- ラ
- Scutellaria baicalensis
- 関
- 黄岑、コガネヤナギ
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/17 11:17:33」(JST)
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コガネバナ |
コガネバナ S. baicalensis
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
亜綱 |
: |
キク亜綱 Asteridae |
目 |
: |
シソ目 Lamiales |
科 |
: |
シソ科 Lamiaceae |
属 |
: |
タツナミソウ属 Scutellaria |
種 |
: |
コガネバナ S. baicalensis |
|
学名 |
Scutellaria baicalensis
Georgi (1775) |
コガネバナ(黄金花 Scutellaria baicalensis)は、シソ科タツナミソウ属の多年草で、ロシアの極東地方からモンゴル、中国北部、朝鮮半島にかけて分布する。小葉が細いので、コガネヤナギともいう。
形態
草丈30cmくらいの小柄な植物で、茎は直立するが、匍匐してよく増える。葉は対生し、羽状の切れ込みがある。花は夏に穂状花序をなして咲き、藤色で、シソの花によく似た唇形花である。和名の「コガネバナ」は、根の断面が鮮やかな黄色をしているため。ただし個体によって、樺色や褐色のものもある。
徳川吉宗の頃、朝鮮から種子が導入され、小石川養生所(現・東京大学小石川植物園)で栽培されたのが、日本での栽培の最初とされている。
黄芩(おうごん)
根を乾燥したものを「黄芩」といい、薬味としては比較的よく使われている。
漢方では、清熱作用、抗炎症作用があるとされ、大柴胡湯、三黄瀉心湯、葛根黄芩湯、乙字湯など、多くの処方に配合されている。
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、コガネバナに関連するメディアがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにコガネバナに関する情報があります。 |
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Japanese Journal
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★リンクテーブル★
[★]
- 日
- おうごん
- 英
- Scutellaria root, baical skullcap root
- ラ
- Scutellariae radix
- 同
- オウゴン、黄ごん
- 関
- コガネバナ、Scutellaria baicalensis
- 生薬
- 健胃薬
- フラボノイド(baicalin)
- 少陽病の治療方剤である多くの黄連剤、柴胡剤に含まれる。
- 少陽病・心下痞硬型(黄連剤)
- 薬理作用:清熱作用、抗炎症作用
- 副作用:間質性肺炎、肝機能障害・黄疸、膀胱炎を表す漢方方剤の中に黄芩を含むものが比較的多い
黄芩を含む漢方方剤
参考
- *http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%8A
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コガネバナ、コガネヤナギ
- 関
- Scutellariae radix
[★]
- ラ
- Scutellaria baicalensis
- 関
- コガネバナ