- 英
- wandering gallbladder, floating gallbladder
- 関
- 胆嚢。肝内胆嚢
- 胆嚢の位置の異常である。
- 通常、胆嚢は体部と頚部の上面が肝床に結合織性に固定されているが、胆嚢間膜を介して肝下面より下垂しているものを遊走胆嚢と呼ぶ
- 胆嚢や胆嚢管の肝下面への固定が不完全なため、胆嚢は下垂し体位性に異常に可動する。
- 胆嚢間膜が大きく、胆嚢が大きく位置が変位するために右季肋部の鈍痛や激痛を呈する場合がある。特に胆嚢捻転症(ないし胆嚢軸捻転)により開腹手術を要する場合もあり、高齢女性に頻度が高い。
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Japanese Journal
- 症例 術前診断しえた胆嚢Winslow孔ヘルニアの1例
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- 文献考察1):浮遊(遊走)胆嚢 【知っておきたい胆道の発生異常】 遊走胆嚢 Author:安田秀喜(帝京大学 外科), 高田忠敬 Source:胆と膵(0388-9408)23巻9号 Page743-747(2002.09) Abstract:遊走胆嚢は,発生頻度が .A(I ...
- 遊走胆嚢nOating galibladder(以下FCと略す)と は,胆妻の全体が腹膜で被覆され,陽問膜様間膜で肝 下面胆襲寓に付着し,可動性が異常に大きい胆襲をい うIL臨床的には胆嚢捻転症としての報告が多い。今 回,異常に大きい可動性を有する ...
- 日消外会誌 22(11)12740~2743,1989年 左側遊走胆嚢および不完全型胆嚢捻転症を 内日 立生 田代 和弘 はじめに 遊走胆嚢(aOating gallbladder)は胆裏の先天的果 常で位置異常に属し,時に特異な病態を塁する.今回 われわれは術前に ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- gallbladder (Z)
- ラ
- vesica fellea
解剖
- 胆嚢径:長径8cm x 短径4cm以下
- 胆嚢壁:3mm以下
胆管
血管
動脈
- 後上膵十二指腸動脈と胃十二指腸動脈が十二指腸後部の胆管に血液を送る
- 胆嚢動脈が胆管の近位部に血液を送る
- 右肝動脈が胆管の中部に血液を送る
静脈
壁構造
胆嚢の収縮
臨床関連
胆嚢の徴候
胆嚢壁の肥厚
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 関
- 滑液包、ブルサ、包、ポーチ
[★]
- 英
- swarming
- 同
- スウォーミング
- 関