アンブロキソール
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- エルメッド エーザイ株式会社のムコブリン錠15mg(呼吸器官用薬)、一般名塩酸 アンブロキソール(Ambroxol hydrochloride) の効果と副作用、写真、保管方法等を 掲載。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ムコブリン錠15mg
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記疾患の去痰
- 急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難
慢性副鼻腔炎の排膿
- 通常、成人には、1回1錠(アンブロキソール塩酸塩として15.0mg)を1日3回経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)
(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
※
一般名
- アンブロキソール塩酸塩 (Ambroxol Hydrochloride)
化学名
- trans‐4‐[(2‐amino‐3,5‐dibromobenzyl)amino]cyclohexanol hydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、わずかに特異な味がある。メタノールにやや溶けやすく、水又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- ambroxol
- 化
- アンブロキソール塩酸塩 塩酸アンブロキソール ambroxol hydrochloride
- 商
- アンキソール、アントブロン、アンブロン、グリンクール、コトブロール、コフノール、コンズール、サイプロール、シンセラキン、セルマキール、ゼンブロン、ゼンブロンL、ソロムコ、ダイオリール、ノンタス、バンブロアン、フズレバン、フストレス、プルスマリン、ブローミィ、ポノフェン、ムコアストマリ、ムコキール、ムコサール、ムコソルバン、ムコソレート、ムコブリン
- 関
- 去たん剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3