- 英
- blood-coagulation factor inhibitor-bypassing activity complex
- 商
- ファイバ
UpToDate Contents
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- 1. 止血の概要overview of hemostasis [show details]
… of large blood vessels, functions as a receptor for protein C and further accelerates the activation of protein C by the thrombin/thrombomodulin complex . All the activated clotting factors in the clotting …
- 2. 血漿分画製剤および組換えDNA産生凝固因子plasma derivatives and recombinant dna produced coagulation factors [show details]
… of blood from which cellular elements have been removed. Serum is the remaining liquid portion after plasma has been allowed to clot and the clot removed. Serum does not contain coagulation factors; thus… antibodies, primarily immunoglobulin G [IgG]) and some coagulation factors to precipitate in fractions II and III,… Prothrombin complex concentrates (PCCs) contain vitamin K-dependent clotting factors.…
- 3. 輸血を拒否する患者への対応the approach to the patient who declines blood transfusion [show details]
… accept blood plasma derivatives (typically called "subfractions" by Witnesses). This includes immunoglobulins, albumin, coagulation factor concentrates, and recombinant coagulation factors.… the differentiation between acceptable and unacceptable blood fractions may be complex,…
- 4. 静脈血栓症の原因の概要overview of the causes of venous thrombosis [show details]
… which have an association with the functionality of coagulation proteins (factor V Leiden, prothrombin G20210A, ABO blood group,… 5 percent with antithrombin). An additional 4.1 percent had elevated levels of antiphospholipid antibodies (aPL) . Similar findings were noted in a series of 277 Dutch outpatients with deep vein thrombosis: …
- 5. 血液製剤の病原体不活化pathogen inactivation of blood products [show details]
… proteins and coagulation factors are not adversely affected by this treatment, and significant adverse effects have not been reported . Amotosalen is removed from the blood product after… The whole blood donation responsible for transmitting HIV tested negative for HIV antibody and for HIV RNA by minipool nucleic…
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- ファイバ静注用1000(一般名:乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体注射用)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価などを掲載しています ...
- 乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体:[採血国:米国][採血の区別:非献血 注2) ] 注1)単位はファイバ単位を意味する。 1ファイバ単位とは、高力価の第VIII因子インヒビター標準血漿のAPTTを、空試験値の50%短縮するファイバ活性をいう。
- 乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体 一般的名称(欧名) Anti-inhibitor coagulant complex 理化学知見その他 本剤中には主としてビタミンK依存性因子群(プロトロンビン、VII、IX、X因子)が含まれるほか、活性型凝固因子として ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ファイバ静注用500
組成
有効成分
- 乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体 500単位注2)
採血国:米国
採血の区別:非献血注3)
添加物
- クエン酸ナトリウム 40mg
塩化ナトリウム 80mg
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
溶剤
注2)
- 単位はファイバ単位を意味する。1ファイバ単位とは、高力価の第VIII因子インヒビター標準血漿のAPTTを、空試験値の50%短縮するファイバ活性をいう。
注3)
- 「献血又は非献血の区別の考え方」の項を参照。
- 本剤の溶解液1mL中に人血液凝固因子抗体迂回活性複合体として50単位を含有する。
禁忌
- 血液凝固因子インヒビターを有していない患者
[凝固亢進のおそれがある。]
- DICを生じている患者
[血栓形成を加速するおそれがある。]
効能または効果
- 血液凝固第VIII因子又は第IX因子インヒビターを保有する患者に対し、血漿中の血液凝固活性を補いその出血傾向を抑制する。
- 本品1瓶を添付の溶剤で溶解し、緩徐に静注又は点滴静注する(1分間に体重1kg当たり、2単位をこえる注射速度はさけること)。出血時に投与する場合、通常体重1kg当たり50〜100単位を8〜12時間間隔で投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
ただし、原則として1日最大投与量は体重1kg当たり200単位をこえないこととする。
定期的に投与する場合、通常体重1kg当たり70〜100単位を1日おきに投与する。
- 本剤の使用にあたっては、患者の出血症状及び治療歴等を総合的に判断して使用すること。
なお、本剤の出血時投与による効果が認められない場合は、他剤への切り替えを検討すること。
本剤の出血時投与後、定期的な投与を開始する場合は、直近の投与から1日以上の間隔をおくことを目安とする。
慎重投与
- 血小板数が少ない患者においては、慎重に投与すること。[本剤の効力発現は正常な血小板数に依存することが知られており、十分な効果が得られないおそれがある。]
- DICを起こし易いことが知られている大手術後、重症の肝胆疾患、溶血性貧血等の患者[DICを起こすおそれがある。]
- IgA欠損症の患者[抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。]
- 溶血性・失血性貧血の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
- 免疫不全患者・免疫抑制状態の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
重大な副作用
ショック・アナフィラキシー
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し適切な処置を行うこと。
DIC
(頻度不明)
- DICを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血栓塞栓症
(頻度不明)
- 血栓塞栓症(心筋梗塞、脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓症等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、第VIII因子インヒビター又は第IX因子インヒビター含有血漿のAPTTを正常化する作用を有する。
- 血小板凝集能の上昇作用や血小板による第IX因子活性化を増強する能力を有する。
- カルシウムの存在下でトロンビン産生能を有する14)。
有効成分に関する理化学的知見
- 本剤中には主としてビタミンK依存性因子群(プロトロンビン、VII、IX、X因子)が含まれるほか、活性型凝固因子としてXIIa、IXa、Xa、VIIa、及びトロンビンも含まれる。これらの活性型凝固因子のうちXa及びトロンビンの含有量は発色性合成ペプチド基質を用いた測定から微量である。しかし、本剤の有する諸性質には、含有される因子が複雑に関係しており、その成分を単離して作用機序を解明することは困難である。
★リンクテーブル★
[★]
血液凝固因子抗体迂回活性複合体
- 関
- 血液製剤類
[★]
血液凝固因子抗体迂回活性複合体
[★]
- 英
- blood (PT,Z)
- ラ
- sanguis
- 関
- 全血球計算値、循環血液量、血球、血液量
概念
- 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
- 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
- 成人の血液量は約5L (HIS.189)
- 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
- 全血液量の約1/3が失われると死亡する
構成
- 血漿(約55%)
- 水(血漿のうち91%)
- 無機塩類(0.9%)
- 有機物
- 血球(約45%)
血液の量
- 091208II 麻酔
|
新生児
|
乳児
|
幼児以降
|
高齢者
|
循環血液量(ml/kg)
|
90
|
80
|
70
|
60
|
体重に対する血液量(%)
|
9
|
8
|
7
|
6
|
血液に関する標準値
- SP.484
|
男性
|
女性
|
単位など
|
ヘマトクリット
|
45
|
40
|
%
|
血液量
|
75
|
65
|
ml/kg
|
比重
|
1.057
|
1.053
|
(血漿1.027)
|
浸透圧
|
275-290
|
mOsm/Kg・H2O
|
基準値
- ♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
- ♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
- 白血球 (2007前期解剖学プリント)
- 血小板 (2007前期解剖学プリント)
- ヘマトクリット
- ♂:40-50 (%) 45%
- ♀:35-45 (%) 40%
LAB.1790
項目名
|
|
性別/ 種類
|
|
赤血球
|
|
♂
|
414~563
|
x10^4/ul
|
♀
|
373~495
|
ヘモグロビン
|
Hb
|
♂
|
12.9~17.4
|
g/dl
|
♀
|
10.7~51.3
|
ヘマトクリット
|
Ht
|
♂
|
38.6~50.9
|
%
|
♀
|
33.6~45.1
|
平均赤血球容量
|
MCV
|
♂
|
84.3~99.2
|
fl
|
♀
|
80.4~101.0
|
平均赤血球血色素量
|
MCH
|
♂
|
28.2~33.8
|
pg
|
♀
|
25.5~34.6
|
平均赤血球血色素濃度
|
MCHC
|
♂
|
32.2~35.5
|
%
|
♀
|
30.8~35.4
|
網赤血球
|
|
♂
|
0.5~1.8
|
%
|
♀
|
0.4~1.6
|
血小板
|
Plt
|
♂
|
14.3~33.3
|
x10^4/ul
|
♀
|
13.7~37.8
|
白血球
|
WBC
|
♂
|
2970~9130
|
/ul
|
♀
|
3040~8720
|
好中球桿状核
|
0~9
|
%
|
好中球分葉核
|
28~68
|
%
|
好酸球
|
0~10
|
%
|
好塩基球
|
0~2
|
%
|
リンパ球
|
17~57
|
%
|
単球
|
0~10
|
%
|
[★]
- 英
- antibody, Ab
- 関
- γ-globline、免疫グロブリン
- 抗原を特異的に認識する糖蛋白質である免疫グロブリンの一種。
- 血液・リンパ液中で抗原と非結合状態のものを指す
- 液性免疫に関与
[★]
- 英
- complex、complexes、composite
- 関
- 合成物、錯体、多層、複合性、複合物、複雑、コンプレックス、複合
[★]
- 英
- blood coagulation, blood clotting, hemopexis, coagulation of blood, clotting of blood
- 関
- 血液凝固因子
[★]
- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー