Japanese Journal
- 異性間性交渉を契機に感染したアメーバ性肝膿瘍の2例
- 谷本 匡史,杉原 誉明,藤瀬 幸,加藤 順,徳永 志保,的野 智光,永原 天和,植木 賢,岡本 欣也,大山 賢治,岡野 淳一,前田 直人,孝田 雅彦,村脇 義和,米田 一彦
- 肝臓 51(11), 620-627, 2010-11-25
- … 破を合併していた.膿汁の塗抹検査や糞便からはアメーバ原虫は確認されなかったが,抗アメーバ抗体が陽性であり,メトロニダゾール750 mg-1500 mg/日の内服を開始したところ,速やかに解熱し回復した.海外渡航歴が無くても,20代から60代までの男女で慢性の下痢・下血が認められる場合,性行為感染症としての赤痢アメーバ感染症を念頭において,性交渉歴について詳しく問診し,積極的に内視鏡検査の実施やアメ …
- NAID 10027661486
- 駆虫剤の経皮経肝的胆嚢内注入が有用であった胆嚢内回虫迷入症の1例
- 生田 修三,水口 泰宏,辻 雄一郎,塚本 咲貴子,大場 信之,西中川 秀太,児島 辰也
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 107(5), 768-774, 2010-05-05
- … 症例は40歳代男性.主訴は上腹部痛.頻回の海外渡航歴があった.腹部超音波検査上inner tube signを認めたため,胆嚢内回虫迷入症と診断した.駆虫剤の経皮経肝的胆嚢内注入により死虫となり,その後排泄された.本治療法は手術療法と比べ非侵襲的であり,有用な駆虫療法になり得る.回虫症は,有機栽培や海外渡航の増加により再燃傾向にあるため,上腹部痛の鑑別疾患として本症を念頭に置く必要がある. …
- NAID 10026417478
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[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 35歳の女性。発熱と咳とを主訴に来院した。
- 現病歴: 2週前から発熱と咳嗽とが出現し、日ごとに悪化している。
- 既往歴: 特記すべきことはない。薬物アレルギー歴はない。
- 家族歴: 特記すべきことはない。
- 生活歴: 海外渡航歴はない。ペットは飼育していない。
- 現症 : 意識は清明。身長 150cm、体重 54kg。体温 38.7℃。呼吸数 32/分。脈拍 108/分、整。血圧 80/60mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 88%。舌・口腔粘膜に乾燥を認める。右下肺野背面にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝、脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
- 検査所見: 血液所見: 赤血球 428万、Hb 11.9g/dl、Ht 30%、白血球 11,200(桿状核+分葉核好中球78%、好酸球1%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球12%)、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 3.5g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 27IU/l、ALT 25IU/l、LD 250IU/l(基準176-353)。CRP 8.1mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No.3A)と喀痰のGram染色標本(別冊No.3B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104F027]←[国試_104]→[104F029]
[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 35歳の女性。発熱と咳とを主訴に来院した。
- 現病歴: 2週前から発熱と咳嗽とが出現し、日ごとに悪化している。
- 既往歴: 特記すべきことはない。薬物アレルギー歴はない。
- 家族歴: 特記すべきことはない。
- 生活歴: 海外渡航歴はない。ペットは飼育していない。
- 現症 : 意識は清明。身長 150cm、体重 54kg。体温 38.7℃。呼吸数 32/分。脈拍 108/分、整。血圧 80/60mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 88%。舌・口腔粘膜に乾燥を認める。右下肺野背面にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝、脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
- 検査所見: 血液所見: 赤血球 428万、Hb 11.9g/dl、Ht 30%、白血球 11,200(桿状核+分葉核好中球78%、好酸球1%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球12%)、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 3.5g/dl、尿素窒素 25mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 27IU/l、ALT 25IU/l、LD 250IU/l(基準176-353)。CRP 8.1mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No.3A)と喀痰のGram染色標本(別冊No.3B)とを別に示す。
- 外来受診時の血液検査で菌血症は認められない。治療を開始し臨床症状は軽快に向かった。
- 治療を終了する目安はどれか。
- a 解熱を確認できた日
- b 解熱後2、3日
- c 解熱後7日
- d 解熱後14日
- e 解熱後28日
[正答]
※国試ナビ4※ [104F028]←[国試_104]→[104F030]
[★]
- 次の文を読み、64~66の問いに答えよ。
- 60歳の男性。胸部痛を主訴に来院した。
- 現病歴:1か月前から持続性の右胸部痛が出現した。1週前から息切れも自覚するようになった。自宅近くの医療機関を受診し、胸部エックス線写真で異常を認めたため紹介されて受診した。
- 既往歴:胃潰瘍の治療歴あり。
- 生活歴:喫煙は20本/日を40年間。飲酒はビール350mL/日を40年間。
- 家族歴:父親が糖尿病で治療中。
- 現症:意識は清明。身長 161cm、体重 59kg。体温 36.6℃。脈拍 80/分、整。血圧 126/82mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 97%(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は右側で減弱している。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 480万、Hb 15.4g/dL、Ht 44%、白血球 8,500、血小板 40万。血液生化学所見:総蛋白 7.3g/dL、アルブミン 3.0g/dL、総ビリルビン 0.4mg/dL、AST 25IU/L、ALT 25IU/L、LD 337IU/L(基準 176~353)、ALP 369IU/L(基準 115~359)、γ-GTP 60IU/L(基準8~50)、尿素窒素 10mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、尿酸 5.8mg/dL、血糖 96mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 105mEq/L、CEA 1.7ng/mL(基準5以下)、CYFRA 1.1ng/mL(基準 3.5以下)、CA19-9 8.8U/mL(基準 37以下)。CRP 4.6mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 9A)と胸部CT(別冊No. 9B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [110E063]←[国試_110]→[110E065]
[★]
- 次の文を読み、75~77の問いに答えよ。
- 49歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。
- 現病歴:2か月前から夕方の買い物中にボーッとなって近くの医療機関を受診し点滴を受けて帰宅することが3回あった。Holter心電図で異常はなく、脳波検査と頭部CTとを受けたが結果はまだ聞いていないという。本日夜、自宅で倒れているのを見つけた夫が救急要請し、総合病院の救急外来に搬入された。
- 既往歴(夫からの情報):特記すべきことはない。月経はよく分からない。持参していた特定健診(3週間前受診)のデータ:Hb 11.4g/dL、白血球 3,100、血糖 68mg/dL、Na 132mEq/L。
- 生活歴:専業主婦。夫と2人暮らし。大学生の子ども2人とは別居。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:閉眼したままで呼びかけには反応しないが、痛み刺激には反応がある。身長 156cm。体重は測定不能だが、夫によると「少し痩せてきたかなぁ」という。脈拍 76/分、整。血圧 102/56mmHg。胸部や腹部に異常を認めない。手足は時折動かし、麻痺や弛緩は認めない。簡易測定した血糖値が35 mg/dLであったので、20%ブドウ糖液20mLを静注したところ、3分後には呼びかけに応じ座位が取れるようになった。経過観察と精査を目的に入院になった。
- この患者から収集すべき情報として重要性が高いのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [112F074]←[国試_112]→[112F076]
[★]
- 65歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。2週間前から疲れやすさと後頭部痛とを自覚していた。2日前からふらつきも出現したため受診した。意識は清明。身長 156cm、体重 63kg。体温 36.8℃。脈拍 64/分、整。血圧 172/94mmHg。SpO2 98%(room air)。胸部の聴診でⅢ音とⅣ音とを聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、血管雑音を聴取しない。下肢に浮腫を認めない。血液所見:赤血球 415万、Hb 13.0g/dL、白血球 8,000、血小板 19万。血液生化学所見:血糖 102mg/dL、Na 140mEq/L、K 2.8mEq/L、Cl 98mEq/L、Ca 8.4mg/dL、P 4.2mg/dL。安静臥位での血漿レニン活性(PRA) 0.1ng未満/mL/時間(基準 1.2~2.5)、アルドステロン 4ng/dL(基準 5~10)。
- 改めて確認すべき情報はどれか。
- a 便秘の有無
- b 動物の飼育
- c 常用薬の有無
- d 果物の多量摂取
- e 最近の海外渡航歴
[正答]
※国試ナビ4※ [111H020]←[国試_111]→[111H022]
[★]
- 63歳の男性。咳と発熱とを主訴に来院した。黄色の痰も伴っている。 5年前にアルコール性肝硬変とアルコール依存症との診断を受け、 3回の入院歴がある。 1人暮らしである。体温38.2℃。 SpO2 93%(room air)。左の前胸部と背部下方とにcoarse cracklesを聴取する。胸部エックス線写真で左下肺野に浸潤影を認める。肺炎と診断し、入院することになった。
- これから収集する情報のうち、安全管理の観点から最も重要性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F015]←[国試_106]→[106F017]
[★]
- 55歳の男性。両側の手掌と足底に半年前から認める皮疹を主訴に来院した。鱗屑の苛性カリ(KOH)直接鏡検法で真菌を認めない。初診時の右足底の写真(別冊No. 5)を別に示す。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111B048]←[国試_111]→[111B050]
[★]
- 40歳の女性。健康診断で血圧高値を指摘され来院した。身長156cm、体重72kg。脈拍72/分、整。血圧164/96mmHg。尿所見:蛋白2+、糖(-)、沈さに赤血球5~10/1視野、白血球1~5/1視野、細菌(-)。
- 問診で重要なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102G045]←[国試_102]→[102G047]
[★]
- 英
- foreign、overseas、overseas
- 関
- 異質、外来性