- 英
- accommodation disturbance, accommodation disorder
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Japanese Journal
- 起立性調節障害の男子中学生への援助事例研究 ―スクールカウンセリングにおけるサポートの検討―
- 岩瀧 大樹,山崎 洋史,Iwataki Daiju,Yamazaki Hirofumi
- 群馬大学教育実践研究 (30), 229-239, 2013-03-25
- NAID 120005231523
- 不登校を伴う起立性調節障害に対する日本小児心身医学会ガイドライン集を用いた新しい診療(2012年,第53回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(鹿児島))
- 田中 英高
- 心身医学 53(3), 212-222, 2013-03-01
- … 医学を習得すべきとの理念を掲げ,日本小児科学会分科会として創立した.その理念のもと,一般医への研修,標準的診療ガイドライン(GL)作成,多施設共同研究を継続している.本稿では代表的な心身症の起立性調節障害(OD)を中心に,頭痛・腹痛GL,不登校診療GLにも触れた.これらのGLは相補的に構成され,心身症を疑えば初期段階からGLを活用する.難治性ODに対しては専門医向けGLを完成した(2012年).難治性ODに至る心身医学的機序 …
- NAID 110009593296
- 低血糖発作との鑑別が重要であった体位性起立頻脈症候群の1例
- 黒住 旭,岡田 洋右,西田 啓子 [他],山本 直,森 博子,新生 忠司,田中 良哉
- 産業医科大学雑誌 34(4), 353-361, 2012-12-01
- 症例は49歳男性.43歳時より動作時に動悸,冷汗,虚脱感が突然生じるようになり,低血糖発作(血糖50〜60mg/dl)を疑われ当科紹介.75g経口糖負荷試験で5時間後に血糖56mg/dlまで低下したが,無治療で血糖は回復.48時間絶食試験終了直前,排尿後の立位時に気分不良となり冷汗,頻呼吸を生じた.その際装着していたホルター心電図で140台の洞性頻脈を認めた.頻脈は日中活動時のみ出現し,起立時に再 …
- NAID 110009562109
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- 英
- orthostatic dysregulation OD, orthostatic intolerance
- 関
- 起立性低血圧
概念
- 立ちくらみ、めまい、頭痛、朝起きが悪いなどの起立性低血圧症状に、動悸、頭痛、腹痛などを伴った全身性の自律神経反射の不安定な状態。
- 朝起きられず、学校に行きづらいために登校拒否と間違われている例が少なくない(PED.967)
疫学
- 思春期(10歳以降、12-14歳で最多)に多く、性差なし(若干、女児多い) (PED.968)
- 学童の3-10%に認められる (PED.968)
- 4月から7月に症状が悪化。成績が低下しうる。
- 家族、特に母親にも同様の症状をみることが多い。
病因
- 自律神経の失調:起立という動作に対する心臓、血管を主体とする循環器系の反応、調節が十分でないために種々の症状を呈する(PED.967)。
- 心理的ストレスの影響を受ける:小学生では母親からの分離不安や転換性障害。中学生では学業や友人関係のトラブルから生じる適応障害、不安障害、転換性障害など。
病態
- 本来起立時に起こる血管反射の失調 → 下半身への血液の貯留 → 循環血液量減少 → 心拍出量低下 → 脈圧↓(収縮期血圧↓、拡張期血圧↑)、脳血流低下
症状
診断
鑑別診断
診断基準
- PED.967 参考3
- A. 立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
- B. 立っていると気持ちが悪くなる、ひどくなると倒れる
- C. 入浴時あるいは嫌なことが目開すると気持ちが悪くなる
- D. 少しでも動くと動悸あるいは息切れがする
- E. 朝なかなか起きられず、午前中調子が悪い
- 顔色が青白い。
- b. 食欲不振。
- c. 臍仙痛をときどき訴える。
- d. 倦怠あるいは疲れやすい。
- e. 頭痛をしばしば訴える。
- f. 乗り物に酔いやすい。
- g. 起立試験で脈圧狭少16mmHg以上。
- h. 起立試験で収縮期血圧低下21mmHg以上。
- i. 起立試験で脈拍数増加1分間21以上。
- j. 起立試験で立位心電図T1, T2 の0.5 mV以上の減高、その他の、変化。 ← I誘導、II誘導のT波のことらしい
判定
- 以上の症状のうち、次のいずれかに当てはまり、かつ器質性疾患を除外して、起立性調節障害と診断する。
- (1)大症状1と小症状3以上
- (2)大症状2と小症状1以上
- (3)大症状3以上
検査
- 1. 脈圧低下が16mmHg以上
- 2. 収縮期血圧低下が21mmHg以上
- 3. 脈拍数増加が1分間に21以上
- 4. ECG上、I,II誘導においてT波が0.2mV以上減高
治療
- 薬物療法:昇圧薬(アメジウム、ミドドリン、ジヒドロエルゴタミンなど)、末梢血管収縮薬、抗不安薬を選択し
- 生活療法:睡眠リズムを正常に戻す生活指導、運動療法、乾布摩擦などの鍛練療法、 → 血管反射を促す
- 心理療法:自律訓練法など
参考
- 企画・監修:田中 英高 (大阪医科大学小児科准教授) 、企画協力:松島 礼子 (済生会吹田病院小児科)
- http://www.inphs-od.com/
- http://www.jisinsin.jp/detail/01-tanaka.htm
- http://www.uraoka.com/sonota/od.html
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- 英
- disorder of thermoregulation, failure of thermoregulation, temperature instability
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- 英
- disorder、impairment、dysfunction、damage、difficulty、(妨げ)barrier、impediment、obstacle、disturbance、foe、(化学)hindrance、disorder、impair、lesion
- 関
- 妨げ、撹乱、関門、機能障害、機能不全、困難、傷害、障壁、損なう、損傷、ダメージ、破壊、破損、バリヤー、病変、不安、妨害、乱れ、無秩序、機能異常症、敵、疾患、バリア、バリアー、機能異常、機能不全症
[★]
harm、hazard、injure
- 関
- 危険、損傷、ハザード、傷害を与える、害する
[★]
- 英
- regulation, (眼科)accommodation(水晶体による)
- 関
- 調和等能系