- 英
- nephrology
- 関
- 腎臓病学
WordNet
- the branch of medicine concerned with the kidney - its development and anatomy and physiology and disorders
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腎臓学(じんぞうがく、英語: nephrology)は、腎臓・尿路系の疾患を中心に診療研究する内科学から発展していった医学の一分野。
同じ領域を扱う外科学の分野として泌尿器科学がある。
目次
- 1 歴史
- 2 症候
- 3 検査
- 3.1 腎臓針生体検査
- 3.2 糸球体濾過量
- 3.3 腎血流量
- 4 糸球体病変
- 4.1 主にネフローゼを示す糸球体病変
- 4.2 糸球体腎炎
- 5 間質性病変
- 6 尿細管病変
- 7 嚢胞性病変
- 8 全身の病変
- 9 血管の病変
- 10 悪性腫瘍
- 11 治療
- 12 関連項目
歴史
症候
- 乏尿
- 無尿
- 多尿
- 血尿
- 夜間尿
- 夜間尿(やかんにょう)は、夜間に出る尿。失禁とは独立した概念。
- 状態
- 排尿のために夜間頻繁に起きる。
- 病態
- 糸球体濾過を経た尿を原尿と言う。糸球体では昼夜問わず血液の濾過が行われるので、原尿は昼夜を問わず生成される。夜間は尿細管で原尿の中から水分を多めに再吸収する事で尿を濃縮している。腎臓が尿を濃縮する力を腎濃縮力と言う。腎濃縮力が正常であれば、原尿を充分濃縮して朝まで排尿をせずに居られる。しかし腎濃縮力が低下していると原尿が濃縮されずに膀胱に溜まるため、夜間尿を呈する。
- タンパク尿
- 腎不全
検査
腎臓針生体検査
腎生検(じんせいけん、腎臓針生検、腎針生検)は、腎臓に中空の針を刺して組織を抜き取り、顕微鏡で調べる病理学検査。
- 方法
- 肋骨椎体角部(Costo-Vertebral Angle:以下CVA)に腎生検用の針を刺す。まずCVAを皮膚消毒する。次に無菌のビニール袋を被せた超音波検査装置のプローブで腎臓の位置を調べる。プローブのソケットに針ガイドがついていて、局所麻酔を注射する。麻酔針と腎生検用針をとりかえて、超音波ガイド下に生検針を腎臓付近まで進める。腎臓付近まで生検針を進めたら、引き金を引いて検体採取用の針を発射し、針を抜いて圧迫止血する。これを3~6回繰り替えす。
- 痛み
- 麻酔針を刺すときに多少の痛みがあるが、それ以外の痛みは殆どない。むしろ検査後、長時間にわたる安静臥床によって起こる腰痛が苦しい。
- 合併症
- 腎被膜下血腫
- 腎被膜下血腫は、腎臓の皮膜の内側に血液が溜まる事。圧迫止血が充分でないと起こる。皮膜が伸展されると痛い。出血がコントロールできず、後腹膜血腫に至る場合がある。検査後の輸血等の処置が必要となる可能性は1人/1000人前後。検査による死亡は1人/15000人と言われている。
糸球体濾過量
糸球体濾過量(しきゅうたいろかりょう、GFR)は、糸球体が濾過した原尿の量。基準値は100~120ml/分。糸球体濾過量を測定の指標物質には、人体に無害であり、体内にトラップされることなく糸球体で濾過され、濾過後は尿細管で何ら分泌再吸収されない、等の性質が求められる。糸球体濾過量を測定する検査には以下の物がある。
- イヌリンクリアランス
- イヌリンは、人体に無害であり、体内にトラップされることなく糸球体で濾過され、濾過後は尿細管で何ら分泌再吸収されない。この性質の為に、糸球体濾過量を測定するのに都合がよい。しかし生体内に存在しない物質なので、静脈注射とその後の体内への均等な分配を待つ必要があり、検査として不便。
- クレアチニンクリアランス(Ccr、CLcr)
- シスタチンC (CysC, Cys-C)
腎血流量
腎臓の血流量を腎血流量(RBF)と言う。腎血流量を調べる検査として以下のものがあげられる。
- レノグラム(レノグラフィ、renogram)
- レノグラムは、腎血流量を計る検査。
- 原理
- 放射線標識したMAG3等が近位尿細管から分泌される事を用いて、腎血漿流量(RPF)を測定することにより、腎血流量を求める。
- 方法
- 標識物質として99mTc-MAG3等を用いる。
糸球体病変
糸球体病変では血尿の場合、尿沈さ鏡検で、赤血球に破壊、変形が見られる。
主にネフローゼを示す糸球体病変
- ネフローゼ症候群
- 微小変化群(MC)
- 巣状糸球体硬化症(FGS)(ICD-10: N05.1)
- 膜性腎症(MN)
- 膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)
- 原因
- 検査
- 血清免疫学検査
- 血清補体価低値
- 腎臓針生体検査
- 光学顕微鏡
- メサンギウム領域の基質・細胞増殖と、糸球体基底膜の二重化(メサンギウム細胞の嵌入による)が見られる。蛍光抗体法では、基底膜・メサンギウム領域にC3、IgM、IgGの沈着が見られる。
- 治療
- 薬物療法としてステロイドを投与する。
- 糖尿病性腎症
糸球体腎炎
- 感染後急性糸球体腎炎(PSAGN)
- 原因
- A群β溶連菌感染。感染後約2週間後に腎症が発症するため、この感染の事を先行感染と言う。
- 症状
- 発熱等の先行感染症状から2週間ほど経ってから、腎症が発症する。腎症の三大主徴は、肉眼的血尿、浮腫、高血圧である。他にタンパク尿、乏尿も見られる。
- 検査
- 血清免疫学検査
- 急性期には血清補体価は低値を示す。
- 血清免疫学検査
- 溶連菌感染によって血清ASO高値を示す。また、病態に応じて血清補体価の低下が見られる。
- 腎生検
- 蛍光C3抗体染色
- 糸球体係蹄に沿って沈着が見られる。この半円状の沈着をlinear patternと言う。
- 診断
- 病期は乏尿期、利尿期、回復期と言う経過を取る。
- 治療
- 乏尿期には安静臥床とする。
- 食事療法
- 水分
- 水分は「前日の尿量+不感蒸泄」とする。
- 塩分
- 浮腫の増悪予防のために、3~5g/日とする。
- 薬物療法
- 薬物療法は対症療法的に用いる。
- 急速進行性糸球体腎炎(RPGN)
- 原因
- 基礎疾患として、急性糸球体腎炎、紫斑病性腎炎、ループス腎炎、ウェゲナー肉芽腫症、血管炎等が挙げられる。
- 検査
- 慢性糸球体腎炎
- IgA腎症
間質性病変
尿細管病変
- 黄疸出血性レプトスピラ症
- タンパク尿を呈する。
- 尿細管性アシドーシス(RTA)
- I型尿細管性アシドーシス(遠位尿細管性アシドーシス)
- 原因
- シェーグレン症候群、等。
- 病態
- 遠位尿細管では水素イオンの排泄が行われ、これが損なわれると遠位尿細管性アシドーシスになる。
- 統計
- 原因はシェーグレン症候群が多い。
- II型尿細管性アシドーシス(近位尿細管性アシドーシス)
- 病態
- 近位尿細管では炭酸水素イオンの再吸収が行われ、これが損なわれると近位尿細管性アシドーシスになる。
- IV型尿細管性アシドーシス(高カリウム型尿細管性アシドーシス)
- 病態
- 遠位尿細管で水素イオンを排泄するポンプは鉱質コルチコイドによって活性化されるので、鉱質コルチコイド作用が低下すると遠位尿細管性アシドーシスになる。これを特に高カリウム型尿細管性アシドーシスと言う。
- バーター症候群
- リドル症候群
嚢胞性病変
- 常染色体性優性多発性嚢胞腎(成人型)
- 常染色体性劣性多発性嚢胞腎(小児型)
- 髄質海綿腎
- 結節性硬化症
- フォン・ヒッペル・リンドウ病
全身の病変
- 透析アミロイドーシス
- 原因
- 長期にわたり透析を受けている末期腎不全患者において透析では十分には除去できないβ2ミクログロブリンなどのタンパク質からアミロイドが形成され、軟部組織などに沈着することで起こる。
- 症状
- 手根管症候群など多彩な症状を呈する
- 治療と対策
- 現時点では沈着したアミロイドを取り除く有効な手段はなく、治療は手根管症候群に対する手術など対症療法にとどまる。予防や進行を遅らせるための対策として、よりβ2ミクログロブリンを除去できる透析膜の使用や、血液透析から血液濾過透析への移行などが行われている。
- 注意
- アミロイド腎症は全身性のアミロイドーシスのため腎臓がおかされた状態の事であり、透析アミロイドーシスとは全く概念が異なる。
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)
- 原因
- 病原性大腸菌O157の感染による。
- 症状
- 三大徴候は、急性腎不全、溶血性貧血、血小板減少。
透析骨症
- 腎性骨異栄養症
- 検査
- X線写真
- 塩胡椒(salt & peppar)
- ラガージャージ
- アルミニウム骨症
- アミロイド骨症
血管の病変
悪性腫瘍
「腎臓がん」を参照
治療
透析
移植
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、腎臓学に関連するカテゴリがあります。 |
腎・泌尿器系の疾患
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疾患 |
糸球体病変 |
急性糸球体腎炎 | IgA腎症 | 急速進行性糸球体腎炎 | 慢性糸球体腎炎
|
ネフローゼ症候群 |
原発性 |
微小変化群 | 巣状糸球体硬化症 | 膜性腎症 | 膜性増殖性糸球体腎炎
|
|
遺伝性腎炎 |
アルポート症候群 | 良性家族性血尿
|
尿細管機能障害 |
ファンコーニ症候群 | バーター症候群 | ギッテルマン症候群 | リドル症候群 | 尿細管性アシドーシス | 腎性糖尿 | 尿細管間質性腎炎
|
続発性腎障害 |
膠原病 |
全身性エリテマトーデス | 全身性強皮症 | シェーグレン症候群
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糖尿病性腎症 | 痛風腎 | クリオグロブリン血症 | アミロイドーシス | 溶血性尿毒症症候群
|
|
腎循環障害 |
腎血管性高血圧症 | 腎梗塞 | クルミ割り現象
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泌尿器疾患 |
機能障害 |
膀胱尿管逆流 | 神経因性膀胱 | 水腎症 |
|
先天異常 |
多発性嚢胞腎(常染色体優性多発性嚢胞腎 | 常染色体劣性多発性嚢胞腎) | 尿管異所開口 | 重複腎盂尿管 |ポッター症候群
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感染症 |
腎盂腎炎 | 腎膿瘍 | 膀胱炎 | 腎結核
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尿路結石 |
膀胱結石
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腫瘍 |
腎細胞癌 | 腎盂腫瘍 | 尿管腫瘍 | 前立腺肥大症 | 前立腺癌 | 精巣腫瘍 | 陰茎癌 |腎芽腫
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性器の疾患 |
前立腺炎 | 停留精巣 | 精巣捻転 | 包茎 | 勃起不全
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病態・症状 |
腎不全 |
急性腎不全 |
急性尿細管壊死
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慢性腎臓病 |
慢性腎不全 | 尿毒症
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尿所見異常 |
乏尿 | 無尿 | 多尿 | 頻尿 | 血尿 | タンパク尿 | 尿円柱
|
尿閉 |陰嚢腫大
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検査 |
腎機能検査 |
糸球体濾過量 | クレアチニンクリアランス | ナトリウムクリアランス | 尿中ナトリウム排泄率 | 腎不全指数
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腹部X線写真 | 腎盂造影 | レノグラム | 腎生検
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腎・泌尿器系の正常構造・生理 |
腎臓 |
肉眼解剖 |
尿細管 |
近位尿細管 - ヘンレループ(下行脚 - 細い上行脚 - 太い上行脚) - 遠位尿細管 - 集合管 - 腎盤 ( - 尿管)
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腎循環 |
腎動脈 - 傍尿細管毛細血管 - 輸入細動脈 - (糸球体) - 輸出細動脈 - 直細動脈 - 腎静脈
|
ゲロタ筋膜
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顕微解剖 |
ネフロン |
腎小体 |
糸球体 |
毛細血管 | 糸球体内メサンギウム細胞 | ボーマン嚢
|
傍糸球体装置 |
緻密斑 | 傍糸球体細胞 | 糸球体外メサンギウム細胞
|
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尿細管
|
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生理学 |
アシドーシスとアルカローシス | 膠質浸透圧 | 糸球体濾過量 | 腎血漿流量 | クレアチニンクリアランス
|
生化学 |
バソプレッシン | アルドステロン | 心房性ナトリウム利尿ペプチド | エリスロポエチン | レニン-アンジオテンシン系
|
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尿路 |
肉眼解剖 |
尿管 - 膀胱 - 尿道
|
顕微解剖 |
移行上皮
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生殖器系 |
女性器 |
尿道 - 陰核 - 陰裂 - 陰核亀頭 - 陰核亀頭冠 - 陰核包皮 - 陰核小帯 - 外陰部 - Gスポット - 処女膜 - 陰唇 - 大陰唇 - 小陰唇 - 膣 - 膣口 - スキーン腺 (分泌:スキーン腺液) - バルトリン腺 (分泌:バルトリン腺液) - 子宮頸部 (分泌:子宮頚管粘液) - 子宮 - 子宮内膜 - 卵管 - 卵巣 - 中腎傍管 (ミュラー管) - 下り物 - 膣分泌液
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男性器 |
尿道 - 陰茎 - 陰茎亀頭 - 陰茎亀頭冠 - 海綿体 - 陰茎ワナ靭帯 - 陰茎包皮 - 陰茎小帯 - 陰嚢 - 精索 - 精巣上体 - 精細管 - セルトリ細胞 - 精巣輸入管 - 輸精管 - 精嚢 - 射精管 - 前立腺 (分泌:前立腺液) - 尿道球腺 (分泌:尿道球腺液) - 精巣網 - 精巣 - 中腎管 (ウォルフ管)
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Japanese Journal
- 症例 高齢発症のCollagenofibrotic Glomerulopathyによりネフローゼ症候群をきたした1例
- 症例 ファンコニー症候群,腎機能低下から診断し,幼少期からシステアミン投与を開始したシスチノーシス症例
- 内科医から見た腎移植 (特集 腎臓学 この一年の進歩)
Related Links
- 一般社団法人 日本腎臓学会のホームページです。日本腎臓学会は腎臓学研究の進歩と知識の普及、国民への還元を目的としています。 ... 日本腎臓学会|Japanese Society of Nephrology 日本腎臓学会は腎臓学研究の進歩と知識の普及 ...
- 【なぜそうなるのか、何をすべきか、 考えながら読み進めると、生きた知識が身につく だから よくわかる!】 腎臓の機能・構造
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★リンクテーブル★
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- 関
- nephrol
[★]
- 英
- nephrology、nephrol
- 関
- 腎臓学
[★]
- 英
- nephrologist
- 関
- 腎臓病学者
[★]
- 英
- kidney
- ラ
- ren
- 関
- 腎機能
- 図:N.265(水平断,上部) N.320(背面) N.332(水平断)
- 図:Z.92、M.173(体表解剖)、N.321,322
解剖
大きさ
重量
- 115-170g(PT.461), 160g(♂)/140g(♀)(KL.395)
血管尿管との関係
- 腎臓を内側から見るとき、腹側から静脈、動脈、尿管の順に並んでいる
位置
- 腹腔の後壁で、脊椎の両側にある(PT.461)
- 右腎:T11-L2椎体、左腎:T12-L3椎体 (M.173)。T12-L3椎体。右腎は左腎より約1.5cm低位 (KL.395)
- 両方の腎も幽門平面を貫くが、右腎は腎の上方で貫いている (M.173)
- 尋問は中面より5cm離れた場所にある (M.173)
- 腸骨稜の高いところを通る矢状面を貫く。この面は第12肋骨の先端をかすめる (M.173)
- 腎臓の背側側は上方では横隔膜を挟む。さらにその下層では第11胸神経、肋下神経、腸骨下腹神経、腸骨鼡径神経が下外側に走行している (M.173)
血管
-
- 上区動脈
- 上前区動脈
- 下前区動脈
- 前区動脈
- 下区動脈
- それぞれから以下の通りに分岐する
部位名
生理
機能 (SP.776 2007年度後期生理学授業プリント)
-
-
- 尿中酸総排泄量 = 滴定酸(リン酸, 硫酸など) + NH4+ - HCO3-(重炭酸イオンの再吸収)
- 1-2. 尿素・尿酸・クレアチニンの排泄
- 1-3. 異物の排泄
- 肝臓でP450やグルクロン酸抱合された解毒物の排泄
-
- 活性型ビタミンDの産生(腎小体で濾過したビタミンDを近位尿細管で再吸収し、活性型に転換して血中に戻す)
- pO2↓→近位尿細管近傍の線維芽細胞が分泌~
- 赤血球を作る増殖因子
- 輸入細動脈顆粒細胞から分泌される
- レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の最初に位置する
- 副腎皮質を刺激して鉱質コルチコイド(アルドステロン)を放出させる & 血管の平滑筋を刺激して血圧を上昇させる。
- 糖新生
ホルモンによる調節
- バソプレシン[視床下部後葉]により、遠位尿細管で水の再吸収が促進される
- 鉱質コルチコイド(アルドステロン)[副腎皮質]により、遠位尿細管でのNa( H2O)の再吸収が促進される
- 重炭酸イオン(HCO3-)の再吸収[近位尿細管、CO2が細胞内に拡散]
- ナトリウムイオン(Na+)の再吸収[近位尿細管、遠位尿細管]
- アンモニア(NH3)の排出[細胞外に拡散]
- 水素イオンH+の排出[近位尿細管、遠位尿細管のNa+-H+交換輸送体]
神経による調節 (SP.784)
- 交感神経により腎血流が調節されている
- 弱い刺激:輸出細動脈が収縮→RPF↓、濾過圧↑→GFRほぼ不変
- 強い刺激:輸入細動脈も収縮→RPF↓、GFR↓
尿の生成 (生理学実習1 実習テキストp.3)
- 腎を流れる血流量 1L/min = 1440L/day
- 原尿生成 0.1L/min = 160L/day
- 尿生成 0.7-1.0ml/min = 1-1.5L/day
-kidney