- 英
- SS agar
- 関
- SS培地
- 同
- サルモネラ・シゲラ寒天培地 Salmonella-Shigella agar
WordNet
- the 19th letter of the Roman alphabet (同)s
PrepTutorEJDIC
- sulfurの化学記号 / {略}South[ern]
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/18 19:23:16」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目「SS寒天培地」は画像提供依頼に出されており、SS寒天培地の写真(Salmonella・Shigella・Escherichia Coli)等の発育が判り易いものの画像提供が求められています。(2009年6月)
依頼者の方へ:このテンプレートはページ上部に貼り付けてください。画像提供依頼ページにも依頼文を追記してください。
提供者の方へ:画像提供後は画像提供依頼ページまたは画像提供報告ページに報告をお願いします。全依頼画像が提供されたらこのテンプレートを剥がしてください。 |
SS寒天培地(エスエスかんてんばいち、Salmonella-Shigella Agar)とは、サルモネラSalmonella属や赤痢菌Shigella属を糞便検体から分離するのに優れた選択分離培地である。
目次
- 1 培地の組成
- 2 特徴
- 3 培養の方法
- 4 主な菌の発育の性状
- 5 SS寒天培地の改良品
- 6 関連項目
- 7 脚注
|
培地の組成[編集]
SS寒天培地の組成
物質 |
量 |
肉エキス |
5.0g |
ペプトン |
5.0g |
乳糖 |
10.0g |
デオキシコール酸ナトリウム |
8.5g |
クエン酸ナトリウム |
8.5g |
チオ硫酸ナトリウム |
8.5g |
クエン酸鉄 |
1.0g |
ブリリアントグリーン |
0.00033g |
中性紅 |
0.025g |
寒天末 |
13.5g |
水 |
1000ml |
PH=7.0になるように調整する。 なお、作成に当っては加温溶解としオートクレーブ等で滅菌してはならない。[1]
特徴[編集]
- SS寒天培地は、デオキシコール酸ナトリウムなどの胆汁酸塩・クエン酸塩・ブリリアントグリーンの相互作用によりグラム陽性菌を中等度発育阻止し、また、大腸菌(Escherichia coli)などの乳糖を分解する腸内細菌の発育を抑制しかつ、発育してもコロニーがレンガ色に着色する為、乳糖非分解菌である。
- Salmonella属やShigella属等の無色半透明のコロニーとは容易に分別できる。
- Salmonella属、Citrobacter属、Proteus属などの硫化水素産生が著名な菌属では、コロニーの中心部が硫化鉄により黒変する事により容易に判別できる。[1]
培養の方法[編集]
- 培地は、平板培地を用いる。
- 培地は使用する前に、無菌試験等を行ない問題の無い物を用いる。
- 検体を採取後できるだけ速やかに培地に画線塗末する。
- 平板培地を好気条件下において、35℃で18-24時間培養する。
- 24時間で菌の発育を認めた場合には、さらに24時間培養を行なう。[1]
主な菌の発育の性状[編集]
SS寒天培地における発育性状
菌名 |
性状 |
Escherichia coli |
わずかに発育・桃色又は赤色 |
Puroteus |
無色・中心部が黒変・Swarming抑制 |
Shigella属 |
無色半透明 |
Salmonella属 |
無色・コロニー中心部が黒変 |
Enterobacter・Klebsiella |
わずかに発育・桃色 |
Pseudomonas |
わずかに発育・非定型 |
グラム陽性菌 |
発育しない |
SS寒天培地の改良品[編集]
一部の組成を変更した、変法SS寒天培地等が販売されている[2]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 岡田淳ほか (1994), 微生物学・臨床微生物学, 臨床検査技師講座, 22 (3rd ed.), 医歯薬出版, ISBN 4-263-22622-4
- ^ 関東化学 (n.d.), サルモネラ・シゲラ寒天培地(改良型)(SS寒天培地), http://www.kanto.co.jp/rinsyo/pdf/325.pdf 2009年7月1日閲覧。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- SS寒天培地,Kligler培地の赤痢菌(サルモネラ属)検出の応用
- 井上氏改良遠藤フクシン乳糖寒天培地とSS寒天培地とにおける赤痢菌の分離培養について
Related Links
- SS寒天培地(エスエスかんてんばいち、Salmonella-Shigella Agar)とは、サルモネラ Salmonella属や赤痢菌Shigella属を糞便検体から分離するのに優れた選択分離培地 である。 目次. 1 培地の組成; 2 特徴; 3 培養の方法; 4 主な菌の発育の性状; 5 SS寒天 ...
- OXOID コード:CM0099. カタログコード:711099-5. E 組成(培地1Lあたり). E 調製 方法. 本品63gを1Lの精製水に懸濁し、沸騰するまで加温して溶. 解する。本培地を高圧 蒸気滅菌してはいけない。約50℃に. 冷却した後シャーレに分注する。 E 用途・特徴.
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- Shigella
- 関
- 細菌
- 細菌性赤痢を引き起こす
[★]
- 英
- culture medium, culture media, medium, media
- 同
- 培養基
Bug
|
Media used for isolation
|
H. influenzae
|
Chocolate agar with factors V (NAD) and X (hematin)
|
N. gonorrhoeae
|
Thayer-Martin media
|
B. pertussis
|
Bordet-Gengou (potato) agar
|
C. diphtheriae
|
Tellurite plate, Loffler’s medium, blood agar
|
M. tuberculosis
|
Lowenstein-Jensen agar
|
Lactose-fermenting enterics
|
Pink colonies on MacConkey’s agar
|
Legionella
|
Charcoal yeast extract agar buffered with increased iron and cysteine
|
Fungi
|
Sabouraud's agar
|
[★]
[★]
- 関
- single strand、single-strand、single-stranded
[★]
[★]
- 英
- agar medium
- 関
- 寒天