チオプロニン
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Japanese Journal
- 79. シロイヌナズナにおける殺菌剤イソプロチオランの植物成長調節作用の解析(口頭発表,植物化学調節学会第49回大会)
- 草島 美幸,宮嵜 樹,宮下 範大,前原 恭兵,與多垣内 雄也,仲下 英雄
- 植物化学調節学会研究発表記録集 49(Supplement), 97, 2014-10-01
- NAID 110009865168
- チオラート保護金属ナノクラスターの高分解能分離 : 逆相高速液体クロマトグラフィーの利用 (特集号 若手優秀ポスター発表賞特集記事)
- 新堀 佳紀,根岸 雄一
- ナノ学会会報 = The bulletin of the Society of Nano Science and Technology 13(1), 29-35, 2014-10
- NAID 40020260449
- プラスグレル塩酸塩(エフィエント® 錠 3.75 mg・5 mg)の薬理学的,薬物動態学的特性と臨床試験成績
- 杉立 収寛,栗原 厚,谷澤 公彦,井上 孝司
- 日本薬理学雑誌 144(5), 239-249, 2014
- … 改善作用を示す.プラスグレルの代謝を第二世代のクロピドグレルと比較すると,いずれの薬剤もチオラクトン中間体を経て活性代謝物が生成されるが,チオラクトン中間体の生成には両剤で大きな違いが存在する.プラスグレルは小腸での吸収時に速やかに加水分解を受けチオラクトン中間体へと代謝されるのに対し,クロピドグレルは小腸では殆ど代謝を受けずに,肝臓にお …
- NAID 130004704239
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- チオラとは。効果、副作用、使用上の注意。肝臓の機能が円滑に作動するために必要なグルタチオンを増加させたり、炎症やアレルギーを抑える作用があり、肝臓にとって有害な過酸化脂質の発生を抑えて、肝臓を保護するはたらきを ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
チオラ錠100
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ポビドン、沈降炭酸カルシウム、精製白糖、カルナウバロウ、その他1成分
禁忌
効能または効果
慢性肝疾患における肝機能の改善
- チオプロニンとして、通常成人1回100mg(本剤1錠)を1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
初期老人性皮質白内障
- チオプロニンとして1回100〜200mg(本剤1〜2錠)を1日1〜2回経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減してもよい。
水銀中毒時の水銀排泄増加
- チオプロニンとして1回100〜200mg(本剤1〜2錠)を1日3回経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減してもよい。
シスチン尿症
- チオプロニンとして、通常、成人には1回100mg(本剤1錠)から開始し、1日4回(食後および就寝前)経口投与する。最大量は1回500mg(1日2,000mg)とする。
通常、小児には1日量として100mg(本剤1錠)から開始し、最大量として1日40mg/kgとする。
ただし、成人最大量(1日2,000mg、本剤20錠)を超えないものとする。
シスチン尿症
- 飲水療法及び尿アルカリ化療法で、尿中シスチン濃度の飽和溶解度(一般に250mg/L)未満に保てない場合に、本剤の使用を検討すること。1日尿量2.5Lの場合、1日尿中シスチン排泄量の目安は600mgである。
シスチン尿症
- 用量(漸増)は、尿中シスチン排泄量に基づき設定すること。
- 成人では1日尿量が2.5L以上になるよう飲水することが望ましい。また、小児では、尿量が多くなるよう飲水することが望ましい。
重大な副作用
中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)注1)、天疱瘡様症状注1):
(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、天疱瘡様症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
黄疸:
(0.1%未満)
- まれに黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど、観察を十分に行い、AST(GOT)・ALT(GPT)・ALP・ビリルビン等の異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
無顆粒球症:
(0.1%未満)
- まれに無顆粒球症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、投与中は咽頭痛、発熱等の風邪様症状の発現に十分注意すること。
間質性肺炎注1):
(頻度不明)
ネフローゼ症候群注1):
(頻度不明)
- ネフローゼ症候群があらわれることがあるので、定期的に尿蛋白の検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重症筋無力症注2)、多発性筋炎注2):
(頻度不明)
- 慢性関節リウマチ患者等に大量投与した場合、重症筋無力症、多発性筋炎があらわれたとの報告がある。
薬効薬理
肝臓保護及び代謝系に対する作用(ラット、ヒト〈 in vitro 〉)
- 試験管内で、アスコルビン酸処置をしたラット肝ミトコンドリアの過酸化脂質の生成を抑制して細胞膜を保護し、AST(GOT)、GLDH等の酵素の遊出を抑える22)。
- 試験管内で、ラットの肝ミトコンドリアにおけるエネルギー産生を増大させ、また、蛋白代謝を改善して肝の修復を促進させる23)。
- ラットへの投与では、糖代謝をはじめ、種々の酵素系の活性を高め、肝の代謝を円滑にする24)。
水晶体混濁防止作用(牛、家兎)
- チオプロニンは、牛水晶体蛋白の凝集を抑制する25)。さらに、ナフタリン及びジニトロフェノールによる家兎の実験的白内障の発症を遅延させる効果がある26)。
重金属排泄効果18),27),28)(マウス、ラット、ヒト)
- チオプロニンは、マウス、ラット及びヒトの体内で重金属と結合して重金属解毒作用をあらわし、特に水銀の排泄促進効果を示す。
シスチン濃度低下作用29)
- チオプロニンは、水溶液(pH7.4、25℃)中でシスチンと化学反応し、易溶性のシステイン−チオプロニン複合体とシステインが生成される結果、シスチン濃度を低下させる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- N-(2-mercaptopropionyl)glycine
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- tiopronin、thiopronine
- 商
- チオラ
- 関
- メプリン
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- 英
- β-ketothiolase deficiency
- 同
- アセトアセチルCoAチオラーゼ欠損症 acetoacetyl-CoA thiolase deficiency
[★]
- 英
- beta-ketothiolase
- 関
- βケトチオラーゼ
[★]
- 英
- thiolate
- 関
- チオレート
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βケトチオラーゼ欠損症