Chlamydia trachomatis肺炎

クラミジア・トラコーマ肺炎

WordNet

1. a sexually transmitted infection caused by bacteria of the genus Chlamydia
2. coccoid rickettsia infesting birds and mammals; cause infections of eyes and lungs and genitourinary tract

UpToDate Contents

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• 1. 新生児におけるChlamydia trachomatis感染症 chlamydia trachomatis infections in the newborn
• 2. Pneumonia caused by Chlamydia pneumoniae in adults
• 3. 小児における市中肺炎：外来治療 community acquired pneumonia in children outpatient treatment
• 4. 小児における肺炎クラミジアによる肺炎 pneumonia caused by chlamydia species in children
• 5. 小児における市中肺炎：臨床的特徴および診断 community acquired pneumonia in children clinical features and diagnosis

Japanese Journal

• Respiratory syncytial virusの重複感染により呼吸不全を合併したChlamydia trachomatis肺炎の1例 (主題 感染症) -- (主題2 細菌)

• 細川 卓利,森田 拓,前田 賢人 [他]
• 小児科臨床 55(5), 891-894, 2002-05
• NAID 40001823579

• 健康成人に発症し，胸水貯留のみられたＣｈｌａｍｙｄｉａ　ｔｒａｃｈｏｍａｔｉｓ肺炎の１例

• 林 嘉光,伊藤 剛,浅野 高行
• 日本胸部疾患学会雑誌 31(3), 368-373, 1993
• … セキセイインコの飼育歴があり, 胸部X線所見に比較し呼吸器症状が乏しく, 血清オウム病抗体価の上昇がみられたことから Chlamydia psittaci 肺炎を疑った. … trachomatis 肺炎と診断した. … trachomatis 肺炎の胸水所見, BALFについて検討した症例は少ないので報告する. …
• NAID 130003678021

• 幼児Chlamydia trachomatis肺炎の検討

• 高瀬 義昌 [他]
• 感染症学雑誌 64(9), p1177-1183, 1990-09
• NAID 40000567128

Related Links

• クラミジア肺炎とは - 厚生労働省-戸山研究庁舎

臨床像 ・C. trachomatis 肺炎 新生児・乳児肺炎は通常は無熱であり、多呼吸、喘鳴、湿性咳嗽などの呼吸器症状を呈する。一般に、酸素投与や人工呼吸を要する症例は少ないが、低出生体重児などでは重症化する場合もある。

• クラミジア・トラコマティス（Chlamydia trachomatis ...- Yahoo!ブログ

Chlamydia trachomatis が疑われる患者、消化管 or 尿路の症状がない患者においては、初尿（尿の最初の部分）、膣スワブ（患者で自己で取ってもらったり、医師によって採取したりして）を採取して核酸増幅を用いたクラミジアの検査を行う。

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★リンクテーブル★

関連記事	「肺炎」「Chlamydia trachomatis」「炎」「trachomatis」

「肺炎」

　　[★]

英

pneumonia pneumonitis

関

疫学

• 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
• 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
• 死亡者の95%以上が高齢者である。

年代と病原体

乳児	RSウイルス	インフルエンザウイルス	肺炎球菌	インフルエンザ菌
小児	RSウイルス	インフルエンザウイルス	肺炎球菌	クラミジア・ニューモニエ	マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期	肺炎球菌	インフルエンザ菌	マイコプラズマ・ニューモニエ
成人	肺炎球菌	インフルエンザ菌
高齢者	肺炎球菌	インフルエンザ菌	レジオネラ・ニューモニエ	インフルエンザウイルス

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対，2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変

	年齢階級	総数	15～	25～	35～	45～	55～	65～	75～	85～	90～
			19	29	39	49	59	69	79	89
受療率	外来	6	3	4	3	3	6	7	14	21	21
	入院	19	2	3	2	3	7	21	86	309	489
死亡率	男性	76.4	0.5	0.5	1.5	4.6	15.2	69.2	339	2087	4317
	女性	62.7	0.3	0.5	0.9	1.9	5.6	22.4	144	934	2291
	総数	69.4	0.4	0.5	1.2	3.2	10.3	44.6	249	1291	2787

分類

発症の場

• 市中肺炎：上気道のウイルス感染後に多い。

• 起炎菌：肺炎球菌(最多)、インフルエンザ菌、マイコプラズマ、クラミジア・ニューモニエ

• 院内肺炎：入院後48時間以降に発症

• 起炎菌：グラム陰性桿菌(緑膿菌、クレブシエラ、大腸菌)、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌、真菌、Pneumocystis jirovecii、サイトメガロウイルス

原因

• 細菌性肺炎　⇔ 非定型肺炎：細菌が検出できない肺炎の総称
• 真菌性肺炎
• ウイルス性肺炎

病理

• 肺胞性肺炎

• 大葉性肺炎

• 気管支肺炎

• 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内

• 間質性肺炎

• 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

肺炎の比較

• 肺炎球菌性肺炎：発熱、咳嗽、喀痰。大葉性肺炎となることが多く、区域性に濃い浸潤影を示す。
• マイコプラズマ肺炎：発熱、強い咳嗽
• ニューモシスチス肺炎：発熱、乾性咳嗽、呼吸困難。びまん性スリガラス影
• 肺アスペルギルス症：肺アスペルスギローマ、侵襲性肺アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症

ガイドライン

• 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン

「Chlamydia trachomatis」

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同

クラミジア・トラコマティス、トラコーマクラミジア

関

特殊な細菌、クラミジア、クラミジア感染症、クラミジアトラコマティス症

特徴

• 扁性細胞寄生菌　←　細胞内への移行性・ペプチドグリカン無く、βラクタム無効、アミノグリコシド無効
• 細胞壁有り
• ペプチドグリカン無し

感染症

眼科

SOP.176

• 新生児封入体結膜炎：母体が本菌による性器クラミジア感染症を発症しており、かつ経腟分娩で出生したときに新生児に見られる封入体結膜炎。
• 成人型封入体結膜炎：トラコーマとよばれている封入体結膜炎である。結膜と角膜を冒す。

産婦人科

G9M.67,68,74

• 非淋菌性尿道炎
• 性器クラミジア感染症：子宮頚管炎、子宮内膜炎、卵管炎、卵巣炎、骨盤腹膜炎、肝周囲炎　→　フィッツ・ヒュー・カーティス症候群

• 潜伏期間2-3週間で、多くは無症状で経過。帯下は軽度増量し、水様透明の漿液性

• (胎内感染)絨毛膜羊膜炎
• (産道感染)新生児封入体結膜炎

泌尿器科

• 尿道炎
• 精巣上体炎

一般的な治療

• マクロライド系抗菌薬(妊婦には特に)、キノロン系抗菌薬、テトラサイクリン系抗菌薬

国試

• 099E072

「炎」

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• n.

• flame

• comb form.

• (炎症の接尾辞)itis

関

炎光、炎症

「trachomatis」

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トラコーマ症

• Chlamydia trachomatis