- 同
- 防風
- 商
- 桂芍知母湯エキス、荊芥連翹湯エキス、治頭瘡一方エキス、十味敗毒湯エキス、清上防風湯エキス、川きゅう茶調散エキス、大防風湯エキス、釣藤散エキス、当帰飲子エキス、防風通聖散エキス、防風通聖散料エキス、立効散エキス
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/21 12:08:05」(JST)
[Wiki ja表示]
ボウフウ |
唐慎微著『大観本草』より
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 core eudicots |
階級なし |
: |
キク類 asterids |
階級なし |
: |
キキョウ類 campanulids |
目 |
: |
セリ目 Apiales |
科 |
: |
セリ科 Apiaceae |
属 |
: |
ボウフウ属 Saposhnikovia [1] |
種 |
: |
ボウフウ
S. divaricata [2] |
|
学名 |
Saposhnikovia divaricata (Turcz.) Schischk. (1951) [2][3] |
シノニム |
- Saposhnikovia seseloides auct. non (Hoffm.) Kitag. [4]
- Ledebouriella divaricata (Turcz.) M.Hiroe (1958) [5]
- Ledebouriella seseloides auct. non (Hoffm.) H.Wolff (1910) [6]
- Siler divaricatum (Turcz.) Benth. et Hook.f. (1867) [7]
|
和名 |
ボウフウ |
ボウフウ(防風 Saposhnikovia divaricata)とはセリ科の草本の一種。
中国東北部から華北原産の多年生草本。花期は8-9月頃で白い小花を咲かせる。
目次
- 1 生薬
- 2 ボウフウの名を持つ植物
- 3 脚注
- 4 外部リンク
生薬
根および根茎は防風(ボウフウ)という生薬で日本薬局方に収録されている。防風には発汗、解熱、鎮痛、鎮痙作用があり、十味敗毒湯、防風通聖散などの漢方方剤に使われる。
ボウフウの名を持つ植物
やや大型で根の太いセリ科植物には、エゾボウフウ、イブキボウフウ、カワラボウフウ、ボタンボウフウ、ハマボウフウ、アメリカボウフウなど「○○ボウフウ」と名づけられたものが多い。
しかし、これらの植物はボウフウとは別属であり、薬として使用されることもなく(薬になる物もあるが薬効は防風とは異なる)、植物学的にも薬用としてもボウフウとは無関係である。
脚注
- ^ 米倉浩司 『高等植物分類表』 北隆館、2010年、重版。ISBN 978-4-8326-0838-2。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Saposhnikovia divaricata (Turcz.) Schischk.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月12日閲覧。
- ^ Missouri Botanical Garden. “Saposhnikovia divaricata (Turcz.) Schischk.”. Tropicos. 2012年8月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Saposhnikovia seseloides auct. non (Hoffm.) Kitag.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ledebouriella divaricata (Turcz.) M.Hiroe”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ledebouriella seseloides auct. non (Hoffm.) H.Wolff”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月12日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Siler divaricatum (Turcz.) Benth. et Hook.f.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月12日閲覧。
外部リンク
|
ウィキスピーシーズにボウフウに関する情報があります。 |
- Saposhnikovia divaricata - Encyclopedia of Life
|
この項目は、植物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。 |
Japanese Journal
- 木戸 伸栄,キド ノブヨシ,Kido Nobuyoshi
- 福祉社会学部論集 31(3), 1-17, 2012-12-01
- … 海岸のサンゴ石灰岩には、コウライシバ、テンノウメ、ボタンボウフウ、イソマツ、ソナレムグラ、ミズガンピ、シロバナミヤコグサ、モンパノキ、クサトベラなどが生えている。 …
- NAID 120005350027
- 与那国島産ボタンボウフウを含有する飲料摂取による下肢むくみ改善効果
- 則松 田村 亜紀子,森 浩
- 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 59(10), 509-514, 2012-10-15
- … 健常人女性10名において,下肢むくみに対するボタンボウフウを含む試験飲料の6日間摂取による改善効果を検討した.その結果,飲料摂取により下腿周囲径の増加が抑制され,VASアンケートにおける被験者の体感でもむくみの軽減が示唆された.また,飲料に含まれるボタンボウフウ中のポリフェノールを分析したところ,柑橘類に含まれることが知られているヘスペリジンやジオスミンが検出され …
- NAID 10031122185
Related Links
- ボウフウの効果と効能。薬用養命酒の効きめと胃腸虚弱、冷え性、しもやけ等の対策について。 ... ボウフウ Saposhnikovia divaricata Schischkin の根および根茎。セリ科の特有な香りを持つ植物です。夏から秋に白色の小花を咲かせます。
- 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園は植物を通してタケダと社会を結びつける役割を担っています。 ... ボウフウ Ledebouriella seseloides H.Wolff セリ科(Apiaceae) 〔局〕 Saposhnikovia divaricata Schischkin セリ科 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
〔東洋〕十味敗毒湯エキス細粒
組成
- 本剤は、十味敗毒湯の水製エキスに賦形剤(トウモロコシデンプン)を加えて製したものである。
本剤 6.0g 中
日局サイコ 3.0g 日局ドクカツ 1.5g
局外生規オウヒ 3.0g 日局ボウフウ 1.5g
日局キキョウ 3.0g 日局ケイガイ 1.0g
日局センキュウ 3.0g 日局カンゾウ 1.0g
日局ブクリョウ 3.0g 生ショウキョウ 3.0g
上記の混合生薬より抽出した十味敗毒湯の水製エキス4.0gを含有する。
効能または効果
- 化膿性皮膚疾患、急性皮膚疾患の初期、じんましん、急性湿疹、水虫
- 通常 大人 1日 3回 1回 2.0g(1包)を空腹時経口投与 年齢症状により適宜増減する。
慎重投与
- 著しく体力の衰えている患者 [皮膚症状が悪化するおそれがある。]
- 著しく胃腸の虚弱な患者 [食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等があらわれるおそれがある。]
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者 [これらの症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー
- 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 防風通聖散料、漢方製剤
[★]
- 関
- 荊芥連翹湯、漢方製剤
[★]
- 関
- 清上防風湯、漢方製剤
[★]
- 日
- せいじょうぼうふうとう
[★]
- 関
- 漢方製剤、釣藤散
[★]
- 商
- 桂芍知母湯エキス、十味敗毒湯エキス、大防風湯エキス
[★]
- ラ
- Pastinaca sativa
- 関
- パースニップ、パースニップ属