 20β-carboxy-11-oxo-30-norolean-12-en-3β-yl-2-O-β-D-glucopyranuronosyl-β-D-glucopyranosiduronic acid
分子式
C
42
H
65
NO
16
分子量
839.96
性状
本品は白色の細かい結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、特異の甘味を有する。
水に溶けにくく、希エタノールにやや溶けにくく、クロロホルム又はジエチルエーテルに溶けない。
水溶液(0.2→20)を煮沸すると澄明な液になる。この液を放冷すれば粘稠なゲルとなる。
グリシン
一般名
グリシン(Glycine)
化学名
Aminoacetic acid
分子式
C
2
H
5
NO
2
分子量
75.07
性状
本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は甘い。
水又はギ酸に溶けやすく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
※※L-システイン
一般名
L-システイン(L-Cysteine)
化学名
(2
R
)-2-Amino-3-sulfanylpropanoic acid
分子式
C
3
H
7
NO
2
S
分子量
121.16
性状
本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、特異なにおいがあり、味はえぐい。
本品は水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
本品は1mol/L塩酸試液に溶ける。
★リンクテーブル★
リンク元
「
グリチルリチン酸
」「
L-システイン
」「
塩酸システイン
」「
肝臓疾患用剤
」
「
グリチルリチン酸」
[★]
英
glycyrrhizic acid
、
glycyrrhizinate
化
グリチルリチン酸二カリウム
glycyrrhizinate dipotassium
、
グリチルリチン酸モノアンモニウム
monoammonium glycyrrhizinate
、
グリチルリチン酸二アンモニウム
diammonium glycyrrhizinate
商
アスファーゲン
、
アムロジピンOD
、
ウエルアップ
、
エピサネートG配合
、
オーレキシン
、
キャベジンUコーワ配合
、
キョウミノチン
、
グリチロン
、
グリチロン配合
、
グリファーゲン
、
グリベルチン
、
グルコリンS
、
ケベラS
、
デスパコーワ
、
ニチファーゲン
、
ニチファーゲン配合
、
ネオ・ユモール配合
、
ネオファーゲン
、
ネオファーゲンC
、
ネオファーゲンC配合
、
ノイボルミチン
、
ヒシファーゲンC
、
ミノフィット
、
レミゲン
、
ワッサーV配合
、
強力ネオミノファーゲンシー
、
強力ネオミノファーゲンシーP
、
複合エピサネートG
関
グリシルリジン酸
、
グリチルリジン酸
、
グリチルリジン酸塩
「
L-システイン」
[★]
英
L-cysteine
商
アスファーゲン
、
アミグランド
、
アミゼットB
、
アミゼットXB
、
エコラン
、
カーディオライト
、
カラシミンC
、
キョウミノチン
、
クリストファン
、
グリファーゲン
、
グリベルチン
、
ケベラS
、
テルフィス
、
ニチファーゲン
、
ニューロライト
、
ネオパレン1号
、
ネオファーゲン
、
ネオファーゲンC
、
ハイ・プレアミン
、
ハイ・プレアミンS
、
ハイチオール
、
ビーシー
、
ビーフリード
、
ヒカリレバン
、
ヒシファーゲンC
、
フルカリック1号
、
マックアミン
、
ミキシッド
、
ユニカリックL
、
レミゲン
、
強力ネオミノファーゲンシー
、
強力ネオミノファーゲンシーP
エコラン
、
ハイチオール
「
塩酸システイン」
[★]
商
アスコルビン酸
、
アスファーゲン
、
アミカリック
、
アミノレバン
、
エダラボン
、
エレンタールP乳幼児用配合
、
カーディオライト
、
カラシミンC
、
キョウミノチン
、
グリファーゲン
、
グリベルチン
、
グルコリンS
、
ケベラS
、
ゼオチン
、
チスタニン
、
テルフィス
、
ニチファーゲン
、
ビーシー
、
ヒカリレバン
、
ヒシファーゲンC
、
ビタミンC
、
プロヘパール配合
、
ペクタイト
、
マックアミン
、
ミノフィット
、
モリアミンS
、
ユニカリックL
、
レミゲン
、
強力ネオミノファーゲンシー
、
強力ネオミノファーゲンシーP
「
肝臓疾患用剤」
[★]
商品
アスファーゲン
アミファーゲン
カンテック
キョウミノチン
グリチロン
グリファーゲン
グリベルチン
グルコリンS
ケベラS
ゴスペール・レバー
セロシオンカプセル
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チオラ
ニチファーゲン
ネオファーゲン
ネオファーゲンC
ヒシファーゲンC
プロトポルト
プロヘパール
プロルモン
ミノフィット
リバオール
レナルチン
レバラミン
レミゲン
強力ネオミノファーゲンシー
強力ネオミノファーゲンシーP