- 日
- せいじょうぼうふうとう
Japanese Journal
- インフルエンザ (特集 実践!小児漢方 はじめの一手,次の一手) -- (日常診療で使える漢方(実践編))
- <b>標準的皮膚科治療に抵抗性の痤瘡に対する漢方治療の有効性の検討</b>
- 具志 明代,郡山 千早,吉永 亮,矢野 博美,津曲 淳一,田原 英一
- 日本東洋医学雑誌 67(2), 123-130, 2016
- … 有効率は,駆瘀血剤単剤使用群と複数使用群,または駆瘀血剤と他剤(清上防風湯,荊芥連翹湯他)併用群を合わせると76%であった。 … 男性は荊芥連翹湯と清上防風湯は有効率がそれぞれ78%(18/23例),70%(14/20例)とほぼ同等であった。 … 以上のことより難治性痤瘡に対して,女性で21歳以上は駆瘀血剤,男性は荊芥連翹湯又は清上防風湯が有効な例が多かった。 …
- NAID 130005169371
- 小林 裕美,鶴田 大輔,水野 信之 [他],中西 健史,田宮 久詩,柳原 茂人,石井 正光
- 日本臨床皮膚科医会雑誌 = Journal of the Japan Organization of Clinical Dermatologists 26(5), 475-480, 2009-09-15
- NAID 10026336918
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- 清上防風湯(セイジョウボウフウトウ) 比較的体力がある人で赤ら顔の人のにきびやおでき、化膿した湿疹などに用いられる。 出典:「NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版」 (主婦と生活社)
- 清上防風湯に含まれる防風(ぼうふう)という生薬は、この「風邪」を蹴散らすことによりカユミや広がりを抑える生薬の一つで、処方名の一部にもなっています。. 清上防風湯という処方名は、「顔や頭など上部の熱を清する(冷ます)、防風を含む(あるいは風邪を防ぐ)漢方薬」という意味で付けられています。. 清上防風湯は、熱邪を取り除くものや風邪を ...
- 清上防風湯は、顔の熱や炎症をとる作用があります。. 顔の皮膚病、とくにニキビなどや、化膿した湿疹 などに使用される漢方薬です。. 「清上」は、体の上部を清涼にする(熱や炎症をさます)という意味です。. 上半身、特に顔に出来たニキビに使用されます。. 中国・明時代の「万病回春(マンビョウカイシュン)」に記されています。. 次のような人に ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ツムラ清上防風湯エキス顆粒(医療用)
組成
- 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.75gを含有する。
日局オウゴン 2.5g
日局キキョウ 2.5g
日局サンシシ 2.5g
日局センキュウ 2.5g
日局ハマボウフウ 2.5g
日局ビャクシ 2.5g
日局レンギョウ 2.5g
日局オウレン 1.0g
日局カンゾウ 1.0g
日局キジツ 1.0g
日局ケイガイ 1.0g
日局ハッカ 1.0g
添加物
効能または効果
- 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等があらわれることがある。]
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパチー
- 低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
腸間膜静脈硬化症
- 長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性になった場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告されている。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- おうごん
- 英
- Scutellaria root, baical skullcap root
- ラ
- Scutellariae radix
- 同
- オウゴン、黄ごん
- 関
- コガネバナ、Scutellaria baicalensis
- 生薬
- 健胃薬
- フラボノイド(baicalin)
- 少陽病の治療方剤である多くの黄連剤、柴胡剤に含まれる。
- 少陽病・心下痞硬型(黄連剤)
- 薬理作用:清熱作用、抗炎症作用
- 副作用:間質性肺炎、肝機能障害・黄疸、膀胱炎を表す漢方方剤の中に黄芩を含むものが比較的多い
黄芩を含む漢方方剤
参考
- *http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%8A
[★]
- 英
- idiopathic mesenteric phlebosclerosis, IMP
- 関
- 山梔子 サンシシ、間膜静脈、腸間膜静脈硬化症
漢方薬
- サンシシに含まれるゲニポシドが腸間膜静脈の石灰化と関連していると考えられている。
山梔子を含む方剤
参考
- http://ci.nii.ac.jp/naid/10030293861
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/54/3/54_3_455/_pdf
[★]
- 関
- 清上防風湯、漢方製剤
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- 日
- ぼうふう、ボウフウ
- 英
- saposhnikovia root
- 同
- 真防風 しんぼうふう
- 関
- 浜防風