ブロムヘキシン
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- [2] ブロムヘキシン塩酸塩は、気道粘膜及び粘膜下気管腺の分泌を活性化させ漿液性分泌増加作用を示す。また、気管分泌細胞リソソーム顆粒から遊離されたリソソーム酵素の関与で酸性糖たん白の線維網を溶解低分子化する。
- 成分(一般名) : ブロムヘキシン塩酸塩(内用) 製品例 : ビソルボン錠4mg、ビソルボン細粒2%、ビソルボンシロップ0.08% ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 去痰剤/ブロムヘキシン系/気道粘液溶解剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フルペン錠4mg
組成
- フルペン錠4mgは、1錠中に日局ブロムヘキシン塩酸塩4mgを含有する。
添加物として、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプン、乳糖、ポビドンを含有する。
禁忌
効能または効果
- 下記疾患の去痰
急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、塵肺症、手術後
- 通常成人には、1回1錠(ブロムヘキシン塩酸塩として4mg)を1日3回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、血管浮腫、気管支痙攣、呼吸困難、そう痒感等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 気道粘膜及び粘膜下気管腺の分泌が活性化され漿液性分泌が増加する。2)
- 気管分泌細胞リソソーム顆粒から遊離されたリソソーム酵素の関与で酸性糖蛋白の線維網を溶解低分子化する。2)
- 肺表面活性物質の分泌促進作用や繊毛運動亢進作用を有する。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ブロムヘキシン塩酸塩(Bromhexine Hydrochloride)
化学名
- 2‐Amino‐3,5‐dibromo‐N‐cyclohexyl‐N‐methylbenzylamine monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- ブロムヘキシン塩酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末で、味は苦い。ギ酸に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、水又はエタノール(95)に溶けにくい。飽和水溶液のpHは3.0〜5.0である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
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- 英
- bromhexine
- 化
- ブロムヘキシン塩酸塩 塩酸ブロムヘキシン bromhexine hydrochloride
- 商
- ハピスオル、ビソポロン、ビソルボン、フルペン、レベルボン
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関
[★]
- 英
- hydrochloride
- 関
- ハイドロクロライド
[★]
- 英
- bromine
- 関
- 臭素