- 英
- advanced sleep phase syndrome
- 関
- 概日リズム睡眠障害、睡眠相後退症候群、交代勤務睡眠障害
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/09 17:12:45」(JST)
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睡眠相前進症候群 |
分類及び外部参照情報 |
ICD-9 |
327.32 |
MeSH |
D020178 |
睡眠相前進症候群(すいみんそうぜんしんしょうこうぐん、英語: Advanced sleep phase syndrome, ASPS)は、慢性的な入眠時間の前進(早眠)・および覚醒時間の前進(深夜覚醒、および再入眠困難)という、睡眠障害(概日リズム睡眠障害)の病態のひとつである。
目次
- 1 概要
- 2 治療
- 3 脚注
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
概要
生物には概日リズム(体内時計)があり、人間の場合は約25時間周期であり、朝の光を浴びることでこれはリセットされ1日24時間の生活を営むように出来ている。しかし、このリセットが何らかの場合にうまく機能しないことで概日リズム睡眠障害を発症し、睡眠リズムが狂うようになる[1]。
若年層に多い睡眠相後退症候群に対し、高齢者に多いとされる。厚生労働省の睡眠指針検討会報告書(外部リンク参照)では、生体リズムの過剰な前進による病態とされている。
仮に7時間の睡眠をするとして、日常の生活リズムとしてはAM0:00に就寝しAM7:00に起床するのが望ましいが、これがPM20:00に睡魔が現れAM3:00に目が覚めてしまうような睡眠リズムを可変不能な状態。40歳前後からこの症状があらわれやすいとされる。
治療
概日リズム睡眠障害全般に言えるが、睡眠相前進症候群においても光療法が有効とされる。就寝前の時間帯に高照度の光を浴びる方法(高照度光照射療法)や、午前中にサングラスを掛けるなどの方法によって意図的に光を浴びる量を減らす方法を用いることで、睡眠相を強制的に後退させることが可能であるとされている。
脚注
- ^ 秋田大学医学部附属病院精神科 睡眠覚醒リズム外来
関連項目
外部リンク
- 健康づくりのための睡眠指針検討会報告書|3.概日リズム睡眠障害|(3)睡眠相前進症候群 - 厚生労働省、2003年3月付
- 光療法の総合サイト
|
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Japanese Journal
- 高齢者の睡眠障害の臨床 (特集 高齢者の睡眠障害をめぐって)
- 概日リズム睡眠障害--睡眠相後退症候群,睡眠相前進症候群 (臨床睡眠学--睡眠障害の基礎と臨床) -- (臨床各論 概日リズム睡眠障害群)
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★リンクテーブル★
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- 英
- circadian rhythm sleep disorder
- 同
- 睡眠覚醒スケジュール障害 sleep-wake schedule disorder
- 関
- 睡眠相前進症候群、睡眠相後退症候群、交代勤務睡眠障害
[★]
睡眠相前進症候群
- 関
- circadian rhythm sleep disorder、delayed sleep phase syndrome、shift-work sleep disorder
[★]
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
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- 英
- sleep
- 関
- 睡眠段階。睡眠障害
- 覚醒と睡眠を定期的に反復している。
- 睡眠は持続的な意識消失と全般的な身体機能の低下状態を伴っている。
- 睡眠にはサーカディアンリズムに従い身体を睡眠状態に導く仕組みと覚醒状態を維持する仕組みが関わっている。
- 夜になるとメラトニンがメラトニン受容体に作用し、身体を活動から急速状態に切り替えることで自然な睡眠を導いている。
- 覚醒状態を保つ仕組みとして、オレキシンという脳内物質がオレキシン受容体に作用することで脳を活動状態に維持している。
- 睡眠時間は新生児は1日約16時間眠り、レム睡眠が睡眠時間の50%以上を占める。
- 生後4ヶ月になるとレム睡眠児間は40%以下になり、レム睡眠量は40%以下となる。
- 睡眠時間は高齢者では短くなり、昼の睡眠が見られるようになる。
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- 英
- advancement、advance、progress、advance、progress、proceed
- 関
- 進行、進歩、進む、前進術、進捗、進展
[★]
- 英
- group
- 関
- グループ、集団、分類、群れ、基、グループ化
[★]
- 英
- symptom and sign
- 関
- 症状, 徴候 兆候